毎朝すっきり目覚めたい人におすすめの枕17選!選び方・買い替えの目安もご紹介
目覚めの悪さに悩んでいる人は、枕が合っていない可能性があります。大きさ・高さ・素材など、自分に適した枕を正しく選ぶことはとても大事なことです。買い替え時期の目安や選び方など、枕の重要性を理解し、自分にとって最適な枕を見つけていただければと思います。
枕は体を支える大切なアイテム
毎日を健康に過ごすためには、睡眠の質を担保することも重要です。そのために、枕は大切な役割を担っています。
枕を使用することで、どのような効果が期待できるのでしょうか。まずは、睡眠時における枕の重要性を確認しておきましょう。
首のS字カーブをサポート
一般的に、人の脊柱はなだらかなS字カーブを描いています。寝ているときも、このS字カーブを維持している状態が、体への負担が最も軽い、理想的な姿勢であると考えられています。
枕は、首の骨にあたる頚椎がS字カーブをキープできるように、寝具と首のすき間を埋める役割を担う重要なアイテムです。
首筋のすき間を無理なく埋められ、自然な寝姿勢を保てる枕こそ、使う人に適した理想的な枕だといえます。
いびきや肩こりなどを予防
枕がない状態であお向けに寝ると、喉が詰まった状態になり、気道が狭くなるためいびきをかきやすくなります。
また、肩こりは不自然な寝姿勢によって、肩と首の筋肉に負担をかけることで発生します。
枕を使い、自然な寝姿勢を保つことは気道を確保し、体に不自然な歪みを生じさせることがなくなるため、いびきや肩こりといった症状を予防することに繋がるのです。
枕の替えどきは?5つのチェックポイント
枕の替えどきを判断できる、主なチェックポイントを紹介します。以下に挙げる5つの兆候が見られたら、枕の買い替えを検討しましょう。
1.枕がへたっている
頭の重みを受け止め続けている枕は、使い続けているうちにへたっていきます。新品時に理想の高さを保っていた枕も、へたることで低くなっていきます。
へたってしまった枕を使い続けていると、首のS字カーブをサポートできなくなり、睡眠の質が落ちてしまう可能性があるのです。
素材の特性に影響を与えることも、へたりの特徴です。例えば、ウレタン枕がへたると弾性が弱まり、フィット感がなくなります。
毎日使う枕は、高さの変化に気付きにくいものです。見た目だけでなく、寝心地の変化にも注意し、へたりを判断できるように意識しましょう。
2.頻繁に寝違える
一般的に、『寝違え』と呼ばれる症状は、首周りの筋肉に軽度の肉離れが発生している状態のことを指します。
寝違えが発生するタイミングは、寝ている間ではなく起床時です。ただし、寝違えを起こす原因は、寝ている間に作られます。
自分に合わない枕で寝ると、首の筋肉に余計な負荷がかかり続ける状態になります。この状態で急に頭を起こすことで発生しやすいのが寝違えです。
頻繁に寝違えるということは、寝違えの原因を作っている枕に問題がある可能性を否定できません。
3.肩こりに悩まされている
日頃から肩や首がこる場合も、枕が自分に合わないことが原因となっている可能性があります。
基本的に、肩や首がこる原因は、肩や首の周りにある筋肉の緊張が続くことで引き起こされる、筋肉の疲労や硬化です。
日常生活の中では、肩や首の筋肉は少なからず疲労・硬化します。この疲労や硬化が睡眠時に解消されなければ、肩や首は休まる暇がないため、こりを発症しやすくなるでしょう。
肩こりに悩まされ続けている原因は、枕がへたっている、枕との相性が悪い場合が考えられますので、交換を検討しましょう。
4.いびきを指摘される
喉が圧迫され気道が狭くなることは、いびきを引き起こす原因の一つです。枕がへたってくると高さがなくなり、あごが下がるため喉を圧迫し、気道を狭めてしまいます。
いびきは、自分ではなかなか気付きにくい症状です。一緒に寝ているパートナーなどからいびきを指摘される場合は、ほかの原因と併せて、枕も見直す必要があるでしょう。
5.首と布団の間にすき間がある
頭を枕の上に置いたときに、首と布団の間にすき間があると、頭の重みが広範囲に分散されず、特定の部位に負荷をかけ続けてしまいます。
人の体重のおよそ10%ほどもあると言われる頭部の重みが1カ所に集中すると、頭部の血流が悪くなりやすく、頭痛や肩こりの原因になり得ます。首と布団の間にすき間があるかどうかを、横になった際に確認してみましょう。
枕の大きさの選び方は?
あまり知られていませんが、枕にはさまざまな大きさの種類があります。一般的な大きさの種類は以下の通りです。
枕のタイプ | サイズ |
---|---|
ジュニア | 29×40cm |
セミシングル | 35×50cm |
シングル | 43×63cm |
セミダブル | 50×70cm |
ダブル | 43×120cm |
これらのサイズの中から、自分の頭に合う大きさの枕をどのように選べば良いのでしょうか。大きさを選ぶための基準や方法について解説します。
体格に合わせて選ぶ
枕の大きさは、使用者の体格に合わせて選ぶのが基本です。
標準的な体型の人であれば「シングルタイプ」、「セミシングル」は小柄な人、「ジュニア」は子ども向けです。「セミダブル」は、大柄な人向けの枕になります。「ダブルサイズ」は、誰かと一緒に眠る人向けのサイズになります。
理想的な枕の幅は、頭の幅の約3倍ともいわれているため、この目安も参考に自分に適した大きさの枕を探してみましょう。
寝返りが多い人は幅広めを
頭の幅や体格だけを基準に枕のサイズを選んでしまうと、寝返りが多い人は枕から頭が落ちやすくなるため、夜中に目が覚めてしまったり、眠り自体が浅くなったりするでしょう。
寝返りは、体の負荷を長時間同じ場所に集中させないために無意識にとっている行動です。安眠を得るために重要な要素の一つといえます。寝返りの多さを自覚している人は、より幅が広めの枕を選ぶのがおすすめです。
体型が中柄の人ならシングルではなく、セミダブルにしてみるといったように、自分の体格より一つ上のサイズを使ってみると良いでしょう。
枕の高さはどう選ぶ?
枕の高さは、寝心地を大きく左右する大事な要素の一つです。高すぎても低すぎても、体に何らかの不調を引き起こす原因になりかねません。枕の高さには、次のような種類があります。
サイズ | 高さ |
---|---|
XS | 1~2cm |
S | 2~3cm |
M | 3~4cm |
L | 4~5cm |
XL | 5~6cm |
この表はまくら本体の製品サイズではなく、使用したときの高さである点に注意が必要です。枕選びで参考にできるポイントを、以下に紹介します。自分に適した高さが分からない場合に役立てましょう。
使う人の性別や体形に合わせる
一般的に、男性は首筋のカーブが深く、女性は浅い傾向にあります。そのため、男性は高めの枕を、女性は低めの枕を選べば、より快適に感じやすくなるでしょう。一般的な男性はMサイズ、小柄な男性や女性はSサイズがおすすめです。
普段からよく体を動かしている人、がっちりとした体形の人も、首のS字カーブがしっかりとしている場合が多いため、Lサイズより上の高さのある枕がおすすめです。
枕の高さを選ぶときは、自分の性別や体形に合わせた高さを試してみましょう。
寝姿勢に合わせて選ぶ
人により寝姿勢の癖はさまざまです。枕の理想的な高さは、寝姿勢の癖からも判断できます。
横向きで寝ることが多い人は、枕に肩幅分の高さが必要です。あお向け寝での理想的な高さより、1~2cm高めの枕がおすすめです。
うつ伏せ寝が多い人の場合は、圧迫感を覚えたり無理な姿勢になったりしないよう、低めの枕を選ぶとよいでしょう。
あお向け寝でS字カーブが保たれる高さを基準に、自分が好む寝姿勢で頭の位置がどのくらい上下するかを確認し、適した高さを見つけることが大事です。
自分に合う枕の高さの見つけ方
理想的な枕の高さは、実際に頭を乗せてみなければ、なかなかわかりにくいものです。しかし購入前の枕に、頭を乗せることはできません。
そこで、枕に頭を乗せることなく自分にとって最適な枕の高さを見つける方法を二つ紹介します。
自宅でできる!タオルを使った計測方法
自分に合った枕の高さは、自宅で手軽に計測できます。折りたたんだタオルを数枚重ねたり、バスタオルを丸めたりして、あお向けの姿勢で頭を乗せてみましょう。
目線が真上よりやや下方向に向いた状態が、理想的な高さの枕に頭を乗せた状態です。目線が下向きすぎれば枕が高く、目線が上向きすぎれば枕が低いと判断できます。
ちょうどよいと感じた高さを計測し、枕探しの参考にしましょう。あお向け寝だけでなく、横向き寝やうつ伏せ寝でも、タオルで計測することをおすすめします。
高さ調節が可能な枕を使う方法
枕の素材には、パイプ・フェザー・わたなど、量を調節できるものがあります。内容量を増やしたり減らしたりすることで、枕の高さも調節することが可能です。
軽量カップやスケールを使い、少しずつ中材を取り出したり戻したりしながら、実際に寝てみて自分に合った高さを探せます。
増量用の素材が、購入時に付属している枕なら、購入後に低く感じても高さを上げることが可能です。
実際に使う枕で高さを調節したい場合は、中材の増減が可能な枕の購入を検討してみましょう。
悩みを解決する機能をチェック
眠りが浅い、朝起きると肩や首が痛いといった睡眠の質に関する悩みや、洗濯の仕方や湿気対策など、枕に関してさまざまな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
これらの悩みに対して、どのような対策が施されているのか、枕の各種機能を紹介します。
S字カーブの形状
枕の中には、首元に当たる部分がS字カーブの形状に設計されているものがあります。低反発素材の枕に多い機能です。S字カーブの部分が首の形にフィットしやすいため、首と布団の間にすき間ができにくい特徴をもっています。
頭が沈み込みすぎるのを防ぎ、自然な寝姿勢を保ちやすくなるでしょう。ただし、首に余計な負荷がかかると体に悪影響を及ぼす恐れがあるため、首に触れる程度の形状に設計された枕を選ぶのがおすすめです。
低反発素材
いびきを抑えたい場合は、横向き寝の時間を増やすことがポイントです。気道が狭くなりやすいあお向け寝に比べ、横向き寝は気道を確保しやすく、いびきを軽減できます。
横向き寝には、低反発素材の枕が適しています。低反発素材は体圧分散に優れているため、特定部位への負担が減り、結果的に寝返りの回数を抑えられるでしょう。
また、低反発素材なら横向き寝で体が受けやすい睡眠時の負担も軽減できます。いびきは快眠を妨げる大きな原因の一つになりやすいため、低反発枕の使用がおすすめです。
洗濯機丸洗いの可否
枕は寝汗や皮脂などで汚れやすいため、水洗いできるものを選びましょう。洗濯機で丸洗いできればベストです。
単に『洗える枕』と謳っている商品でも、洗濯機で丸洗いできるとは限りません。カバーしか洗えないものや、手洗いしかできないものもあります。
洗濯表示タグや販売元の公式サイトなどで、情報をしっかりと確認しておくことが大切です。早く乾かせるよう、乾燥機にも対応している商品がおすすめです。
吸湿性・発散性・通気性
頭部からの寝汗をためこみにくい枕なら、快眠を得やすくなります。吸湿性・発散性・通気性に優れた枕を使えば、汗を気にせず寝られるでしょう。
睡眠中の発汗は、体温を下げ眠りを深めるための重要な作用です。頭部は特に汗をかきやすい部位といわれているため、枕には汗を素早く吸収・発散させる能力が求められます。
より良質な寝心地を求めるなら、高さや素材だけでなく、吸湿性・発散性・通気性に優れているかどうかもチェックしましょう。
枕の素材もチェック 天然素材
枕選びでは、素材にもこだわってみましょう。天然素材なら、吸湿性や発散性に優れているため、特に夏場の枕としておすすめです。かたさ別に天然素材の特徴を紹介します。
やわらかな「羽毛」「羽根」「羊毛」
ふんわりとしたやわらかな感触が特徴的な素材です。頭が深く沈んでしまうイメージがありますが、適度な弾力があるため、沈み込みすぎることによる底つき感も感じにくいでしょう。
復元力や耐久力が高く、天然素材であることから吸湿性や発散性にも優れています。包まれるような優しく、フィット感のある寝心地を求める人におすすめです。
動物性の天然素材であるため、アレルギー体質の人には適さないこともあります。できるだけ高品質な商品を選び、こまめなお手入れを心がけることが重要です。
かためなら「ひのき」「そばがら」「ラテックス」
天然素材でもかための感触を好む場合は、ひのきチップやそばがら、ゴムの木から作ったラテックスなどを使用した枕がおすすめです。
それぞれ比較的通気性がよく、熱がこもりにくいため、夏場でも頭部や首周りを快適な状態に保てるでしょう。反発性に優れ、耐久性も良くて長持ちします。中材の出し入れにより、高さ調節できるものもあります。
ひのきは安眠効果を高め、ラテックスは抗菌効果があるといわれています。
枕の素材もチェック 化学繊維
人工的に作られた化学繊維も、枕の素材として多くの種類が使われています。代表的な化学繊維とそれぞれの特徴を押さえておきましょう。
フィット感のある「ウレタン」
ウレタンは、体圧分散性に優れた化学繊維です。体の重さやラインに合わせてフィットしやすいため、良質な寝心地を得られるでしょう。
ウレタン枕の中でも、やわらかめの低反発枕が人気を集めています。触っただけで手形が残るほどのやわらかさが特徴です。
低反発ウレタンは、頭の重さを面で吸収するため、負荷を軽減できます。形を変えやすく、横向き寝に対応しやすいこともメリットといえるでしょう。
自宅で洗える「ポリエステルわた」
ポリエステルをわた状にした化学繊維です。やわらかく弾力性があり、クッションや衣類の素材にも使用されています。
やわらかでボリューム感のある枕を求めている人におすすめです。自宅で丸洗いできるほか、カビや虫に強い特徴をもっています。
使い続けると形状が復元しにくくなり、低くなりやすい点に注意しましょう。吸湿性がそれほど高くないため、暑い時期にむれやすいこともデメリットです。
丈夫で通気性の高い「高反発ファイバー」
樹脂繊維を網目状に細かく固めた化学繊維です。ややかためで沈み込みが少ないため、かための枕を好む人に向いています。
通気性がよくカビが発生しにくいことや、自宅で簡単に水洗いできることから、丈夫で長持ちしやすいことも特徴です。
乾燥も早く、すぐに乾くため、こまめに洗濯して清潔な状態をキープできます。一般的な枕の形をした商品や、肩のラインに合わせてカットされた形状の商品などがあります。
首の疲れをやわらげたい人に おすすめ枕3選
長時間のデスクワークや、スマホの利用で首に疲れが溜まっている人も多いのではないでしょうか。
首の疲れを和らげたい人向けの商品を3点紹介します。それぞれの特徴や魅力をチェックし、枕選びの参考にしましょう。
高さが選べる ビーチ「新・王様の夢枕」
好みに合わせて2種類の高さから選べる枕です。かための『標準タイプ』と、やわらかめの『低めタイプ』が用意されています。
標準タイプは、超極小ビーズの流動性を抑え、首元をしっかりと支える構造です。一方、低めタイプは、ビーズを流動させているため、ソフトな寝心地を得られるでしょう。
寝返りしても首元を優しく支える、肩のラインに合わせた流線型の設計です。枕カバーには、肌触りと吸湿性に優れたテンセル素材を採用しています。
サイズ | 幅62×奥行40×高さ8cm(高めタイプ)・7cm(低めタイプ) |
素材 | ポリエステル |
かたさ | やわらかめ(低めタイプ)・かため(たかめタイプ) |
洗濯 | カバーのみ洗濯機可 |
こんな人におすすめ | ・寝返りの多い人 ・やわらかく優しい肌触りの枕で寝たい人 |
整体師も推薦 キュアレ「THE MAKURA」
寝るだけで体のバランスが整いやすくなる、枕型の整体器具です。良質な睡眠を作り出す特許を取得しており、プロの整体師からも推薦の声があがっています。
「頚椎にかかる負担を大きく軽減させること」を、枕における整体効果のポイントとし、素材・構造・縫製方法などを徹底的に研究して作られた枕です。
横幅は、安心して寝返りできる、約60cm幅で設計されています。朝起きるのがきつい人や、起床時に腰が痛い人、慢性的な肩こりに悩んでいる人などにおすすめです。
サイズ | 幅58×奥行32×高さ5cm |
素材 | エラストゴムパイプ |
かたさ | ふつう |
洗濯 | カバーのみ手洗い可 |
こんな人におすすめ | ・ストレートネックや肩こりに悩んでいる人 ・寝返りの多い人 |
首にやさしい オメガサポート「ラクマックス」
日本とアメリカで特許を取得した『頚椎Ω(オメガ)サポート構造』により、首にやさしい睡眠が期待できる枕です。
低反発枕では首が圧迫されて痛むという人のために、首への圧迫低減にこだわって設計されています。首がほどよく固定され、安定性をキープできることも特徴です。
サイドに高さをもたせているため、横向き寝でも快適に眠れるでしょう。特殊縫製された枕カバーは、後頭部へのクッションとしての役割も果たします。
サイズ | 幅53×奥行43×高さ5cm |
素材 | パイプ型エアセル |
かたさ | やわらかめ |
洗濯 | 洗濯機可 |
こんな人におすすめ | ・ストレートネックや首こりに悩んでいる人 ・暑い夜でも涼しく安眠したい人 ・出張や旅行先にも持っていきたい人 |
自分で高さを調整したい人に おすすめ枕2選
なかなか自分好みの高さが見つからずに、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。試し寝しながら高さを微調整できる、おすすめの枕を紹介します。
丸洗いOK ニトリ「高さが10ヵ所調整できる枕」
好みの枕が自在に作れる、首にやさしい枕です。本体裏側のファスナー部分から中材を出し入れすることで、計10カ所の高さを微調整できます。
2層目と3層目にウレタンフォームを採用しているため、もっちりとした肌触りを体感できるでしょう。側生地は、ポリエステル100%のやわらかなニット生地です。
本体を丸洗いできる上、乾燥しやすいため、常に清潔な状態を保てます。抗菌・防臭加工が施されており、菌とニオイを軽減できることも魅力です。
サイズ | 幅40×奥行60cm |
素材 | パイプ |
かたさ | かため |
洗濯 | 洗濯機可 |
こんな人におすすめ | ・丸洗いできる枕が欲しい人 ・より頭部にフィットした枕を使いたい人 |
選べる中材 ロハテックス「高さが調整できる枕」
2種類の中材と九つのパーツにより、自分に合った高さにカスタマイズできる枕です。中材は、つぶ綿タイプとハードパイプタイプが用意されています。
中材のへたりが気になってきたときや、もう少し高さが欲しいようなときにも、中材の入れ替えや継ぎ足しが可能です。
全体的な高さ調節だけでなく、シートの出し入れで部分的な高さの微調整もできます。シートの素材にはウレタンと天然ラテックスを採用し、へたりにくい耐久性が魅力です。
サイズ | 幅40×奥行60cm |
素材 | つぶ綿・ハードパイプ |
かたさ | かため(ハードパイプ)・やわらかめ(つぶ綿) |
洗濯 | 不可 |
こんな人におすすめ | ・高さだけでなくかたさも調節したい人 ・へたりにくい耐久性を求める人 |
いびきに悩む人に おすすめ枕3選
いびきをどうにかしたい人は、枕の見直しから検討してみましょう。いびきの改善が期待できる枕を、厳選して3点紹介します。
鼻通りを促す スージー「AS快眠枕」
航空機の設計技術を応用した独自の立体形状により、鼻通りの促進が期待できる枕です。実際に医療機関で検証し、鼻通りが115%よくなるという結果が出ています。
3D形状により、従来の低反発ウレタンなどに起こりがちな『むれ』や『熱のこもり』を軽減していることが特徴です。後頭部に空間ができることで、通気性も保たれます。
頭を乗せるだけで、寝息を静める効果が期待できます。鼻通りの悪さからいびきをかきやすい人や、頭がぼやけて気持ちよく起床できない人におすすめです。
素材 | 低反発ウレタン |
かたさ | ふつう |
洗濯 | 不可 |
こんな人におすすめ | ・蒸れることなく快適に眠りたい人 ・睡眠中の鼻通りをよくしたい人 |
横向き専用 フランスベッド 「サイレントナイトピロー2」
寝ながら好みの高さに調節可能な、横向き専用の枕です。側面に付けられたバルブのつまみを回すだけで、内部のエアーを調節できるため、高さを変えられます。
内部には、両面仕様のインナークッションが備えられており、ハード面・ソフト面の2種類から、好きな感触に変えることが可能です。
いびきを抑える方法の一つとして、横向きで寝ることが挙げられます。横向き寝では、肩の高さも考慮して高さ調節する必要がありますが、この枕なら楽に調節できるでしょう。
サイズ | 幅58×奥行30×高さ15cm |
素材 | ポリエステルわた・PEストローパイプ |
かたさ | かため(PEストローパイプ)・やわらかめ(ポリエステルわた) |
洗濯 | 不可 |
こんな人におすすめ | ・寝ながら自分で高さを調節したい人 ・枕のかたさを自分で選びたい人 |
人間工学に基づいた 至福の眠れる枕「健康枕」
首や肩の負担を軽減できるよう、人間工学に基づき独自の立体形状に設計された枕です。頭を乗せるだけで気道が開きやすくなるため、いびきの改善にもつながるでしょう。
首にやさしくフィットしやすい、カーブを描いた形状により、圧力をバランスよく分散し、首の疲労を軽減したり呼吸を楽にしたりする効果が期待できます。
中間に空気の層が作られるように設計されているため、高い通気性を発揮しやすいことも特徴です。あお向け寝と横向き寝のどちらにも適した枕です。
サイズ | 幅50×奥行30×高さ11cm |
素材 | ウレタンフォーム |
かたさ | やわらかめ |
洗濯 | 不可 |
こんな人におすすめ | ・睡眠中の姿勢や呼吸を整えたい人 ・肩の負担を軽減したい人 |
丸洗いできて清潔に保ちやすい おすすめ枕3選
枕の清潔さを保ちたいなら、本体を水洗いできるものがおすすめです。いつでも清潔さをキープできるおすすめの枕を紹介します。
優れた弾力・復元性 フォスフレイクス「丸ごと洗える枕」
デンマークで開発された樹脂素材『フォスフレイクス』を中材に採用した枕です。羽毛のようなふんわり感と、洗濯機で丸洗いできる丈夫さを兼ね備えています。
優れた復元力を発揮することも、フォスフレイクスの特徴です。数年間使用し続けても品質が落ちにくく、ふんわり感と弾力性を維持します。
家庭の洗濯機で丸洗いできるほか、乾燥機も使用できます。人体に影響を及ぼす有害物質が含まれていないことを証明する『エコテックス規格100』の認証も取得済みです。
サイズ | 幅50×奥行35cm |
素材 | ポリエステル |
かたさ | やわらかめ |
洗濯 | 洗濯機可 |
こんな人におすすめ | ・いつも清潔な枕を使いたい人 ・安心できる素材を使用した枕を探している人 |
水切メッシュ付き エムール「乾きが早い洗える枕」
丸洗いできることだけでなく、乾燥のしやすさまで意識して作られた枕です。洗濯バサミ用のループと水切りメッシュにより、優れた水はけ性能を発揮します。
厚さは約11cmと厚めで、高めの枕を好む人に向くでしょう。ボリューム感があり、ほどよい弾力性も備わっています。
中わたに、抗菌・防臭・防ダニわたの『マイティトップ2ECO』を使用していることも魅力です。乾燥スピードの早さと併せて、毎日清潔に使用できます。
サイズ | 幅63×奥行43×高さ11cm |
素材 | ポリエステル・綿 |
かたさ | やわらかめ |
洗濯 | 洗濯機可 |
こんな人におすすめ | ・速乾性・清潔さを求める人 ・ボリューム感のある枕に寝たい人 |
洗濯機で洗える グースリー「グースリー枕」
洗濯機で丸洗いできるため、いつでも清潔な状態を保てる枕です。抗菌・防臭加工も施されています。高い通気性でむれにくいことも特徴です。
中材には、羽毛以上のふんわり感を期待できる、独自開発の新素材を使用しています。頭部を包み込むように支え、体圧分散にも優れた素材です。
ホコリが出にくい特殊繊維でできており、へたりや片寄りが少ないこともメリットといえるでしょう。ニオイがしないため、枕のニオイに敏感な人にもおすすめです。
- 商品名:グースリー「グースリー枕」
- Amazon:商品ページ
- 価格:8,800円(税込)※2020年9月時点
サイズ | 幅63×奥行43cm |
素材 | テクノロジーダウン |
かたさ | やわらかめ |
洗濯 | 洗濯機可 |
こんな人におすすめ | ・羽毛尾触感を味わいたいけど羽毛のニオイやホコリが苦手な人 ・抗菌加工で安心したい人 |
※「グースリー枕Ⅱ」はこちら
メーカーにこだわりたい おすすめ枕3選
枕選びに迷ったら、有名メーカーの商品もチェックしてみましょう。多くの人から選ばれている、人気メーカーのおすすめ枕を紹介します。
優れた通気性 東京西川「エンジェルフロート」
東京西川は、室町時代の1566年に創業した老舗の寝具メーカーです。現在は、『エアー』や『西川プレミアム』などのブランドで人気を集めています。
エンジェルフロートは、ふわふわした感触が特徴的なウレタン枕です。硬さの異なるウレタンで、頭部を包み込むように支えます。
ウレタンの空気孔を増やすことで、優れた通気性を発揮します。吸放湿性も高く、『暑さ』や『むれ』といった不満を解消してくれるでしょう。
サイズ | 幅60×奥行33×高さ10cm |
素材 | ウレタンフォーム |
かたさ | やわらかめ |
洗濯 | 不可 |
こんな人におすすめ | ・年間通して同じ触感で寝たい人 ・蒸れにくい枕を探している人 |
持ち運びしやすい マニフレックス「ピロー グランデ」
マニフレックスは、創業50周年以上の歴史をもつ、世界的な総合寝具メーカーです。90カ国以上で寝具を販売しています。
『ピロー グランデ』は、世界中で人気を集めているベストセラー商品です。水で発泡し生成する独自素材を採用し、やわらかさとサポート力を両立させています。
肩から乗せて使用することで、肩への負担を軽減できます。サイズが大きめであるため、横向き寝を好む人や寝返りが多い人にも相性のよい枕です。
サイズ | 幅70×奥行45×高さ12cm |
素材 | エリオセル |
かたさ | やわらかめ |
洗濯 | 不可 |
こんな人におすすめ | ・いろいろな向きで寝たい人 ・自分の頭にフィットしやすい枕に寝たい人 |
サイズが選べる テンピュール「オリジナルネックピローM」
テンピュールは、世界で唯一、NASAによって認定技術ロゴの使用を認められた寝具メーカーです。『オリジナルネックピローM』は、ネックピローのスタンダードデザインとして販売されています。
ボリュームのある独自の波型デザインで設計されており、盛り上がった部分が首をサポートすることで、あお向けや横向きでも背骨がまっすぐに保たれやすくなります。
素材の特性により、体温と体圧を感知し、一部に集中しがちな圧力を分散してくれることも特徴です。血行の妨げを防ぐことが期待できます。
サイズ | XS:幅50×奥行31×高さ7~4cm S:幅50×奥行31×高さ8~5cm M:幅50×奥行31×高さ10~7cm L:幅50×奥行31×高さ11.5~8.5cm Jr:幅40×奥行26×高さ7~4cm |
素材 | ウレタンフォーム |
かたさ | かため |
洗濯 | 不可 |
こんな人におすすめ | ・仰向けや横向きでも寝たい人 ・首や肩に不調が起こりやすい人 |
枕難民こそ試してほしい おすすめ枕3選
なかなか自分に合う枕が見つからず、買い替えを繰り返しているような人におすすめの枕を紹介します。それぞれがもつ独自の魅力を体感してみましょう。
中材の付け替え可能 ココチファクトリー「ふわふわだけどふわふわすぎないちょうどいいふわふわ枕」
ホテル仕様のふわふわ感と、首の安定性を考慮した人間工学を組み合わせた、ほどよくやわらかい枕です。
中材は、フェザーとパイプの2種類を付け替えられます。首周りの感触を自分好みに選ぶことで、首の安定感が増し、肩や首に痛みを感じにくくなるでしょう。
放熱性に優れ、むれにくいこともメリットです。フェザーやダウンの枕を使っていても、首や肩が痛くなりがちな人におすすめできます。
サイズ | 幅63×奥行43×高さ12cm |
素材 | フェザー |
かたさ | やわらかめ |
洗濯 | 不可 |
こんな人におすすめ | ・日によって枕が合わない日がある人 ・首や肩が痛くなるときがある人 |
ジェルを配合 ブルーブラッド「3D体感ピロー」
スーパーソフトウレタンと特殊なGELを組み合わせた『ハイブリッドGEL素材』を採用した枕です。やわらかさとサポート力を兼ね備え、沈み込みすぎるのを防げます。
ハイブリッドGEL素材は柔軟性と復元力を併せ持っているため、無重力の中にいるような『固定されない安定感』を得られることが特徴的です。
シルクのような滑らかな肌触りのテンセルを、カバーの素材として使用しています。サイズも約65cm×約40cmと大きいため、寝返りの多い人にもおすすめです。
サイズ | 幅65×奥行40×高さ12cm |
素材 | ハイブリッドGEL素材 |
かたさ | やわらかめ |
洗濯 | 不可 |
こんな人におすすめ | ・寝返りの多い人 ・寝姿勢を選びたい人 |
力強い反発力 ボディドクター「ドクターピロー」
独自のスリットピンコアラテックスにより、力強い反発力を発揮する枕です。優れた体圧分散性により、自然な睡眠を実感できるでしょう。
加えた重さと同じ比率だけ沈み、その圧力と同じ力で反発する『正反発』の性能が高いため、理想的な寝姿勢を保ちやすいことが特徴です。
通気性・殺菌性にも優れ、特別なメンテナンスも必要ありません。日本人に向いたフラット構造で、あお向き寝や横向き寝のどちらとも相性のよさを発揮します。
サイズ | 幅60×奥行40×高さ11cm |
素材 | ラテックスフォーム |
かたさ | やわらかめ |
洗濯 | 不可 |
こんな人におすすめ | ・気持ちよく目覚めたい人 ・寝姿勢を選びたい人 |
まとめ
枕は、睡眠時の体を支える重要な寝具です。寝違えや肩こりなど、体に不調が見られるようになってきたら、枕が替えどきの状態になっていないか確認することが大事です。
枕選びで重視すべき要素として、大きさ・高さ・素材が挙げられます。丸洗いの可否や通気性などの機能もチェックし、自分に合った枕を見つけてみましょう。