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オーダーメイドの枕で快適な寝姿勢をキープ。機能やメリットを紹介

オーダーメイド枕は、体を測定して、一人ひとりに合った枕を作り上げます。高さや中の素材を自由に選べるため、枕が体にフィットして、質のよい睡眠をとれるようになるでしょう。オーダーメイド枕の特徴やメリットについて解説します。

目次

オーダーメイド枕とは

オーダーメイド枕

市販の枕でなかなか自分に合うものが見つからない場合は、オーダーメイド枕を選んでみてはいかがでしょうか。自分好みの高さや柔らかさに調整でき、体に負担がかかりにくいため、睡眠の質にこだわる人にはおすすめです。

まずはオーダーメイド枕とはどのようなものか、基本的な知識をおさえてきましょう。

体の部位を測定して作る枕

オーダーメイド枕は、自分の体の部位を測定し、数値に合わせて作られた枕です。後頭部の大きさや首のカーブなどを細かく測るため、自分だけにぴったりフィットする枕が手に入ります。

仰向けの姿勢や寝返りを打って横向きになったときの姿勢など、様々な寝姿勢をプロが正確に測定するため、出来上がったオーダーメイド枕を使えば、自然に理想的な寝姿勢がキープできるのです。

さらに、多くのメーカーでは販売後もメンテナンスを受け付けています。高さ調節や詰め物の交換などにより快適な寝心地をキープできるのです。

市販の枕より体に負荷がかかりにくい

市販の枕は、個人に合わせて作られたわけではありません。使ったときに後頭部が沈み込んでしまったり、首と枕の間にすき間ができたりと、フィット感に欠ける枕も多いのです。

自分に合わない枕を使っていると首に余計な負担がかかり、筋肉を緊張させたり血管や神経を圧迫したりと体に悪影響を及ぼすことになりかねないので注意しましょう。

枕をオーダーメイドするメリット

オーダーメイド枕

オーダーメイド枕は、自分の好みに合わせて高さや硬さを調節できるため、市販のものとは比べものにならないほどのフィット感があります。体本来の正しい姿勢をキープできるため、リラックスして休めるのです。

その他にも、枕をオーダーメイドするメリットは沢山あります。詳しく見ていきましょう。

好みの硬さや感触を選べる

オーダーメイド枕なら、個人の好みに合わせて硬さや感触を調整することが可能です。ある程度の弾力がある柔らかなものを希望する場合は『綿』『ウレタン』、反発力の少ない硬いものが好みであれば『そば殻』『ビーズ』などがよいでしょう。

中材のバリエーションはメーカーによりますが、自分の理想の硬さと触り心地を持つ枕を作ることができます。

快適な寝姿勢をキープできる

オーダーメイド枕は体を計測して自分に合ったものを作るため、体の自然なカーブや傾きを保ちやすく、理想的な寝姿勢をキープすることが可能です。

人の理想的な寝姿勢は、背筋を伸ばしてまっすぐ立ったときの状態と同じです。さらに首の頚椎と背骨はなだらかなS字カーブを描いています。横向きのときには、首から背骨にかけて一直線を描ける姿勢が理想です。

オーダーメイド枕は後頭部をしっかり受け止め、首が自然なS字を保つようにサポートします。自然と正しい寝姿勢になれるため、快適な睡眠をとれるのです。

仰向け、横向きに対応

本当に自分に合った枕は、仰向けにも横向きにも対応した構造となっています。

仰向けのときには、枕の中心に後頭部が当たり、うなじと枕の間にはすき間がなくぴったり密着した状態です。

横向きのときには、枕の左右両端で側頭部・首・肩の高さにぴったり沿ってフィットします。高さが足りなければ肩を丸めたり、頭が余分に沈んだりするでしょう。

体にフィットする理由

オーダーメイド枕 メリット

オーダーメイド枕のメリットは、高いフィット感により正しい姿勢をキープして快適な寝心地を得られることです。オーダーメイド枕がここまで体にフィットする理由は、利用者に合わせて行われる細かい測定と調節にあります。

オーダーメイド枕の高いフィット感の理由について、より細かく見ていきましょう。

利用者に合ったサイズで作る

人の体格や形は千差万別です。オーダーメイドの枕が体にフィットする理由の一つは、身長や体重、肩幅や頭の大きさ、さらには関節の柔らかさや凹凸などを考慮して細かく測定していることが挙げられます。

利用者のサイズをすべて測ったうえで一から枕を作るため、その人に合った世界で一つだけの枕になるのです。

体型や骨格に合わせて調整できる

オーダーメイド枕は部分ごとにパーツ分けされています。シートを何枚か組み合わせたものや、中材がパーツごとにそれぞれ分割して詰められているものなどタイプは様々です。

どのオーダーメイド枕も頭部の形や首の脊椎のカーブなど、個人の状態に合わせてきめ細かく高さ調整ができます。

人の体型や骨格は時間がたてば変化するものです。細部の微調整が可能な構造だからこそ、人の体の変化に柔軟に対応できます。同じオーダーメイド枕にメンテナンスを繰り返しながら、年単位の長期間使い続けることも可能です。

高さの調整方法は大きく2種類

枕 高さ調整

オーダーメイド枕の高さ調節方法は、シートを組み合わせたタイプと中素材を入れるタイプの2パターンです。それぞれ形も使える素材の幅も違い、オーダーメイド枕の仕上がりも全く異なります。

どちらのタイプの方が自分好みの枕に近づけられそうか、ここで比較してみましょう。

シートを組み合わせたタイプ

シートを重ね合わせて高さに幅を持たせるタイプは、凹凸がないため寝返りが打ちやすいというメリットがあります。枕がなだらかな形状でなければ寝心地が悪いという人にもおすすめです。

ただし、部分的な微調整ができないため、仰向け・横向きの細かい姿勢の変化に柔軟にフィットしにくいでしょう。使用する素材がある程度限定される点も特徴です。

中素材を入れるタイプ

中素材を入れるタイプは、枕の中にパーツごとに区切られたポケットが入っており、それぞれのポケットに中材を詰めて高さ調整をします。

仰向けのときの頚椎のカーブや、横向き寝になったときの首・肩のすき間など、細かい凹凸に対応できるため、よりフィット感が高いといえるでしょう。中材はポケットに入れて固定するため、選べる素材の幅が広い点も特徴です。

素材選びで感触や使い心地が変わる

オーダーメイド枕

オーダーメイド枕の感触や使い心地は、素材選びによって左右されます。自分に適した素材を選べば好みの硬さ・柔らかさに仕上がりますが、体質によっては不快感や健康を害するトラブルを引き起こすこともあるため注意が必要です。

加えて、オーダーメイド枕の使い心地は就寝中だけでなく、メンテナンスのしやすさも指します。自分にとって扱いやすい素材かどうかも確認しておきましょう。

硬さ・柔らかさは中の素材で決まる

オーダーメイド枕は中に入れる素材によって硬さと柔らかさが決まります。

柔らかめの枕に仕上げたい場合は、もちもちとした触り心地の綿やしっとり感のあるパフがよいでしょう。ハードかつ安定感を求める場合は、日本人になじみのあるそば殻や硬度の高いビーズがおすすめです。

メーカーによっては羽根や粒子の細かい超極小ビーズ、ヒノキを素材とした木製ビーズなどバラエティに富んでいます。

素材の質感だけでなく、枕の中に詰める中材の量も硬さを左右するポイントです。

体質に合うかも重要

寝心地のよさに集中して素材を選びたいところですが、自分の好みに関係なく体質による相性もあります。

例えば、枕の中材として昔からなじみのある『そば殻』は、そばアレルギーの人には厳禁です。ゴムアレルギーの人も同様に、『ラテックス素材』に拒否症状が出ることがあります。

また、ニオイに敏感な人や肌が弱い人は、人口素材や羽毛など動物由来の素材に注意しましょう。

さらに、自分自身が心地よく感じる枕の硬さも、体にとっては合わないこともあります。後頭部や首へのフィット感が低かったり、肩・首に負担がかかっていたりすることに気づいていないケースもあるのです。

素材によってお手入れ方法は異なる

オーダーメイド枕の中材に何が入っているかによって、手入れの方法は大きく変わります。ポリエステル綿の一部やパイプなどは水洗い可能ですが、そば殻や低反発ウレタン、羽根は水に弱く、洗うことができません。

洗える素材は洗濯機に入れたり手洗いしたりできますが、そうでないものの手入れは天日干しや陰干しのみです。

購入後に扱いに困らないように、素材それぞれのメンテナンス方法も知っておくとよいでしょう。

オーダーメイド枕の価格は?

枕 素材

オーダーメイドというとどうしても高価なものになりがちです。オーダーメイド枕も例にもれず、一般的な既製品の枕に比べると高価格帯のものが多くみられます。

具体的にどのくらいの金額相場なのか、手頃な価格帯の商品はないかを見てみましょう。オーダーメイド枕の金額には商品そのものの料金以外にも、測定やメンテナンスなどのサービス料金が含まれています。

金額設定の理由が分かれば、納得してオーダーメイド枕を検討できるでしょう。

2〜3万円が相場

オーダーメイド枕は既製品よりも手間がかかるぶん、比較的高額になります。個人に合わせて制作するという特徴上、価格帯に幅はあるものの、多くの商品価格が2~3万円の範囲です。

実際にオーダーメイド枕を使用する人からのヒアリングや計測、制作まで手間と時間がかかるうえ、メーカーによっては購入後のメンテナンスサポートが発生するため、どうしても既製品と比べて高くなってしまうのです。

とはいえ、一度購入すれば一生ものになることを考えれば、コストと品質のバランスがとれると考えることもできます。

安いものは1万円程度で購入可能

オーダーメイド枕であっても、作るときの手間が少ないものは低価格帯なことが多いです。

低価格なものほど、使用する素材のバリエーションや追加できる中材の量に限りがあったり、購入後のメンテナンスサポートがなく自己管理が必要だったりと、高価格なものと比較すればサービス内容は縮小します。

それでも納得できる場合は、安い金額でオーダーメイド枕を手に入れることが可能です。自分のニーズに合わせて、選択しましょう。

測定の精度が高いほど金額が上がる傾向

オーダーメイド枕が高額になる要因の一つが、測定の質です。枕の適切な高さは人によって個人差が大きく、体のサイズをどのくらい正確に測定できるかで、枕の精度は変わります。

精度の高い測定器で正確に数値を出し、完璧なオーダーメイド枕を作れば、そのぶん価格は高くなるといえるのです。

ブランド・メーカー選びのポイント

オーダーメイド枕 ブランド

いざオーダーメイド枕を作ろうと考えても、様々なブランド・メーカーが数多くの商品を販売しているため、どれを選べばよいか迷ってしまうという人も少なくないでしょう。

オーダーメイド枕を選ぶ際には、人気や知名度だけで判断すると失敗に繋がります。満足のいく機能や品質を備えた枕を作っているかを確認しましょう。

また、枕をオーダーメイドする醍醐味のうちの一つには、作った後も細かくメンテナンスが行えることが挙げられます。サポート内容の充実度や足を運ぶときの負担も考慮しましょう。

機能や品質を信頼できるか

オーダーメイド枕はどうしても人の手で作られるため、よくも悪くも制作者の力量が品質に反映されてしまいます。量産を重視して知識や経験、技術が不十分なスタッフがオーダーメイド枕を制作すると、十分な品質にはなりません。

逆に、オーダーメイド枕を作る経験が豊富であるうえに、肩こりや腰痛など体に関する知識や寝具の知識を持ったプロが制作する枕であれば、十分信頼に値するでしょう。

たとえ人気ブランドや有名メーカーであっても、きちんとオーダーメイド枕のプロを抱えた店かどうかを確認してから注文する店を選びましょう。

店舗が近くにあるか

枕をオーダーメイドするためには、店舗に行って測定を受ける必要があります。購入する店はなるべく足を運びやすい場所がおすすめです。店舗数が多く全国展開しているメーカーであれば、店舗を見つけやすいでしょう。

さらに、オーダーメイド枕は購入後も定期的にメンテナンスに通うことが推奨されます。何度も通うことになっても負担にならない距離の店がよいでしょう。

全国展開しているメーカーは、店舗が違ってもメンテナンスのサポートを受けられることが多く便利です。

メンテナンス内容と頻度

ブランド・メーカーを選ぶ際には、オーダーメイド枕の購入後についてくるメンテナンス内容と頻度に着目しましょう。

いくら自分ぴったりに作ったオーダーメイド枕とはいえ、使い続ければ徐々に変形します。さらに、使う人の体型や健康状態、感触の好みなども変わってくるでしょう。

変化があるたびに調整が必要になるため、定期的なメンテナンスを受け付けている店がおすすめです。

メンテナンスには高さの変更や型崩れの修正だけでなく、中材の追加やパーツ交換のサービスもあります。

また、メーカーによっては、購入時にメンテナンス料も含まれているとして、10年間無料で微調整を受け付けているところもあります。回数制限もなければ、より気軽に足を運べるでしょう。

オーダーメイド枕の購入手順

オーダーメイド枕

オーダーメイド枕の購入を決めたら、実際に店舗に足を運んでみましょう。自分の体を正確に計測し、細かくフィッティングを行ったうえで実物が完成します。

オーダーメイドと聞くと身構えてしまうかもしれませんが、実際に行うことは簡単です。ここではオーダーメイド枕を購入するまでの手順を事前にチェックしておきましょう。

店舗で体の各部位を計測

オーダーメイド枕を作るためにまず必要なことは、自分の体の各部位の正確な数値を測ることです。店舗では後頭部の大きさや首の頚椎のS字カーブの形を計測する測定器があります。

後頭部から首にかけてのカーブを測り、枕をどの程度の高さにするのか、どんな中材をどのくらいの量使用するのかを決定するのです。

首のアーチをストレスなくサポートし、後頭部をしっかり支える枕に仕上がれば、快適な睡眠に繋がることはもちろんのこと、肩こりや腰痛の改善も期待できます。

フィッティングをおこない調整

オーダーメイド枕の高さや形が決まり、実物が完成すれば、実際にマットレスで横になって枕をフィッティングです。使用する人が違和感なく快適に眠れると感じるまで枕の微調整を繰り返します。

フィット感が不足していれば中材を追加し、高さが不足していればウレタンシートなどを挟んで希望する高さを見つけて調整です。仰向け以外にも、寝返りのうちやすさや横向きの姿勢になったときの寝心地なども確認します。

このとき、店員には細かく感触を伝え、希望をできるだけ反映してもらうことがよりよい枕を作るコツです。

1時間程度で完成

計測からフィッティングまで終われば、決定した内容に沿って枕に中材を詰める作業が行われます。店舗や担当者の技術によるものの、オーダーメイド枕が完成するまでは多くの場合30分から1時間程度です。

最初のヒアリングからフィッティングまでもある程度の時間がかかるため、予約したうえで十分な時間の余裕をもっての訪問をおすすめします。

来店したその日のうちに完成品を持ち帰ることができるため、当日夜からオーダーメイド枕を試すことができるでしょう。

まとめ

オーダーメイド枕は硬さも質感も自分の好みに合わせられるため、寝心地は抜群です。一般的な市販の枕に比べて値は張るものの、購入後はメンテナンスサービスを受けながら長く愛用できます。

コストと品質に納得できたら、自分だけのオーダーメイド枕を作ってみてはいかがでしょうか。

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