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東京でオーダーメイド枕が作れるのはどこ?おすすめをチェックしよう

市販の枕がしっくりこないと感じる人は、オーダーメイドを検討してみましょう。高さや硬さ、中の素材などを選んで、体形や好みに合った枕を作れます。枕をオーダーメイドするコツや注意点、東京都内でオーダーメイドができる店舗を紹介します。

目次

オーダーメイド枕の魅力

オーダーメイド枕 魅力

枕は良質な睡眠のためには欠かせない寝具です。このため、快眠をサポートする機能を持つ枕も、たくさん開発されています。

特にオーダーメイド枕は、睡眠の質にこだわる人に注目されています。オーダーメイド枕の魅力を具体的に見ていきましょう。

自分にぴったりの枕が作れる

体にフィットする枕を使うと、睡眠中の姿勢が安定するといわれています。より深く眠れる可能性がある他、肩こり・首こりにもいい影響があるようです。しかし、人によって体格や首のカーブの度合いなどが異なるため、市販の枕ではしっかりとフィットしないことがあります。

このため、『ここがもう少し高ければ』『高さはよいが、硬さが足りない』など、細かい部分に不満を覚える人も多いのではないでしょうか。その点オーダーメイドなら、測定した数値をもとに、理想的な高さに調整してもらえます。

枕の硬さや中の素材も自由に選べるので、自分の好みに合う枕が手に入ります。オーダーメイド枕の魅力は、体へのフィット感の高さと自由なカスタマイズにあるといえるでしょう。

購入後にメンテナンスも可能

市販・オーダーメイドにかかわらず、最初は寝心地がよかったのに、使っているうちに中身がへたってきたり、自身の体形が変わったりして合わなくなることがあります。

市販の場合は新しいものに買い換えるしかありませんが、オーダーメイド枕は店舗に持っていけば、高さや中身の調整をしてもらえます。一度買えば長く使える点も、オーダーメイドの魅力の一つです。

オーダーメイド枕で叶うことは?

オーダーメイド枕 メリット

オーダーメイド枕は、実際にどの程度までカスタマイズできるのでしょうか。素材など自分の好みを取り入れてもらいつつも、自分だけでは判断できない点がポイントになります。主なオーダー内容を見ていきましょう。

専門家が測定してくれる

最適な枕の高さは、頭の大きさや首の長さ、頚椎(けいつい)のカーブの度合いによって決まります。枕を選ぶ際には、実際に寝た状態で首と敷布団の間にできるすき間の大きさや、頭のフィット具合を確かめる必要があります。

しかし首の後ろを自分で測定するのは難しいですし、家族などに手伝ってもらっても、正確には測りにくいでしょう。オーダーメイド枕の店舗には、枕選びの専門家が常駐しており、頭や首のサイズを正確に測定してくれます。

同時に、睡眠に関する悩みや自宅の寝具の状況などをヒアリングして、専門家の視点であなたに最適な枕を提案してくれるでしょう。このため市販の枕を自分で選ぶよりも、高い満足感を得られるのです。

高さや形を選ぶことができる

オーダーメイド枕は、高さや形を自由に選べます。市販の枕の中にも、ある程度高さを調整できるものがありますが、形まで変えるのはなかなか難しいです。

オーダーメイドなら、測定した結果に基づいて最適な高さに調整できる上に、後頭部を固定する中央の凹み部分や両サイドの高さも変更可能です。

枕は中央部分が凹んでいる方が、後頭部が収まりやすくフィット感も高まります。しかし両サイドが高すぎたり、凹んでいる部分の面積が狭すぎたりすると、寝返りをうちにくくなってしまいます。

オーダーメイド枕は頭の形や大きさに合わせて変えられるので、寝返りがうちやすく、仰向きでも横向きでも正しい姿勢で眠りやすいでしょう。

素材を選ぶことができる

枕の硬さや重量感などは、中の素材によって変わります。素材は寝心地を左右する要素ですから、こだわりを持つ人も多いのではないでしょうか。

オーダーメイド枕では、中の素材も好きなものを選べます。柔らかい枕が好きな人は粒綿が、硬めの感触が好きならパイプやウッドチップがおすすめです。

柔らかな素材はへたるのも早いですが、オーダーメイド枕なら購入後もメンテナンスをしてもらえるので安心です。硬い素材も、硬すぎて首や肩に負担がかかることがないように、適切な分量に調整してくれるでしょう。

オーダーメイド枕の作り方

オーダーメイド枕 作り方

続いてオーダーメイド枕の作り方を紹介します。ただし細かい手順や測定方法などは、店舗によって異なります。一般的な流れを解説するので、店舗に行く前の参考にしましょう。

悩みなどをカウンセリング

まずはヒアリングシートに、『睡眠に関する悩み』や『普段使っている枕・マットレス』などの情報を記入します。記入内容に沿って枕選びのカウンセリングを行うので、相談したいことや枕への希望がある場合は、できるだけ詳しく書いておきましょう。

細かく体を測定

次に計測機器を使って、体を測定します。後頭部から頸椎・肩にかけてはもちろん、背中のカーブや腰のサイズ、体重まで細かく測定する場合もあります。

ここで測る数値は枕の仕上がりに影響するので、体の力を抜いて正しく測ってもらいましょう。測定後は実際に横になり、仰向きや横向きの姿勢などもチェックしながら、枕の高さや形を決めていきます。

好みの素材を選ぶ

測定が済んだら中に詰める素材を決めます。店舗には数種類の素材が用意されており、サンプルもあるので、感触を確かめながら選ぶことが可能です。

基本的には自分の好みで決めて構いませんが、何を選べばよいのか分からないときは遠慮なくスタッフに相談しましょう。あなたに合う素材をアドバイスしてくれます。

最終調整

カウンセリングの内容と測定した数値をもとに、スタッフが高さを決めて素材を詰めていきます。素材を詰め終えたら、いよいよ最終調整です。寝台に横になり、枕を当ててみて寝姿勢や寝心地をチェックしましょう。

ポイントは、あくまでもリラックスすることです。少しでも体に力が入っていると、実際の睡眠時と大きく異なってしまう可能性があるため、力を抜くことが大切です。

高さや硬さに不満があれば微調整を繰り返し、納得できる状態になったら完成です。カウンセリングから受け取りまでには、1時間ほどかかります。混雑状況や調整の回数によっては長引くことがあるため、時間に余裕を持ってでかけましょう。

オーダーメイド枕の店舗を選ぶポイント

オーダーメイド枕 店舗の選ぶポイント

オーダーメイド枕を扱っている店舗は、東京都内にもいくつか存在します。店舗によって測定の方法やアフターサービスの内容が異なるため、事前に調べておくことをおすすめします。店舗選びのポイントを見ていきましょう。

アフターサービスは充実しているか

アフターサービスが受けられるのは、オーダーメイド枕の大きなメリットです。ただし店舗によって、サービスの内容や期間、金額などが変わってきます。

アフターサービスのチェックポイントは下記の通りです。

  • 中身の交換や高さ調整にどの程度対応しているか
  • 無料で調整してくれる回数や期間
  • 有料になる場合の価格

枕の耐用年数は、中の素材や使用条件によって変わります。素材の耐用年数に応じて適切にメンテナンスをしてくれる店舗なら、安心といえるでしょう。

また、使っているうちに体形が変わったり、マットレスを買い換えたりして、枕の高さが合わなくなることもよくあります。そのような場合でも無料で調整可能かどうか、『有料の場合はいくらかかるのか』をしっかりとチェックしておきましょう。

実際に足を運べる店舗がおすすめ

カウンセリングやアフターサービスのことを考慮すると、自宅の近くなど、実際に足を運べる店舗がおすすめです。枕は意外にかさばるので、車がある人は車で持って行けるように駐車場がある店舗を選んでもよいでしょう。

ただし店舗でのオーダーメイドは価格が高いのがネックです。店舗への往復時間や枕の作成時間を合わせると、半日程度かかることもあるため、なかなか行くチャンスがないかもしれません。

価格を抑えたい人や多忙な人は、ネット注文の利用を検討するのもありです。

東京にあるオーダーメイド枕の人気店舗

オーダーメイド枕 東京 人気店舗

東京都内にある、オーダーメイド枕の人気店を紹介します。オーダーメイドの枕を作りたいと思っていた人は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

寝具の総合メーカー「東京西川 オーダーメイドピロー」

西川では側生地の素材が異なる、2種類のオーダーメイド枕を用意しています。一つはシンプルなニット生地の『fits』、もう一つはコットン100%のキルティング生地を使用した『自遊自材』です。

ただしそれぞれ取扱い店舗が違うので注意が必要です。東京都内では『fits』は8店舗、『自遊自材』は24店舗で取り扱っています。

枕は2層構造で、上下それぞれ七つのパートに仕切られています。体の測定結果をもとに、計14カ所の部屋に適量の素材を詰めることで高さを自在に調整する仕組みです。中の素材は硬さに応じて、6種類から選べます。

幅約70cmとゆったりとしたサイズで、寝返りをうちやすいのもポイントです。購入後は一定期間、無料で高さ調整のアフターサービスを受けられます。(無料期間は店舗により異なります)

公式サイト:西川のオーダーメイドピロー 世界でたったひとつの、あなただけの枕を。

質のよい睡眠へ導く「枕工房 待夢」

『枕工房 待夢(たいむ)』は新宿区神楽坂にあるイージーオーダー枕の専門店です。形やサイズが異なる4種類の枕から一つを選んで、体格に合わせて高さを調整してもらいます。

中の素材は『エラストマーパイプ』『備長炭パイプ』『フラボノイドパイプ』の3種類です。パイプは通気性が良く、ホコリやダニの発生も少ないため、衛生的に使えます。

『1年間の無料高さ調整サービス』と、抗菌・防臭加工をした専用枕カバー付きです。

公式サイト:枕工房 待夢(たいむ)│神楽坂のイージーオーダー枕(まくら)専門店

全身を測定して理想的な枕に「じぶんまくら」

全国に100店舗、東京都内には5店舗展開しているオーダーメイド枕の専門店です。『立っている姿勢が最も楽な寝姿勢である』という理論に基づき、立ったままで体の5カ所を測定します。

測定には独自のコンピューターシステム『フィッティングスリーパー』を使い、体形の違いや体重までも考慮しながら理想的な枕に仕上げます。

『ライト』から『頂』まで4タイプがあり、予算に合わせて選べるのも魅力です。中の素材は8種類から選択でき、製品が寿命を迎えるまでは何度でも無料でメンテナンスしてもらえます。(ライトタイプのみ有料です)

公式サイト:じぶんまくら

枕・敷布団をトータルで提案「ロフテー枕工房」

枕だけでなく、敷布団も自分に合うものを選びたいという人には『ロフテー枕工房』がおすすめです。『エアーウィーブ』のマットレスとロフテーの高機能枕をトータルで提案してくれます。

九つのユニットで構成された『9セルピロー』や低反発タイプなど、枕のラインアップも豊富です。アフターサービスはありませんが、枕の素材ごとにメンテナンス方法や交換時期を印字したラベルを付けてくれます。

ラベルの内容に従ってお手入れをし、交換時期を迎えたら買い換えるシステムです。店舗は東京都内に26店あります。

公式サイト:LOFTY(ロフテー)公式|枕(まくら)・抱き枕・オーダーメイド枕の専門店

ネット注文ができるオーダーメイド枕

オーダーメイド枕 ネット注文

ネットで注文するオーダーメイド枕は、専門家による測定ができません。アフターサービスも、店頭で購入するものに比べると十分とはいえないところがデメリットです。

しかし、オーダーメイド枕を作りたくても店舗まで行く時間を確保できない人や、予算が限られている人は、ネット注文はとてもありがたい手段でしょう。

ネット注文のデメリットを、可能な限りカバーしてくれるおすすめの店舗を紹介します。

自分で高さ調整が可能「まくらぼ オーダー枕ライト」

『まくらぼ』はオーダーメイド枕の専門店で、東京都内にも7店舗を展開しています。『オーダー枕ライト』は、まくらぼのオンラインショップで販売している『高さの調節ができる枕』です。

ファスナーで枕を開き、内部にタオルなどを詰めて自分で調整できます。また、購入から1年以内であれば、近くの店舗で無料で高さ調整をしてもらえます。

側生地は通気性に優れたハニカム構造のキルト生地で、洗濯機で丸洗いも可能です。

公式サイト:オーダーメイド枕ライト | まくらぼオンラインショップ

素材や高さが選べる「エムール 9種類から選べる フッティング枕 エムピロ」

『エムピロ』は高さを3種類、中の素材を3種類の計9種類から好きなタイプを選べる枕です。ショップのサイトから頚椎の高さを計測するためのスケールをダウンロードして、自分で測定して注文します。

素材は『低反発ウレタンチップ』『ソフトパイプ』『そば殻』から好きなものを選びましょう。パイプのみ、届いた後で高さを調整可能です。側生地は肌触りのよい綿100%です。

オーダーメイド枕を作る際の注意点

オーダーメイド枕 注意点

オーダーメイド枕を作る際には、気を付けたいポイントがいくつかあります。購入前と購入後、それぞれの注意点を具体的に見ていきましょう。

オーダーメイド枕を作る際の服装

店舗でカウンセリングや測定をするときは、服装と髪型に注意が必要です。枕を作るのですから、できるだけ寝るときの状態に近い服装や髪型で行きましょう。

たとえばタートルネックやフード付きの服では、首周りのサイズを正確に測れません。Tシャツや薄手のニットなどの、シンプルな服装が理想です。

また、枕を最終調整するときは実際に仰向きになったり、寝がえりをうったりします。体にまとわりつくようなロングカーディガンや、フレアスカートなども避けるようにしましょう。髪が長い人は、後ろでまとめずに下ろしておきます。

マットレスの硬さを確認

理想的な枕の高さは、寝ているマットレスの硬さによって変わります。このため、店舗のマットレスの硬さが自宅のマットレスと違う状態で最終調整を行うと、実際に使用する際に高さが合わなくなってしまう可能性があります。

店舗ではカウンセリングのときに自宅のマットレスの硬さや使用年数、素材などを聞かれます。枕を作りに行く前に、必ず確かめておきましょう。

しばらく様子をみてみる

枕が新しくなると、高さや硬さに慣れず、違和感を感じることもあります。しかしすぐに再調整をしてもらっても、同じ結果になる可能性が高いでしょう。

新しい枕に慣れるまでは短くても2週間ほどかかるため、多少の違和感を感じてもしばらくは様子をみることをおすすめします。それでも寝心地がよくならない場合は、店舗に相談して高さを調整してもらいましょう。

まとめ

枕の好みは人それぞれです。楽に眠るための高さや形も人によって異なります。市販の枕では満足できないという人は、決して少なくないのです。オーダーメイドなら、体形にぴったりとフィットする、あなただけの枕を作れます。中の素材や側生地も選べるものが多く、好みに限りなく近い枕に仕上がるでしょう。

また、オーダーメイド枕は基本的に購入から一定の期間に限り、無料でメンテナンスをしてもらえます。使っているうちに高さなどが合わなくなっても、調整できる点が魅力です。

ただしオーダーメイド枕を作るためには、店舗に足を運んで専門家に測定・最終調整してもらう必要があります。ネットで注文できるものもありますが、アフターサービスを受けるなら、東京都内にある自宅から行きやすい店舗を探しておくとよいでしょう。

オーダーメイドならではのメリットを生かして、快適な枕を手に入れましょう。

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