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高反発枕の選び方とおすすめ6選!お手入れ方法もチェック

「高反発枕」は、反発力に優れた硬めの寝心地が魅力です。首や肩をしっかり支えてくれるため、理想の寝姿勢をキープしやすいといわれています。高反発枕を選ぶときはどのようなことに気を付けるとよいのでしょうか?ポイントやおすすめ商品を紹介します。

目次

「高反発枕」と「低反発枕」の違い

高反発枕 低反発枕 違い

枕を選ぶときに悩みがちなのが「高反発枕」と「低反発枕」のどちらを選ぶかです。この二つの大きな違いは『反発力』にあります。それぞれの特徴や寝心地の違いをチェックしてみましょう。

しっかり支える「高反発枕」

「高反発枕」は反発力が高く、寝返りをサポートしてくれるといわれています。

『日本工業規格(JIS)』によると、反発弾性50%以上のものが「高弾性」に当てはまります。高反発素材は手で押したときに沈みにくく、すぐに元に戻る性質があります。

この反発力の高さがあることで、適度な硬さが感じられ『頭や首をしっかり支えてくれる』ことが特徴です。体に負担がかかりにくく、理想の寝姿勢をキープしやすいと考えられています。

沈み込みが浅いため、慣れるまでに時間がかかることがあるかもしれません。最初は硬いと感じても、1週間は様子を見てみるとよいでしょう。

包み込んでくれる「低反発枕」

一方、「低反発」は日本工業規格によると、反発弾性が15%未満のものと定義されています。

高反発と比べると反発力が低く、手で押したときにゆっくりと時間をかけて元の形に戻る性質が特徴です。

頭や首の重さに合わせてじんわりと形が変わるため、『包み込まれるような柔らかな寝心地』といわれています。

また、圧迫感がないことで頭や首に負担がかかりにくい傾向があり、『ストレートネック』で悩んでいる人にもよいとされています。

高反発枕と比べると沈み込みやすい性質があるため、人によっては「寝返りが打ちにくい」と感じるものもあるでしょう。「柔らかいものが好み」という人でも、適度な硬さがあるものを選ぶと安心です。

高反発枕の選び方とは?

高反発枕 選び方

「高反発枕」が気になっているものの「どれを選べばよいか分からない」という人もいるかもしれません。ここでは高反発枕を選ぶときにチェックしたい三つのポイントを解説します。

首の隙間が埋まっているか

「高反発枕」は変形しにくいため、購入するときに『首の隙間が埋まるものか』を確かめておくことが大切です。

首の隙間が埋まらない枕を使用していると、頭にかかる圧力が大きくなり、不快感を覚えやすいといわれています。

加えて、首をサポートできないことで首や首を支える筋肉が緊張し続けてしまい、『首のだるさ』や『肩こり』に繋がることもあると考えられています。

隙間が埋まるかどうかは実際にフィッティングしてみるのがおすすめです。使い心地を試すことで、自分に合うものを選びやすくなるでしょう。

寝姿に適した枕の高さ

『寝姿勢に合う高さ』を選ぶことも大切なポイントです。寝姿勢には仰向き・横向き・うつ伏せがありますが、それぞれ快適な高さは異なると考えられています。

例えば、仰向きの場合は枕に対して体が下向きになりますが、横向きの場合は枕に対して体が横に向いている場合がほとんどです。

そのため、同じ高さの枕を使用したときに、仰向きではぴったりの高さでも、横向きだと高さに違和感を覚えることもあるでしょう。

また、筋肉量の多い人と華奢な人ではベストな高さは異なるともいわれています。普段の寝姿勢や体格を加味して『自分に合う高さ』を選ぶとよいでしょう。

枕表面の柔らかさもチェック

直接肌や頭に触れる『枕表面の柔らかさ』もチェックしておきたいポイントです。

「高反発枕」は硬い寝心地が魅力ですが、表面部分にはある程度の柔らかさがないと、枕と接している部分に負担がかかる恐れがあります。

これにより寝心地が悪くなり、痛みを感じる可能性も考えられるでしょう。

表面部分に柔らかいウレタン素材が使われているものやクッション性を高めているものを選ぶと、硬さの中にもフィット感を得られることでしょう。

専門性がうれしい高反発枕のおすすめブランド

高反発枕 おすすめブランド

「高反発枕」は、ホームセンターや量販店で購入することもできますが、おすすめは寝具専門メーカーのものを選ぶことです。

一般的な高反発枕と比べると品質や性能が高いものが目立ちます。「長く愛用できるものを選びたい」という人は、人気ブランドの高反発枕をチェックしてみましょう。

世界的に人気「マニフレックス」

「マニフレックス」は、高反発マットレスで特に有名なイタリアの寝具メーカーです。

独自の高反発素材『エリオセル』を使用していることが特徴で、一般的な高反発素材と比べると通気性や耐久性が高いといわれています。

硬すぎず柔らかすぎない使い心地で、使う人に合わせてフィットしてくれるため、まるでオーダーメイドしたかのような自然な寝心地を満喫できるでしょう。

高反発マットレス・枕 – マニフレックス公式サイト

こだわりぬいた枕「モットン」

「モットン」は、日本人の体型に合う寝具制作にこだわる寝具メーカーです。

モットンの高反発枕最大の特徴は『頚椎の高さと首の角度に合わせて高さを調整できる』ことにあります。高さ調整シートを出し入れすることで、自分の体格や好みに合わせて高さを微調整できるのです。

さらに枕の手前が6~11cm、奥側が3~8cmと高さが異なるため、前後の向きを変えることでも高さを変えることが可能です。

調整シートと合わせると『50パターン』もの高さ調整が可能です。寝姿勢や気分に合わせて高さを変えられることは魅力といえるでしょう。

高反発マットレス「モットン」 | モットンジャパン公式サイト l Motton Japan Official Site

マットが有名「エアウィーヴ」

「エアウィーヴ」といえば、プロのアスリート選手も仕様するマットレスで有名な寝具メーカーです。

高反発枕にはマットレスにも使用されている独自素材『エアファイバー』を使用しています。『約90%以上が空気』でできており、通気性が高く蒸れを感じにくいとされています。

エアファイバーは水洗いOKなことも魅力の一つです。汚れや不快感が気になったら水洗いすればよいため、「いつでも清潔な枕を使いたい」という人に向いています。

airweave(エアウィーヴ) | 公式サイト

快適な眠りを おすすめ枕3選

枕 おすすめ

自分に合う枕を使用することで、毎日の睡眠の質が高まるといわれています。

値段やデザインで選ぶのもよいですが、眠りの質を高めたいのであれば『枕の機能性』や『使い心地』もチェックしておきましょう。おすすめの高反発枕を三つ紹介します。

マニフレックス ピローグランデ

マニフレックスの枕の中でもトップレベルの売り上げを誇る枕です。

持ち上げると自在に形を変えられる程の柔らかさがありつつも、首や肩をしっかり支えて理想の寝姿勢をキープしやすいといわれています。

秘訣は独自素材エリオセルと設計にあり、『しっかり支える硬さ』と『フィットする柔らかさ』を実現しています。

幅約70cm×奥行45cm×高さ12cmと一般的な枕よりも大きめな作りです。肩から乗せられるサイズ感は、寝返りを打っても頭が落ちにくく、首をリラックした状態に保ちやすいといわれています。

エアウィーヴ ピロー S-LINE

エアウィーヴの枕の中でもスタンダードな商品です。枕の両サイドを中央よりも硬い作りにしていることで、なめらかに寝返りを打ちやすいといわれています。

仰向きや横向きなど、いかなる寝姿勢でも頭の位置をキープしやすく、睡眠時に余計なストレスを感じにくいでしょう。

シートを出し入れすれば高さの調節も可能です。通気性が高いエアファイバーを使用していることに加えて、通気性抜群の『メッシュ生地カバー』を使用しています。

さらに、エアファイバーは夏は蒸れにくく、冬は空気を取り込んで暖かさを保つという特徴があります。年間を通して快適な就寝環境を整えてくれるでしょう。

LOHATEX ネックサポートピロー

『ロハテックス』は、天然素材の寝具づくりにこだわる寝具メーカーです。

「ネックサポートピロー」には、体の重さを受けても沈みにくい硬さがありつつも、マシュマロのようなソフトな柔らかさが特徴の『天然ラテックス』を使用しています。

素材自体の通気性が高いことに加えて、枕本体には無数の穴が開けられています。これにより通気性をさらに向上させ、頭の蒸れを感じにくくなるように作られている点も特徴です。

8万回の耐久試験をクリアした耐久性があるため、「長く使える枕を探している」という人に向いているでしょう。

高反発枕のお手入れ方法

高反発枕 お手入れ方法

枕は毎日使用するものですから、定期的にお手入れを行い清潔な状態に保つことが大切です。購入した後のことも考えて、『高反発枕のお手入れ方法』もチェックしておきましょう。

基本は水洗い不可

高反発枕によく使われている「ウレタン」や「ラテックス」は、基本的に水洗いができません。水に濡れると素材が劣化してしまい『枕としての機能性が低下する恐れがある』のです。

中には、加工や設計により水洗いできるものもありますが、基本的には水洗いNGと考えておきましょう。

また、熱に弱い性質があるため、天日干しや乾燥機にかけると素材がダメージを負ってしまう可能性があります。

お手入れするときは『風通しのよい場所で陰干し』するようにしましょう。『1週間に1度』のペースで干せば、枕を清潔な状態に保てるでしょう。

カバーはこまめに洗濯する

頭や顔が直接触れる『カバー』は、寝汗やフケなど目に見えない汚れが付きがちです。放置するとダニやカビが発生することもあるため、こまめに洗濯するようにしましょう。

カバーをお手入れするときは、洗濯タグや説明書をチェックして、表示されている洗濯方法通りに洗濯します。洗濯ネットに入れることで生地のダメージを軽減することも大切です。

カバーの素材や設計によっては、乾燥機にかけると縮んだり痛んだりすることがあります。基本的に乾燥機の使用は避け、風通しのよい場所に干しておきましょう。

固く絞ったタオルで拭く

高反発枕が汚れてしまったときは、『固く絞ったタオルで拭く』ことで対処しましょう。このときタオルから水が滴るようでは、枕にダメージを与える可能性があります。

何度も絞って水が零れないことを確認してから、できるだけ早く汚れを拭き取ることがポイントです。

ただし、早く汚れを拭き取ろうと強くこすり付けてしまうと、枕を痛めてしまいます。ポンポンと汚れを叩き落すイメージで優しく落とすように意識しましょう。

まとめ

「高反発枕」は、硬めの寝心地が魅力です。高い反発力で寝返りをサポートしてくれるものが多く、朝まで心地よい眠りにつけることでしょう。

ただし、あまりにも硬い・高さが合わないものを使用すると、首や肩に負担がかかる恐れがあります。

購入に迷ったときは「自分にきちんと合うものかどうか」、店舗で実際に使い心地を確かめてみるとよいでしょう。

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