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【まとめ】枕を選ぶポイントは?高さや硬さ・素材もチェックしよう

枕を選ぶときに「なんとなく良さそうなもの」「予算に合うもの」で探している人もいるかもしれません。しかし、ポイントを抑えて選ぶことで、自分に合う枕を見つけやすくなります。枕を選ぶポイントについて見ていきましょう。

目次

睡眠の質を高める枕

枕はただ頭を支えるだけの寝具ではありません。自分に合った枕を使用することで、睡眠の質を高めてくれるといわれています。まずは枕について基本的な知識を学びましょう。

正しい寝姿勢を保つことが大切

枕は、マットレスなどと同様に眠るときの姿勢維持のポイントになるアイテムです。

立っているときの人間の背骨(脊柱)を側面から見ると『ゆるやかなS字カーブ』を描いており、これにより重さのある頭や上半身を支え体の負担を最小限に留めているそうです。

睡眠時は『立っているときと近い状態』を保つことが理想といわれています。仮に枕を使わない状態で仰向きに寝てみると、枕と寝具の間には隙間ができてしまい、姿勢が乱れてしまうこともあるそうです。

枕はこの隙間を埋めて、直立したときに近い姿勢=理想の寝姿勢を保つことを目指しています

人によって合う合わないがある

枕と一口に言ってもアイテムによって特徴はさまざまです。人気の商品が必ずしもよいというわけでなく人によって合う合わないものがあることは知っておかなければなりません。

1つ例を挙げると、頭を乗せる部分に高さのある枕は後頭部が丸い欧米人向きで、後頭部が平たい日本人にはあまり向いていないといわれています。

枕が合わないと思いながら漫然と使用を続けると、肩こりや首こりなど体のトラブルを引き起こす可能性があり、結果として睡眠の質を落とすことにも繋がるそうです。

一人ひとり体のバランスが違うように、合う枕も人それぞれです。「人気の枕だから」「安く買えるから」と選ぶのではなく、自分と相性のよいものを選ぶことが重要といえます。

枕の寿命はどれくらい?

枕の寿命の目安は『2~3年』が目安と考えておきましょう。これは枕に使われている素材や使い方、お手入れの頻度で前後するそうです。

同じ枕を使い続けるとへたって形が変わってしまい、枕の『正しい寝姿勢を保つ』という役割を果たせなくなってしまうでしょう。衛生的にも好ましくありません。

「へたった状態でも使えれば問題ない」と思うかもしれませんが、快適な睡眠環境を整えるためにも、寝心地が悪くなったと感じたタイミングで交換を検討しましょう

枕の高さをチェック

枕の高さが高すぎると顎が上がって肩や首の筋肉に負担がかかり、低すぎる枕は首をしっかり支えられないことで、体に負担がかかりやすいといわれています。

自分に合う高さを選ぶためのチェックポイントを見ていきましょう。

性別や体格で適切な高さは異なる

性別や体格による違いにも注目してみましょう。首をサポートする曲線の深さの違いは男女で差があるといわれており、男性はこの曲線が深い傾向があるそうです。

一般的に高めの枕は首をサポートする曲線が深い傾向にある男性を始め、体格がしっかりしている人や日常的にフィットネス週間があり筋肉量の多い人と相性がよいといわれています。

一方、低めの枕は首をサポートする曲線が浅い傾向にある女性や子ども・お年寄り・細身の体型の人に向いているといえそうです。

寝た時の姿勢を確認

寝姿勢(睡眠時の姿勢)も枕の高さを知る上で確認しておきたいポイントです。寝姿勢は大きく仰向き・横向き・うつ伏せがありますが、それぞれ快適に感じる高さは異なるといわれています。

これは寝姿勢によって体の向きが異なることが関係しているそうです。仰向きの場合は枕に対して体が下に向いていますが、横向きの場合は枕に対して体が横にいています。

そのため仮に高さが等しい枕を使っていても、仰向きではベストな高さだと感じても横向きでは「高すぎる」など、高さに違和感を感じることもあります。

心地よい睡眠環境をつくるためには、自分が寝ている時の姿勢をチェックしながら寝具を選ぶのがよいといえそうです。

枕のサイズの適正は?

枕のサイズを感覚で選んでいる人も多いのではないでしょうか?

より快適な睡眠環境を求めるのであれば、枕のサイズ選びの目安やサイズ別の特徴をしっかり確認しておきましょう。

枕のサイズの目安

シングルサイズ(43×63cm)・セミダブルサイズ(50×70cm)・ ダブルサイズ(43×120cm)が枕の定番サイズです。

標準的なサイズはシングルサイズですが、自分の体のサイズを考慮して選ぶのがよいでしょう。

普通体型の人はシングルサイズ、体格が大きな人やゆとりをもって眠りたい人はセミダブルサイズやダブルサイズが適しているでしょう。

2人以上で寝る・ゆとりをもって眠りたいという人は、大きめのダブルサイズを選ぶなど使うシチュエーションに合わせて選ぶのも手です。

ただし、小さすぎる枕は首をしっかり支えられなかったり寝返りを打つときに頭が落ちてしまったりする可能性があります。ゆとりを持ったサイズを選びましょう。

サイズ別の特徴

標準的なシングルサイズはポピュラーなサイズなので、商品のバリエーションが豊富で多くの選択肢があります。枕のデザインや素材を好みにあわせて選べるため、インテリアや他の寝具に合うものを見つけやすいでしょう。

セミダブルサイズはシングルよりもやや大きな枕です。寝返りを打ちやすく、ゆったりとした寝心地を満喫できるでしょう。

ダブルサイズはシングルサイズと高さは変わりませんが、幅が広いためパートナーと使用するのに向いているサイズといえます。もちろん1人で快適に眠りたい人にもぴったりです。

枕の硬さを選ぶポイント

枕にの硬さを意識したことはありますか?寝心地の良さを追求する上で、枕の硬さは重要です。

ここではそれぞれの硬さの特徴や自分に合う硬さを選ぶポイントをチェックしましょう。

柔らかい枕の特徴

柔らかい枕は頭を優しく包み込むようなフィット感のある寝心地が特徴です。まるで頭が浮かぶような気持ちよい眠りにつけるといわれています。

ふわふわしたものやもちもちしたものなど、柔らかさにも種類があるため、自分が心地よいと感じるものを選ぶとよいでしょう。

ただし、柔らかすぎる枕は頭が沈み込みやすく、首を正しく支えることができません。首や肩に負担がかかってしまうことで、寝起きの痛みや不快感に繋がることもあるといわれています。

柔らかい寝心地はふんわり包み込まれるようなリラックス感が魅力ですが、程よく硬さもある方がよいでしょう。

硬い枕の特徴

頭や首をしっかり支えてくれることで、安定感のある眠りにつきやすいことが硬い枕の特徴です。加えて適度な硬さがあることで、寝返りを打ちやすいともいわれています。

柔らかい枕と比べるとへたりにくく寿命が長いものが多いことも嬉しいポイントです。メンテナンスしやすいものも多く、長く使いやすいといえます。

硬すぎる枕は首や頭を圧迫してしまうことがあり、頭痛や肩こりなどを引き起こす可能性もあるため要注意です。

寝起きの不快感や痛みが気になるようであれば、枕の硬さを見直したほうがよいかもしれません。

首から後頭部にフィットするかも重要

枕の硬さの好みや感じ方は人によって異なります。例えばあなたが「硬い」と感じる枕でも、ある人にとっては「柔らかい」と感じることもあるでしょう。

基本的には好みの硬さを選んでよいといわれていますが、最低限『枕が首と後頭部にフィットしている』かどうかは考慮して選ぶことが重要です。

フィットしていない枕は、首や肩に負担がかかりやすく睡眠の質を低下させることにも繋がる恐れがあるのです。

どの硬さが自分に合うのか確かめるためにも、購入前に枕の寝心地を確かめておくと失敗を避けられるでしょう。

枕の素材はなにがいい?

自分に合った高さや硬さを選ぶことも大事ですが、扱いやすい素材のものを選ぶことも同じくらい重要です。

頻繁に買い換える機会も少ない寝具なので、それぞれの素材について知り自分に合うものを見つけましょう。

お手入れのしやすさを確認

枕は毎日使うものであり寝汗やフケなど汚れがつくことも多いです。放置するとダニやカビの温床になることも考えられるため『お手入れやがしやすいかどうか』も確かめておきましょう

そばがらや高反発ファイバーのような通気性のよいものは湿気がこもりにくく、メンテナンスの手間をかかりにくいといわれています。

洗濯できる素材であれば定期的なお手入れもしやすいでしょう。基本的にポリエステル綿・高反発ファイバー・パイプ・ビーズなどは洗濯できるそうです。

素材のなかには洗濯に対応していないものもあります。誤って洗濯してしまうと素材のダメージや寝心地の悪化に繋がるため、事前に商品説明や洗濯タグをチェックしておきましょう。

使用感も重要

素材によって枕の使用感は変わります。お手入れのしやすさや自分に合う硬さかどうかを加味しつつも、好みの使用感のものを選ぶとよいでしょう。

一口に柔らか使用感といえども、羽毛のようにふかふかとした柔らかさがあるものや低反発ウレタンのようにもちっとフィット感のある柔らかさのものがあるのです。

一方、硬い使用感のものは高反発ウレタンのように高い弾力性で安定感のある硬さのものがあれば、そばがらのようにゴツゴツとした硬さが特徴の枕があります。

好みの使用感は実際に使用してみなければわかりません。購入前に枕の上に寝てみる・触り心地を確かめるなどしておくとよいでしょう

素材別の特徴

枕の素材はバラエティーに富んでおり、素材ごとに異なる特徴や使用感があります

羽毛(ダウン)はふわふわとした柔らかさがあり、夏は涼しく冬は暖かいことで年間を通して使いやすい素材です。通気性や吸湿性にも優れています。

低反発ウレタンは『体圧分散(体にかかる圧力を分散する機能』に優れており、使う人の体格や寝姿勢に合わせてフィットしてくれる素材です。

高反発ウレタンは弾力性に富んでいて、反発力を活かして寝返りをサポートしてくるといわれています。

そばがらは古くから日本で親しまれてきた素材です。通気性と吸湿性が抜群で蒸れや暑さが気になる時期に使用すれば、快適な就寝環境を整えてくれるでしょう。

睡眠時の悩みは枕のせい?

「起きたときに体が痛いときがある」「スッキリ寝た感じがしない」など寝起きに体の不調を感じるのは、ひょっとすると枕がかかわっているかもしれません。

枕が合わないことで起こりうる睡眠時の悩みや対処法を見ていきましょう。

肩や首がこる

後頭部が圧迫されている・首と寝具の隙間が埋まっていない状態で眠ると、肩や首のこりを誘発する可能性があるといわれています。

肩や首のこりが気になるようであれば、枕の形状を見直してみるのも手です。頭を乗せる部分がへこみ両サイドは高めに設計されている凸凹型の枕は、肩や首への負担がかかりにくいといわれています。

また、ハートを逆さにしたような形状の枕は、首周りのボリュームが控えめで圧迫感がないそうです。

いびきをかいてしまう

いびきをかく原因はいくつかあるといわれていますが、枕の高さがあっていないことも1つの原因になり得ると考えられています。

高すぎる枕を使用していると、顎が引いた状態になり気道が圧迫されてしまうことによって、いびきが起こることもあるといわれています。

いびきをかいているときはスムーズに呼吸ができていない状態にあるそうです。睡眠の質が低下しやすく、寝起きが悪くなったり熟睡感を妨げたりする可能性もあるでしょう。

「最近スッキリ眠れない」と感じるようであれば、枕の高さを見直してみることをおすすめします。

妊婦さんには抱き枕が人気

妊娠中はお腹が圧迫されることで「寝苦しさを感じる」「寝姿勢に悩む」という人も少なくありません。寝姿勢をサポートしてくれる抱き枕は、そんな寝苦しさを感じる妊婦さんに人気を集めているそうです。

腕や頭をのせることで楽な姿勢をとれるもの・頭までしっかり支えてくれるものなど、いくつかのタイプがあるため睡眠時の悩みに合うものを見つけましょう。

妊婦さん用の抱き枕のなかには授乳クッションや赤ちゃんの背もたれとして使えるタイプもあります。出産後もサポートしてくれることで長く使えるでしょう。

人気ブランドのおすすめ枕

人気ブランドの枕は品質や性能が高いものが多くあります。「長く愛用できるものを見つけたい」「よりよいものを使いたい」という人に向けて、人気ブランドの枕を紹介します。

高さと硬さ調整が可能「エアウィーヴ ピロー」

エアウィーヴは『The Quality Sleep(質の高い眠り)』をスローガンにかかげ、睡眠環境の質を高める商品を展開している日本の寝具メーカーです。

こちらの枕はU字型にくり抜かれたシートを出し入れすることで、枕の高さや硬さを調節できます。体格や寝具に合わせて適切な高さに調節できることはメリットといえるでしょう。

『エアファイバー』と呼ばれる独自素材を使用していることもポイントです。通気性に優れており、水洗いできるため清潔な状態を保ちやすいでしょう。

世界で愛される「テンピュール オリジナルネックピロー」

テンピュールは世界でトップクラスのシェアを誇るスウェーデン生まれの寝具メーカーです。

宇宙開発機構『NASA』の技術を活用して開発された独自素材『テンピュール』が用いられています。使う人の体温や体重に合わせてフィットする特性があり、圧迫感を感じくい仕様です。

首周りにボリュームがある波形の形状は、頭部から首筋に沿うことで、リラックス状態で眠れるといわれています。

オーダーしたかのようなフィット感「マニフレックス 枕 高反発」

マニフレックスは高反発マットレスで有名なイタリアの寝具メーカーです。

独自の高反発素材『エリオセル』を使用しています。硬すぎず柔らかすぎない使い心地で、使う人に合わせてフィットしてくれるそうです。

まるで自分用にオーダーしたかのような、自然な使い心地を満喫できるでしょう。一般的な枕よりも大きなサイズも特徴の1つで、肩から乗せることで首や肩の負担を軽減してくれるとわいれています。

低反発と高反発素材のおすすめ枕

柔らかめの低反発素材と硬めの高反発素材は、どちらも人気の素材の枕です。それぞれのおすすめ商品をチェックしましょう。

水のようななめらかさ「トゥーベスト トゥルームーンピロー」

独自製法の『GEL』とウレタンが融合した素材を使用している低反発枕です。GELの持つしっとりなめらかな特性が、まるで水面に浮かぶような快適な寝心地を提供してくれるでしょう。

専用カバーには『モダール生地』を採用しています。ドレープ性があることで、枕本体のなめらかな使い心地と合わさり、しっとりとした感触になるそうです。

加えて吸放湿に優れており、植物由来の繊維のため敏感肌の人でも使いやすいといわれています

仰向きと横向きどちらも快適「京都 西川 低反発 枕」

マシュマロのようなもちもちした柔らかさがある低反発ウレタンを使用した低反発枕です。金型を使い枕1つひとつ発泡させる『モールド製法』で作られており、一般の枕とは異なる独自の柔らかさがあるといわれています。

側面から見ると波を打っているかのように高さに差があり、向きを変えるだけで仰向き・横向きのどちらでも快適に眠れるそうです。また、両サイドがやや高い作りになっており、これにより寝返りが打ちやすいといわれています。

丸洗いができる「アイリスオーヤマ エアリープラスピロー」

95%が空気できた新素材『エアロキューブ』を使用している高反発枕です。チューブ状の繊維のため、通気性が高く枕本体・カバーともに丸洗いできます。お手入れしやすいため、清潔な状態を保ちやすく便利です。

頭の重さを適度に押し返してくれる反発力があることもポイントです。頭や首が沈み込みすぎず理想の寝姿勢を保つ手助けをしてくれるでしょう

波型の形状で向きを変えることで枕の高さが変わります。自分に合った高さや寝姿勢に合わせて向きを選ぶことができるので、好みにあわせて調整するとよいでしょう。

頭をしっかりと支える立体構造「AYO 高反発枕」

たっぷり詰まった羽毛の反発力と復元力が柔らかくもしっかり頭を支えてくれる高反発枕です。まるで高級ホテルの枕のような、ふかふかとした寝心地を毎日体感できるでしょう。

「枕が高い」と感じた場合は羽毛を出し入れすることで、高さを調節することもできます。サイドのファスナーから取り出すだけなので手間がかからないこともポイントです。

洗濯機洗いに対応していることも特徴といえるでしょう。洗った後はしっかり叩いて干すことで、ふわふわの使い心地に戻るといわれています。

羽毛と羽根素材のおすすめ枕

羽毛を使用した枕は、他の素材と比べて柔らかな使い心地のものが多いです。頭を乗せた瞬間の軽やかな感触は、毎日の就寝タイムをよりよいものにしてくれるかもしれません。優しい寝心地が好みの人と相性がよいでしょう。

ふかふかな寝心地「エムール リッチダウンピロー」

ダック(あひる)とグース(ガチョウ)からとれたダウン&フェザーをそれぞれ50%ずつ配合しているボリュームと高級感がある枕です。

柔らかいダウンとしっかりしたフェザーを配合することで、ボリューム感を出しつつ頭や首のサポート力もあることがこちらの枕の魅力といえるでしょう。

肌に直接触れるカバー部分は綿100%を採用しています。なめらかな肌触りを叶えつつ、安心の天然素材を使用していることがこだわりのポイントです。

こだわり素材を使用「SANUKI ダウンピロー」

熟練の布団職人が手作業で仕立てたこだわりの羽毛枕です。頭を乗せた瞬間重みでふわっと沈み、高さをほとんど感じないふかふかの寝心地を楽しめるでしょう。

天然100%の『ピュアホワイトダックダウン』と通気性・弾力性に優れた『スモールフェザー』を使用することで、夏は蒸れず冬は暖かいオールシーズン仕様です。

羽毛は透明度が100mm以上になるまで繰り返し洗浄されています。これにより柔らかさを保ちながらも羽毛特有の臭いを最小限に留めているそうです。

高級ホテル仕様「ムーンムーン ザ・ホテルピロー」

柔らかくも弾力性に富んでいるグースフェザーを使用しています。頭や首をサポートしつつもふんわりと優しく包み込んでくれるため、高級ホテルにある枕のような上質な寝心地に変えてくれる枕です。

こちらの枕は『圧縮回復性(圧縮してから元に戻ること)』が早いといわれています。持ち運ぶときは圧縮してコンパクトにすることができ、使用するときはすぐに元のふかふかの状態に回復するため便利です。

中のフェザーを取り出すことで高さを調整できます。ぴったりの高さにすれば、オーダーメイドしたかのような自分好みの枕にできるでしょう。

  • 商品名:ムーンムーン ザ・ホテルピロー
  • Amazon:商品ページ

パイプ素材のおすすめ枕

ストローを切ったような形状のパイプ素材は、通気性や耐久性が高いことが特徴です。枕素材のなかでも硬めの使い心地のため、「しっかりとした硬さがよい」という人に向いています。

やや硬め「昭和西川 まくら」

首元と後頭部を乗せる部分の高さが異なることで、仰向き・横向きのどちらの寝姿勢にも対応している枕です。『肩口アーチ構造』でスムーズに寝返りを打ちやすいといわれています。

中材は硬さのあるパイプ、側地はポロシャツにも用いられるカノコ生地をしています。どちらも自宅で水洗いできるため、いつでも快適な状態で眠りやすいでしょう。

高さが合わない場合は調整シートを出し入れすることで、好みの高さに調整できることもポイントです。さらにパイプの補充パックも付属しており、硬さをアップすることもできるでしょう。

通気性に優れた「EFFECT ハードパイプまくら」

数十種から厳選されたハードパイプは絶妙な硬さがあり、首や肩をしっかり支えてくれるでしょう。厳選された素材を用いて職人が一つ一つ丁寧に製作している安心の国産品です。

ホコリが出にくいといわれており、通気性もよいためカビやダニが発生する心配もありません。側地にメッシュ生地を使用しており、風通しがよくなることで蒸れを感じにくくより通気性を高めています。

防臭効果のある「トゥーベスト パイプ枕」

『竹炭』を練り込んだ黒色のパイプを使用しています。パイプ本来の通気性のよさはそのままに、防臭・抗菌・防ダニ効果を向上しているそうです。

洗濯ネットに入れるだけで丸洗いできる手軽さも魅力といえます。汚れが気になったタイミングで洗えばよいため、いつでも清潔に使えるでしょう。

枕のサイドについているループに紐を通すことで、枕の高さを固定できます。型崩れも防止して快適な寝心地をキープしやすくなっているそうです。

枕を長持ちさせるケア方法  

枕は使い方によって寿命が前後することがあります。長持ちさせるためには、適切なケアをしてあげることが大事です。

枕を衛生的に使うことにも繋がり、睡眠時にの蒸れや臭いなどの不快感も軽減できるでしょう。具体的なケア方法を解説します。

カバーや枕を洗う  

直接肌に触れる機会が多いカバーは『週に1~2回』、枕本体は『半年に1回』を目安に洗いましょう

枕は洗濯できるものとそうでないものがあるため確認が必要です。素材によって『洗濯機にかけられるもの』『手洗いのみ可能なもの』『水洗いができないもの』があるため、洗濯前に『洗濯タグ』をチェックしておきましょう

洗うときは中性洗剤を使用しますが、『おしゃれ着用洗剤』を使用すると、よりダメージを抑えてくれるそうです。また、洗濯機で洗うときはダメージを防ぐためにも『洗濯ネット』に入れておきましょう。

生乾きは使用感を悪くするため、完全に乾かしてから使用することが大切です。

定期的に干して乾燥を

定期的に干すことで湿気や嫌な臭いを取り除けるといわれています。湿気が取り除かれると、カビやダニを抑制することにも繋がるそうです。『週に1回』を目安に干すようにしましょう

枕の干し方は日光に当てる『天日干し』・日光を避け日陰で干す『陰干し』があります。低反発ウレタンや羽毛などは陰干しが適しているそうです。ポリエステル綿やそばがらは、天日干しすることで素材をしっかり乾燥させるとよいといわれています。

素材によっては日光に当てるとダメージを負うものもあります。洗濯タグや取扱説明書を確認しておきましょう。

枕の正しい使い方 

よい枕を購入しても使い方を誤っていれば、枕本来の機能や使い心地を活かせません。では、どのようにして使えばよいのでしょうか?枕の正しい使い方について見ていきましょう。

隙間をつくらない  

枕の正しい使い方は寝具と首の隙間を埋めることです。隙間ができてしまうと寝ている間、首や肩が休まらず肩こりや首こりなどの体のトラブルを引き起こす可能性があるといわれています。

隙間を埋めるようにして使うことで、頭の重さを分散して快適に眠れるようになるそうです。首が枕に乗った状態で肩が枕の裾につく姿勢をとることで、首と枕の隙間ができにくいでしょう。

上記の姿勢でも隙間ができてしまうようであれば、もしかすると枕の高さや硬さが合っていないのかもしれません。

間違いやすい枕の向き

手前と奥で高さが異なる枕の場合、使用する向きを誤ってしまう人も少なくありません。特に低い方に首元を乗せ、高い方を頭にくるような使い方は誤った使い方の代表ともいます。

この形状の枕の正しい使い方は、高い方を首元・低い方が頭です。高い方が首にしっかりフィットすることで、自然な寝姿勢を保つ手伝いをしてくれるといわれています。

ただし、前後や左右を入れ替えることで高さを変えられる枕の場合はこの限りではありません。使い方に迷ったら商品説明や取扱説明書を確認すると安心です。

おすすめの枕カバー  

枕カバーは枕本体を汚れから守ってくれるだけでなく、通気性や寝心地を向上してくれるものもあります。

「なくても問題ない」と感じるかもしれませんが、使用することで使い心地や手入れのしやすさが変わるため、なるべく使用することがおすすめです。

暑い季節に「ナイスデイ ひんやり 枕カバー」

特殊な繊維『ALCOOL SUPER』が持つ『接触冷感』機能が肌の熱を奪うことで、ひんやりとした使い心地になる枕カバーです。

エアコンで冷やしておくとひんやり度がアップするといわれています。暑さが厳しい季節に使用すれば、ずっと触れていたくなるほど涼しさを提供してくれるでしょう。丸洗いできるためたくさん汗をかく季節にぴったりです。

シンプルで使いやすい「アイリスオーヤマ 枕カバー」  

絹100%で心地よい手触り、シンプルなデザインで良心的な価格が魅力です。また、ファスナーが全開する開口部の大きいつくりをしているため枕の洗濯・交換が容易に行えます。

カラーリングは他の寝具や部屋の雰囲気にあわせて選べる8色展開です。安価でも心地よく使える枕カバーを求めてる人におすすめです。

シルクのような肌触り「ネヤス ピローケース」

綿100%生地をサテン織にすることで、まるでシルクのようななめらかな肌触りを実現している枕カバーです。吸水性や通気性にも優れ快適な寝心地を提供してくれるでしょう。

枕に被せるようにして使う『合わせ式』のカバーです。しっかり枕を包んでくれることで、就寝時にずれてしまう心配がありません。

ネイビー・グレー・シルバーグレー・ブラウン・ブラック・ホワイト・ピンクとカラー展開が豊富なことも魅力です。

まとめ

自分に合う枕を選ぶことは、毎日の睡眠をよりよいものにすることに繋がります。自分の好みのデザインや触り心地、予算で選ぶ人も多いかもしれませんが、自分に合う硬さや高さも考慮して選ぶとよいでしょう。

悩んだときは実際に使い心地や寝心地を確かめると間違いありません。通販で購入する場合は、現在使っている枕の改善したいポイントや硬さを踏まえて、商品説明やレビューを見て購入すると失敗を避けやすいです。

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