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パイプ枕は洗濯可能?気持ちよい枕で快適な眠りを実現しよう

パイプ枕は、愛用者が多い人気の枕です。パイプ枕の特徴やメリットやデメリットを紹介します。また、快眠のためには、正しいお手入れ方法を知ることも大切です。パイプ枕の日常のお手入れや洗濯方法についても参考にしましょう。

目次

そもそもパイプ枕とは?

パイプ枕は愛用者が多い一方で、「使ったことがない」「どのような枕なのか分からない」という人もいるでしょう。パイプ枕がどのような枕なのか、特徴や魅力を紹介します。

中身にパイプ素材が採用された枕

パイプ枕は、ストローを短く切ったような筒状のパイプ素材が中に入った枕です。一般的に、ポリエチレンやエラストマーなどがパイプ素材として使われています。

一口にパイプ枕といっても、実際にはパイプ素材の大きさや硬さなど多種多様です。そのため、自分好みのパイプ枕が見つかりやすいのもメリットです。しかし、眠るときに頭を動かすとパイプが動く音が気になるという人もいるようです。

硬さや形状が種類豊富

「ホテルでは枕が違うからよく眠れない…」という人は少なくありません。このように、人それぞれ眠りやすい枕の形状や硬さが異なります。

パイプ枕は、硬さや形状が多種多様なため自分の好みや用途にぴったりの枕を見つけやすいのが魅力です。例えば、心地良さを重視するのであれば、小さくて柔らかいパイプ素材の枕が適するといわれます。通気性を重視するのであれば、大きく硬めのパイプ素材の枕が適するといわれます。

しかしながら、それぞれメリットだけでなくデメリットもあるため、両方を考慮して選ぶことが大切なポイントです。

パイプ枕のメリット・デメリット

パイプ枕は、他の枕にはない多くのメリットがあります。そのため、他の枕からの買い替えを考えている人もいるでしょう。しかし、デメリットもあるため両方を把握することが大切です。パイプ枕の主なメリットとデメリットを紹介します。

通気性が高く蒸れにくい

パイプ枕の大きなメリットは、通気性がよい点です。これは、パイプ素材が筒状で素材の1つひとつが空洞になっているためとされています。また、パイプ素材が硬いほど密着しすぎないため、通気性が高くなりやすいです。

パイプ枕は通気性がよい上に、ポリエチレンやエラストマーなどの素材でできているため、ダニやカビが発生する可能性が低いとされているのも魅力です。

高温多湿な梅雨や夏でも蒸れにくく快適に保てることは、睡眠にも影響するため、枕を選ぶ際の大切はチェックポイントといえるでしょう。

比較的安価で寿命が長い

パイプ枕は、他の枕と比較すると低価格で寿命が5年前後と長いため、コストパフォーマンスが高いこともメリットです。ただし、素材や使用頻度や使用方法などによって実際の寿命の長さは異なります。

例えば、柔らかい素材と硬い素材では耐用年数に差があります。一般的に、硬い素材の方がパイプがつぶれにくいため長持ちします。従って、ポリエチレン素材よりも柔らかめのエラストマー素材のパイプ枕の方が、3~5年と寿命がやや短くなる傾向にあります。

パイプ枕選びで耐用年数を重視する人は、硬めのパイプ素材の枕を選ぶと満足度が高いでしょう。

ゴツゴツとした硬めの感触

パイプ枕は、柔らかい感触から硬めの感触まで幅広くそろっています。しかし、柔らかい感触のパイプ枕でも、羽毛やポリエステル綿などに比べるとかなり硬めになります。

また、小さなパイプ素材がいくつも入っているため、どうしてもゴツゴツとした感触が気になる場合もあります。普段は柔らかい素材の枕に慣れているという人は、痛く感じたり心地悪く感じたりすることもあるでしょう。また、流動性が低いため肩や腰に負担が掛かり、肩や背中がこるという人もいるようです。

さらに、動くたびにパイプ素材が動く音がするのが、耳障りに感じる人もいます。従って、パイプ枕は実際に感触や音などを確認してから購入するのがおすすめです。

パイプ枕の洗濯方法 洗濯機編

一般的にパイプ枕は洗濯機で丸洗いできますが、念のため洗濯表示タグを確認しましょう。洗濯機を使ったパイプ枕の洗濯方法を紹介します。

基本の洗濯方法

パイプ枕を洗濯機で洗う際は、隅々までしっかり汚れを落とすために、できれば他の洗濯物と一緒ではなく単品で洗うのがおすすめです。水道代や電気代の節約のためなど、他の洗濯物と一緒に洗う場合は、枕がしっかり回るスペースがあるか確認しましょう。ある程度のゆとりがないと、十分に洗えない可能性もあるためです。

基本的な洗濯方法は他の洗濯物と同じですが、気を付けるポイントは『ドライコース』や『手洗いコース』『弱洗い』など、できるだけ優しい設定で洗濯をすることです。これは、洗濯中にパイプ枕の生地が破けて、パイプが飛び散ってしまうといったリスクを避けるためです。

また、パイプ同士がぶつかることによるダメージを防ぐことにもなります。

必ずネットに入れて洗濯を

パイプ枕は基本的に丈夫といわれますが、洗濯機で洗うときは、ダメージを最小限に抑えるために洗濯ネットに入れましょう。洗濯ネットを使うことで、前述のように生地が破れてパイプが飛び散ってしまうリスクを防ぐことにもつながります。

洗濯ネットは、100均などでも手軽に購入ができます。さまざまな大きさや形の物が販売されているので、パイプ枕がすっぽり入る洗濯ネットを選びましょう。

洗濯機、手洗い共通 上手な乾かし方

パイプ枕は洗濯機でかんたんに洗えますが、乾かし方にはコツが必要です。中のパイプは空洞になっているため、水が中に入りなかなか乾きにくいという特徴があるためです。

パイプの中の水気をしっかり取るために、定期的に枕を振ったり、向きを変えたりすることが大切です。具体的には、夏場であれば1時間置き冬場であれば2時間置き程度が目安です。

枕を干すときは、洗濯竿などにつるすのもよいですが、平らな所に置いて乾かす『平干し』がおすすめです。平干しの方がパイプ素材の密集度が低くなり、乾きやすくなるためです。

なお、完全に乾燥していない状態で使用してしまうと湿気によって雑菌が繁殖したり、臭いの原因になったりすることも考えられるため注意しましょう。

パイプ枕の洗濯方法 手洗い編

パイプ枕をしばらく洗濯していないときや汚れが目立つときは、手洗いがおすすめです。パイプ枕を手洗いする方法や注意点を紹介します。

基本の洗濯方法

かんたんな手洗いの方法でおすすめなのが、除菌や消臭にも役立つ『重曹』を使った方法です。まず、パイプ枕がすっぽり入る大きさのバケツやおけを用意しましょう。パイプ枕を中に入れたらお湯を注ぎ、洗剤用スプーン1杯程度の重曹を入れて溶かします。

漬け置きする時間は、汚れの度合いにもよりますが1時間程度を目安にしましょう。しっかりとすすいで水気を取り、前述の方法で干します。

漬け置きをした後に、洗濯機で洗う方法もあります。手洗いの場合は、すすぎに時間がかかってしまうことも珍しくありません。洗濯機を使えばよりしっかり洗える上に、洗剤が枕に残ってしまうリスクも避けられるでしょう。

お湯の温度にこだわって

お湯の温度により汚れの落ち具合が異なるため、漬け置きする際の温度に気を付けることも大切なポイントです。枕に付く汚れは、主に汗や皮脂などです。枕カバーを頻繁に洗濯していても、枕自体にも汗や皮脂が染み付きます。

汗や皮脂の汚れは、40~60℃のお湯で洗うと落ちやすくなります。また、40~60℃のお湯は、洗剤がしっかり溶けるため、洗剤が残ってしまう心配もありまません。

頑固な汚れと日常のお手入れ方法

清潔な枕は、睡眠の快適さを増します。そのため日頃から、適切なお手入れをすることが大切です。パイプ枕の洗濯の頻度など日常のお手入れ方法や、頑固な汚れ対策について紹介します。

洗濯の頻度

パイプ枕を洗う頻度は、使用環境や枕の状態によって異なりますが、一般的には6カ月に1回程度が目安とされています。しかし、パイプ枕は洗濯機で丸洗いできるなど、手入れがかんたんなため洗濯の頻度を高めることもできるでしょう。

特に高温多湿な梅雨や夏場は汗をかきやすいため、その分枕も汚れやすくなります。心地よく眠るためにも、常に枕を清潔に保っておくのがおすすめです。

パイプ枕は乾きにくいという特徴があるため、予備の枕がない場合は晴れた日に洗濯をする、または長時間干せるように朝早くに洗濯をするなど考慮しましょう。

臭い落しには酸素系漂白剤

汗や皮脂の汚れは、頑固で落ちにくいのが特徴です。そのため、パイプ枕を洗濯機で丸洗いしても、染みついた臭いが取りきれないこともあります。

臭い落としには、『酸素系漂白剤』がよく使われます。まず、パイプ枕が入る大きさのバケツなどに、お湯と洗剤、漂白剤を混ぜ合わせます。洗剤液にパイプ枕を入れ、30分~2時間程度漬け置きします。漬け置きが終わったら、洗剤液ごと洗濯機に入れ、前述の方法で洗濯します。

洗剤や漂白剤の分量については、各メーカーの表記を目安にしましょう。

日常のお手入れは天日干しでOK

パイプ枕の日常のお手入れは、布団と同じく定期的に干すことがおすすめです。枕の種類により干し方が異なりますが、パイプ枕の場合は『天日干し』をしましょう。天日干しは、パイプ枕に直射日光を当てる干し方になります。

パイプ枕はもともと通気性に優れていますが、汗や皮脂が付いたままでジメジメしていると、カビなど雑菌の繁殖につながることもあります。定期的に天日干しすることで、湿気がしっかり取り除かれ、清潔に保ちやすくなります。

まとめ

パイプ枕は、形状や硬さが種類豊富なため自分好みの枕が見つかりやすいのが特徴です。また、洗濯機で丸洗いができお手入れがかんたんなため、清潔に保ちやすいというメリットもあります。

さらに、通気性に優れているため、高温多湿の梅雨時や夏場もカビや雑菌の繁殖が起こりにくく、安心して使用できるのもうれしいポイントでしょう。

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