【徹底解説】マットレスランキング

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モットンや雲のやすらぎなどの特徴を知ろう。4商品の比較と選び方

『モットン』や『雲のやすらぎ』などのスプリングのないマットレスは、敷布団代わりになるなど汎用性が高いことから、日本人のライフスタイルにもよくマッチします。素材や価格を比べて、理想の寝心地を手に入れましょう。人気4商品の特徴を解説します。

目次

マットレス選びの比較ポイントとは

マットレス 比較ポイント

ひと口にマットレスといっても、お店やネットではさまざまなタイプの商品が販売されています。1万円前後で買える安価なものから10万円以上する高級品まで、価格にも幅があります。

事前にある程度タイプを絞り込み、予算に合わせて選ぶ必要があるでしょう。マットレス選びの基本を紹介します。

タイプや予算をもとに選ぼう

マットレスは、中に金属製のスプリングが入っている『コイル式』と、ウレタンフォームや繊維などのスプリング以外の素材が詰められている『ノンコイル式』の2タイプに大きく分けられます。

モットンや雲のやすらぎは、ノンコイル式マットレスです。ノンコイル式の素材には主にウレタンフォームが使われますが、中にはまったくオリジナルの素材を使用している商品もあります。

また、同じウレタンフォームでも、低反発タイプと高反発タイプがあり、それぞれ特徴が異なります。まずはどのタイプが自分の好みの寝心地に近いのかを、比較して決めることが大切です。

また、マットレスはサイズが大きくて重いため、気軽に洗ったり干したりできません。通気性のよさや、側生地に抗菌素材を使っているかなど、衛生面もマットレス選びにおける重要なポイントです。

条件に合う商品の中から、予算に応じて選んでいきましょう。

高反発マットレス「モットン」の特徴

モットン 特徴

高反発マットレスは適度な反発力で体圧を分散し、正しい寝姿勢を保ちやすいとされています。首や腰への負担が軽いということで、腰痛などに悩んでいる人にも人気です。

モットンでは、次世代高反発ウレタンフォーム『ナノスリー』を採用し、体圧分散力や通気性を強化しているということです。モットンの特徴を詳しく見ていきましょう。

体重別の種類で適切な体圧分散

マットレスの適切な硬さは、主に体重によって決まります。硬さが同じ場合、体重が重い人と軽い人ではマットレスにかかる体圧が異なるため、人によっては正しい寝姿勢を保てない可能性があるのです。

マットレスの硬さが1種類しか用意されていなければ、平均よりも小柄な女性や子ども、大柄な男性などは快適な寝心地を得られないかもしれません。

このためモットンでは、体重別に下記の3種類を用意しています。体重が軽い人も重い人も、適切な硬さを選べるのが大きな特徴です。

  • ソフト:~45kg
  • レギュラー:46~80kg
  • ハード:81kg~

基本的に単体で使用

モットンの厚さは約10cmです。特に厚いほうではありませんが、反発力が高いため、床やベッドに単体で敷いても底付き感がなく、快適に眠れるでしょう。

逆に、上や下に柔らかい敷布団を敷いてしまうと、体圧が上手く分散されず、モットンを使う意味が低減してしまいます。モットンのウレタンフォームは通気性がよいとされていますが、敷布団と重ねることで湿気がこもり、カビが発生しやすくなるというデメリットもあります。

このためモットンは、単体で使用するのが基本です。

価格は平均程度

モットンの価格はシングルで、3万9800円(税込)です。高反発ウレタンフォームを使ったシングルマットレスの相場は2~8万円で、平均は4万円とされています。このためモットンの価格は、相場の平均程度に設定されているといえます。

モットンの商品は公式サイトまたはAmazon、楽天などのネットショップでも購入できます。外して洗濯できるカバーと収納用のバンド付きです。

雲のやすらぎプレミアムの特徴

雲のやすらぎプレミアム 特徴

『雲のやすらぎプレミアム』は、高反発ウレタンフォームに羊毛や綿を組み合わせた、敷布団のようなフカフカの寝心地が期待できるマットレスです。構造や素材などの特徴を見ていきましょう。

5層構造の新クロスクラウド製法

雲のやすらぎプレミアムでは、内部が5層になった『新クロスクラウド製法』により、体圧分散性を向上させているとされます。

中心部の高反発ウレタンフォームを凹凸のあるマットレスで挟み、片面にウール、反対側にはポリエステル中綿を詰めているので、非常にボリューム感があります。

凹凸のおかげで、一般的なウレタンフォームマットレスに比べて通気性がよいのもメリットです。厚さは約17cmもあり、まるで『雲の上で寝ている』ような、快適な寝心地が得られるとされています。

床でもベッドでも使えてリバーシブル

雲のやすらぎプレミアムは、外側の素材が裏表で違うため、季節に応じて使い分けが可能です。冬はウールの面を上にして暖かく、夏はサラリとしたポリエステル綿の面を上にすれば涼しく過ごせるでしょう。

ウール部分にはフランス・ロレーヌ地方産の高級な素材を、ポリエステル綿には抗菌・防臭効果があるとされる『マイティトップII』を使用しています。

厚みも十分にあるので、床の上でもベッドに置いても快適です。また、カバーは外して洗濯が可能です。

セット販売が多数

雲のやすらぎプレミアムの販売価格は、シングルマットレスで3万9800円(税込)です。公式サイトでは、枕や掛布団、骨盤ベルトなどのセット販売も多数あります。

セットで購入すると割安になるため、必要に応じて利用してみてもよいでしょう。

エアウィーヴの特徴

エアウィーヴ 特徴

『エアウィーヴ』はウレタンフォームではなく、オリジナル素材の『airfiber(エアファイバー)』を取り入れた高反発マットレスです。エアウィーヴの特徴と、ウレタンマットレスとの違いを具体的に見ていきましょう。

復元性の高いairfiber

airfiberは、ごく細い樹脂繊維をきめ細かく編み上げた、エアウィーヴ独自の素材です。押している指を離すとすぐに元に戻るような、復元性の高さが特徴です。復元性が高いと体重の移動に合わせてスムーズに反応できるため、寝返りを楽に打てるとされています。

また、airfiberは構造上すき間が多く、通気性に優れています。寝汗をかいても湿気が中にこもらないので、カビやダニが繁殖する可能性も、ウレタンフォームに比べると低いといえるでしょう。

重ねるだけで使えて洗濯も可能

エアウィーブには、単体で使用するマットレスタイプや敷布団タイプのほかに、現在使っている寝具に重ねるだけで使える『オーバーレイ』タイプもあります。

オーバーレイタイプはマットレスや敷布団を買い換えるほどではないけれど、寝心地を改善したいときに便利です。ウレタンフォームのマットレスに比べて軽量で、コンパクトに持ち運べるので、旅行やスポーツの遠征などにもおすすめできます。

カバーはもちろん、中の素材もすべて水洗いが可能ですぐに乾くため、いつも清潔に使える点も魅力です。

価格は高め

エアウィーブのシングルマットレスの価格は、9万9000円(税込)です。高くても8万円前後で買える高反発ウレタンマットレスに比べると、やや高めの価格設定といえるでしょう。

マットレスと組み合わせて使うオーバーレイタイプは、シングルで2万7500円(税込)から購入できます。

オクタスプリングの特徴

オクタスプリング 特徴

『オクタスプリング』は、金属製スプリングとウレタンフォームの長所を併せ持つ、新しいタイプのスプリングマットレスです。一般的なマットレスとの違いやメリットを見ていきましょう。

特許取得の3Dウレタンスプリング

オクタスプリングの中には、特許を取得した『3Dウレタンスプリング』が入っています。ウレタンフォームをスプリング形状に加工することによって、金属製スプリングの通気性のよさと、ウレタンフォームのソフトなサポート力を同時に得ることに成功したということです。

ハニカム構造のスプリングが体の動きに柔軟に対応し、スムーズな寝返りをサポートするとされています。マットレスを五つのゾーンに分け、それぞれスプリングの硬さを変えてあるので、体の重みに合わせて体圧を適度に分散する効果も期待できるのだそうです。

また、ウレタンスプリングは、金属製のスプリングにありがちな硬さやバネのきしみ音が気になりません。一つ一つのスプリングが独立しているため、隣に振動が伝わりにくく、2人以上で一緒に寝るときにもおすすめできます。

どんなシーンでも使える

オクタスプリングの厚さは、約7cmです。中がスプリング状になっていてすき間が多いので、一般的なウレタンフォームマットレスに比べて軽く、持ち運びが楽というメリットもあります。今使っているマットレスや敷布団に、重ねて使うのに適しているといえるでしょう。

やや薄めな感じはありますが、反発力が高いため、1枚だけで床に敷いても底付き感につながりにくいとされています。元々通気性がよいうえに、薄さと軽さを併せ持っているので、干したりカバーを外したりする作業も気軽にでき、清潔に使えるでしょう。

公式での購入がお得

オクタスプリングは、日本では『ヤーマン』が公式に販売しています。ヤーマンの公式サイトまたはAmazonや楽天に出店しているヤーマンの公式ショップで購入できます。価格はシングル・カバー付きで2万1780円(税込)と、他の3商品に比べてお手頃です。

また単品ではなく、シングルを2枚以上買ったり、枕やクッションをセットで買ったりする場合は、セット割引のある公式サイトが最もお得です。

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まとめ

モットン、雲のやすらぎ、エアウィーブ、オクタスプリングの4商品について、特徴や価格を比較しました。

各メーカーとも、できるだけ多くの人に好まれるように、独自の工夫をこらした商品を開発しています。しかしマットレスの寝心地のよさは、使う人の好みや体形、体の悩みによって異なるものです。

ほかの人がよいと感じるマットレスが、自分にも合うとは限りません。寝室の状況や汗のかきやすさなどによっては、メンテナンスのことも考慮する必要があります。

性能や価格をじっくりと比較検討して、満足できる商品を選びましょう。

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