ニトリとシモンズのマットレス特徴を比較!選び方とおすすめ商品をご紹介
マットレスの良し悪しは寝心地や睡眠の質に影響を与えるといわれています。今回はニトリとシモンズについて、特徴やおすすめのマットレスを紹介します。
ニトリのマットレスの特徴とおすすめ
「お値段以上、ニトリ」というCMを、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。ニトリは北は北海道から南は沖縄県まで、47都道府県に店舗を構えています。もはや生活の一部となっている、ニトリのマットレスの特徴について説明します。
豊富なラインナップとリーズナブルな価格
ニトリのマットレスは、豊富なラインナップとリーズナブルな価格が特徴です。自社生産の商品を販売しており、商品はすべて耐久試験に合格しているため、品質には不安はないでしょう。
サイズはシングルからクイーンまであり、折り畳み式のものまであります。さまざまなマットレスの中からおすすめのものを紹介します。どちらも『5年間』の保証がついているので安心です。
コスパ抜群の シングルマットレス(デイ)
『1万円以下』というかなり安い商品ながら、寝心地のよさに評判のあるマットレスです。
一つ一つのコイルが連結して体を面で支えるボンネルコイルを使用しており、横になった時に安定感があります。特にマットレスの厚みが15cmもあるので、今まで薄い厚さのマットレスや布団を使っていた人は、底つき感のない心地よい寝心地を得られるでしょう。
理想の寝姿勢は、立った状態と同じ姿勢と言われています。胸から背中にかけてきれいなS字カーブを描くような姿勢で寝ている状態です。体は部位ごとに重さが異なるため、適度な硬さで体を支えてくれるマットレスを使うことで、寝姿勢を整えることにつながるでしょう。寝姿勢を整え、睡眠の質を高めるためにもマットレスにこだわりましょう。
2層ポケットコイルで安定 シングルマットレス (Nスリープ C1-02 VB)
体を包むように支えてくれる寝心地が特徴のマットレスです。
一つ一つのコイルが独立し、点で体を支えるポケットコイルを使用しています。面ではなく点で体を支えてくれるので、反発がよく、自然な寝心地を作ってくれるのがポケットコイルを使ったマットレスの特徴です。反発がよい反面、寝返りを打ってベッドの端に移動したときに、ベッドから落ちてしまうことがあります。ですがこのマットレスは端の部分を2層構造にしているため、端に移動しても安定した姿勢で寝られます。
寝心地は人によって個人差があります。硬いマットレスを好む人もいれば、柔らかいマットレスを好み人もいるなどさまざまです。寝心地の良さは睡眠の質にも影響を及ぼす可能性があるので、柔らかい感触で体を包んでくれるようなマットレスで寝てみたい方は試してみるとよいでしょう。
シモンズの特徴とおすすめ
次に、有名ホテルをはじめとしたさまざまなホテルに導入されているシモンズのベッドについて紹介します。
有名ホテルの導入も多いシモンズベッド
シモンズベッドは『帝国ホテル東京』『ハイアットリージェンシー京都』『ウェスティンホテル大阪』『ザ・リッツ・カールトン京都』といった、名だたるホテルに導入されています。
シモンズベッドの品質と性能の秘密は、マットレスに使われているコイルスプリングです。ピアノ線と同じ管理規格を適用した、質の高い硬導線を可能な限り採用しています。
コイルスプリングはマットレスの耐久性や揺れなどに関係する重要な部分です。シモンズはそこにこだわり、耐久性が高く寿命が長い安定したマットレスを作っています。また、コイルスプリングの通気性にも配慮しているため、湿気やカビがたまりにくい作りになっていることも特徴です。
シモンズのスタンダード ビューティレストプレミアム
シモンズの代表的なモデルとされているのが、『ビューティレストプレミアム』です。高級ホテルのスイートルームにも採用されています。
特徴的なのが、コイルの上にキルティングという綿を詰めた布をつけた、ピロートップという構造です。これによって、コイルの動きに合わせてキルティングが体を包んでくれます。体をしっかりと支えてくれるコイルスプリングに、優しく包み込んでくれるピロートップを組み合わせることで、柔らかい肌触りを生み、包み込まれるような寝心地を作ってくれるでしょう。
柔らかめが好みなら エグゼクティブニューフィット シングル
柔らかいマットレスがお好みの方には、『エグゼクティブニューフィット』が合うでしょう。
通常のコイルよりも『1インチ』長く、より細い線径のコイルが使用されています。体の動きに柔軟に合わせて、細かくフィットしてくれるのが特徴です。横向きに寝た時も体の動きに合わせてマットレスがフィットしてくれるので、普段横向きに寝ている人や、寝返りをよく打つ人も安心して眠れるでしょう。
マットレス比較のポイントとは
最後にマットレスを比較する際のポイントを紹介します。買い替えに手間やコストがかかるものだからこそ、ポイントを押さえて購入を検討しましょう。
寝心地に関わるコイルやクッション
比較ポイントは、コイルスプリングとコイルの上のクッションです。コイルスプリングは『ポケットコイル』と『ボンネルコイル』の2種類に分かれます。
一般的には、ボンネルコイルよりもポケットコイルのほうが細かく体を支えるため、体圧分散性、横揺れの少なさ、反発性などの点で優れているとされます。ほかにもコイルの焼き入れの有無も重要です。焼き入れをすることで耐久性が高まり、長く使える可能性が増すでしょう。
クッションは、ベッドに横になったときの寝心地や蒸れやすさを左右します。クッションのわたには、ポリエステルわたか羊毛わたが使われるケースが多いです。
理想的な寝床内の温度や湿度は、『33度および50%前後』といわれています。そのため、蒸れにくい素材を使っているかどうかは、睡眠環境の質を大きく左右します。クッションわたについても気にしてみるといいでしょう。
蒸れやすさに関わる側生地
側生地はマットレスの表面の生地です。寝ているときにかく汗に最初に触れる場所のため、ここに使われている素材によって蒸れやすさが変わります。
大きく天然繊維と化学繊維に分かれ、天然繊維の中ではコットンやリネンが吸水性や吸湿性に優れており、化学繊維の中ではレーヨンやリヨセルが吸水性や吸湿性に優れているとされています。
まとめ
ニトリとシモンズのマットレスの特徴や、マットレスの選び方について説明しました。ベッドの上で1日の3分の1近くの時間を過ごします。納得のいく買い物をし、快適な睡眠を手に入れましょう。