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快眠グッズのおすすめ9選!枕やマットレスの選び方も紹介

「寝起きが悪い」「朝、腰が痛い」「いつも眠い」などと悩んでいませんか?あるいは、睡眠の質を上げ、日中もっと生き生きと活動したいですか?そんなあなたのために、枕・マットレス選びのコツとおすすめ商品、また快眠に繋がるアイテムも紹介します。

目次

睡眠の基礎知識

睡眠

まずは、睡眠に関するベーシックなことがらを確認しましょう。

睡眠のメカニズムを改めて知ることにより、なぜ規則正しい生活が必要かを再確認できます。さらに、『質のよい睡眠』の定義と照合することで、自分が本当によい睡眠がとれているかどうかセルフチェックできるでしょう。

睡眠の仕組み

人間は、毎日だいたい同じ時間に眠気を感じて睡眠に入り、だいたい同じ時間に自然に目が覚めます。この睡眠リズムは、二つのメカニズムによって支えられていると考えられています。

一つは『睡眠欲求』です。人間が起きて活動するうちに、だんだん疲労が積み重なります。疲労を解消するべく睡眠欲求が生じ、必要分の睡眠を得ると、睡眠欲求は消失し覚醒するというものです。

もう一つは『覚醒力』です。人間の体内時計によって、一日の決まった時間に覚醒を促すホルモンが分泌されるため、毎日決まった時刻に目が覚めるとされます。

私たちは毎日ほぼ同じ時刻に眠り、同じ時刻に目が覚めます。このような規則正しい睡眠リズムは疲労による「睡眠欲求」と体内時計に指示された「覚醒力」のバランスで形作られます。

参考元:厚生労働省 眠りのメカニズム

睡眠は質が大切

睡眠は、時間(量)だけでなく質も大切です。そもそも『質のよい睡眠』とは、どんなものでしょうか?厚生労働省の『第3章 より健康的な睡眠を確保するための生活術』によると、次のように要約されます。

  • 昼夜のメリハリがはっきりしている
  • 睡眠と覚醒のサイクルが規則的
  • 個人に必要な睡眠量がキープされ、日中に眠気を催さず適切な心身の状態を保てる
  • 途切れずある程度まとまっている
  • 睡眠と覚醒のサイクルが個人の生活サイクルにマッチしている
  • すぐに寝入ることができる
  • 適切な時間に、スッキリ気持ちよく目覚める
  • 「しっかり寝たな」と満足感が得られる
  • 日中に疲労感を感じず、行動意欲を感じられる

正常睡眠の範囲内であっても「良質」な睡眠とは限らないのである。さらに、夜間の睡眠と日中の覚醒とは相互に影響を及ぼし合っているので、睡眠を振り返っての満足度(熟眠感、寝心地、目覚め感など)だけでなく、日中の生活における満足度、昼夜を通して心身の諸機能が示す概日リズムの状態などもあわせて多面的に評価する必要があると思われる。

参考元:厚生労働省 睡眠の質の評価指標について

快眠のポイント

快眠のポイント

質のよい睡眠を増やすためには、特別なことをする必要はなく、基本的な生活習慣を整えることが何よりの早道といえそうです。ここでは、日常生活において誰でもすぐに実践しやすいことがらを三つ紹介します。

生活リズムを整える

よい睡眠サイクルのためには、毎日決まった時間に起きて眠ることが鍵です。

「休みの前日だから、夜3時までスマホでSNSしていた」「休日に寝だめして、起きたらもう夕方だった…」これらの生活習慣は、体内時計を乱す原因になりかねません。極力規則正しい生活サイクルをキープしましょう。

そうはいっても、残業や付き合いなどで夜遅くなることもあるものです。その場合は、早朝に太陽の光を浴びることで、体内時計を調整できるともいわれます。

朝眠たくても、一度起きて日光を浴びるのがおすすめです。その後どうしても眠い場合は、昼寝などをして調整すればよいのです。

夜の過ごし方

夜寝る前には、眠りやすい体と環境をつくりましょう。スッと寝つけたり、夜中に目覚める回数が減ったりという効果が期待できそうです。

くつろぎタイムで体をリラックスモードにします。ゆったりとぬるめのお湯に浸かる、好きな音楽・本・アロマなどを楽しむ、ヨガやストレッチをするなどして、体と心の緊張を緩めましょう。

注意したいのは寝酒です。一見よく眠れそうですが、眠気は短時間しか続かないうえ、眠りが浅くなったり早朝目が覚めたりすることもあり得ます。不眠対策にはNGでしょう。

そのほか、快適に感じる寝具・照明を探す、室温を20度前後・湿度を40~70%に保つ、光や音を遮るなども有効とされます。

ストレスへの対処

ストレスはすこやかな睡眠を遠ざける可能性があります。ストレスの原因を取り除ければ何よりですが、自分で変えられない場合も多いでしょう。上手に付き合っていく方法を見つけることが大切です。

ゴルフ・映画鑑賞など趣味を楽しんだり、家族・友人と旅行やカラオケに行ったりして、うまく気分転換しましょう。ほどよい有酸素運動もストレス発散に効果的といわれます。

「不眠がストレス」という人もいるかもしれません。一般的に7~8時間の睡眠が理想といわれますが、実際には必要な睡眠時間には個人差があるようです。

本当は必要な睡眠がとれていることも考えられます。「眠らなくては」とイライラするよりも、布団から出て読書などを楽しんでみてはどうでしょう。

快眠のための枕選びのポイント

快眠のための枕選び

ここからは、快眠グッズについて選び方のコツとおすすめアイテムを紹介します。まずは枕を選ぶ際のポイントを三つまとめました。

身長・体重・頭の大きさ・体形などは一人ひとり異なるため、その人に合った枕も異なるものです。

自分ではなかなか判断ができない場合は、購入前に一度店舗へ足を運び、専門スタッフにサイズを測ってもらったりフィッティングしたりするのも一つのアイデアでしょう。

素材や機能性

枕の素材は、大きく分けて天然素材と化学合成素材に分かれます。天然素材は、そば殻・ウール・羽毛・フェザーなど、化学合成素材はウレタン・ラテックス・ポリエチレン・マイクロビーズなどです。

各素材にはそれぞれ長所・短所があります。硬さ・フィット感・サポート感・通気性・吸湿性・放湿性・肌ざわり・洗濯可能かなどを多角的に比較し、自分に適したものを選びましょう。

敏感体質な人や小さな子どもが使用する場合は、アレルゲンとなり得る素材が含まれているかをチェックすることも重要なポイントです。

枕の高さ

枕は高すぎても低すぎてもNGです。いくら高級・高機能な枕でも、高さが合わなければ肩こり・首の痛み・いびき・不眠・腰痛などの原因ともなり得ます。

理想とされる枕の高さは、仰向き寝の場合は『枕と首の間に隙間ができずにピッタリと密着していること』とされます。背骨が自然なS字カーブを描く状態がよいのではないかと考えられています。

横向き寝の場合は『背骨から頭部まで一直線のラインで結べる状態』がよいとわれています。

枕のサイズ

市販されている枕の標準サイズは、「幅35cm × 長さ50cm(子どもや小柄な人向け)」「幅43cm × 長さ63cm(主流サイズ・中柄な人向け)」「幅50cm × 長さ70cm(大柄な人向け)」の3種類です。

選ぶ際は、頭が枕からはみ出さないことが大前提となります。ポイントは、普通に仰向き寝のときだけでなく、寝返りをしたときにも頭が枕から落ちないかどうかです。

いくら自分が中柄だからといって、中柄な人用をそのまま選ぶのではなく、実際に寝たときの状態をシミュレーションするとよいでしょう。

おすすめの枕

枕 おすすめ

快眠の助けとなりそうなおすすめ枕を3点紹介します。

近年は、人間工学に基づいた睡眠テクノロジーの発展が著しいです。素材・形状・フィット感・硬さなども開発・改良がされているだけでなく、それに伴って選択の幅も広がっています。

より性能の優れた、より多くの商品から選べることは、枕選びに悩む人にとって大きなメリットでしょう。

TEMPUR オリジナルネックピロー

1970年代にアメリカのNASAで開発されたことが、TEMPUR素材の始まりです。オープンセル構造により、体重・耐圧を均等に分散させ、体の一部に負荷がかかることを軽減する効果が期待できます。

硬めの感触でしっかりと体をサポートするだけでなく、一人ずつの体温・体形・体重を感知し、体のラインに自然に寄り添う抜群のフィット感が心地よい眠りを誘います。

NASAが公式認定する唯一のマットレス・ピローブランドであり、世界の病院・医療施設・睡眠療法施設でも多く利用されているようです。

首・肩・関節・腰の痛みや不眠に悩んでいる人にとっては、一考の価値ありといえるでしょう。

Air SLEEPTECH エアー4DX

最新テクノロジー・高度なカッティング技術・未来型デザインが融合されたハイスペック枕です。厳しい体調管理が求められるプロアスリートも多数愛用しているようです。

日中のパフォーマンスを向上させたいビジネスパーソンや、健康への意識が高い人に向いているかもしれません。

さまざまな素材のよいところどりを図ったハイブリッド4層構造で、高いクッション性・安定のサポート・抜群のフィット感を目指します。化学素材の弱点である『通気性の確保』と『温度上昇防止』に力を入れています。

2種類の高さから選べるうえ、ウレタンシートの出し入れでさらに緻密な高さ調整が可能となります。仰向き寝・横向き寝のどちらも自分仕様にカスタマイズでき便利です。

True Sleeper ネックフィット ピロー

弾力性と復元力に優れた低反発ウレタン素材を採用しています。体温・対圧に応じて反発力を変化させ、体の1カ所に負担がかかるのを防ぐと同時に、頭から首筋にかけての自然なカーブを維持し血流を妨げにくい工夫がなされているようです。

カバーはポリエステルと綿の混合素材を使い、肌触りにもこだわっています。洗濯が可能なだけでなく、取り外しやすい『コの字型ファスナー』で、清潔に使い続けられるでしょう。

枕は実際に使ってみないとわからない面も多いものですが、39日間の返品保証があるので安心してトライができます。

快眠のためのマットレス選びのポイント

快眠のためのマットレス選び

次はマットレスです。気をつけたいポイントを三つの側面から見てみましょう。寝具の中で、体をサポートする要ともいえるアイテムなので、しっかりリサーチして選びたいところです。

素材と機能性

マットレスについても、綿・ウレタン・コイル・ラテックスなどさまざまな素材の商品がありますが、いくつかの素材を組み合わせたユニット層構造であることが多いです。

機能面では、体のサポート力・体圧分散性・安定性・フィット性などは優先的にチェックしたい点といえます。

快適さのためには、保温性・保湿性なども考慮しましょう。また、通気性・汗の吸湿性・発散性などが低いと、内部にカビが発生しやすくなるといわれているため注意が必要です。

マットレスの厚さ

厚み(高さ)は商品によって差が大きく、用途や特徴で使い分けることが多く見受けられます。

7㎝以下なら、子ども用か『ベッドトッパー』としてほかのマットレスとの併用に適します。8~18㎝程度なら床に直置き、それ以上ではベッドとの併用が多いようです。

また、選ぶときには『ベッドの高さ+マットレス+トッパー+パッド』で計算することが大切といえます。

高すぎると落下しないかと不安を感じます。低すぎると起き上がるのが大変だったり『底つき感』を感じたりします。好みや環境にもよりますが、一般に理想とされるのは40~50㎝ほどの高さといわれています。

マットレスの硬さ

柔らかいマットレスは、ふわふわして寝心地がよいことが多いものです。しかし、柔らかすぎるとお尻や落ち込み、腰に負荷が集中する可能性があります。

長時間不自然な姿勢のままだと、肩や首のコリや腰痛が起きるかもしれません。1カ所に体圧が集中することでマットレスのヘタりが早まる可能性も高いでしょう。

逆に、硬すぎるとゴツゴツして寝心地が悪いうえ、骨が当たって痛みを感じたり、血流を妨げて熟睡できなかったりする場合もあるようです。

すなわち、ほどよい硬さで体をサポートしながらも、寝心地よく感じるものが理想といえるでしょう。

おすすめのマットレス

マットレス おすすめ

マットレスは安価な買い物ではないうえ、快眠には重要なアイテムであることから、やはり実績があり品質やサービスに信頼のおける大手メーカー製が人気のようです。以下に三つのおすすめ商品を挙げました。

エアウィーヴ ベッドマットレス S02

通常マットレスは洗濯できないため、内部にダニやカビが発生しやすいといわれます。『エアウィーヴ ベッドマットレス S02』はその弱点を補い、カバーだけでなく中材(エアファイバー)も洗えます。清潔さを保ちやすいのは大きなメリットです。

中材は3分割構造で、パーツごとに洗えるほか、ベッドの位置を移動する際にも楽でしょう。さらには、三つの中材の位置を入れ替えて使うことで、耐久性のアップも可能です。

機能面では、高反発で復元性が高く、適度に体を押し返すため寝返りがしやすいといわれます。体圧分散性により体にかかる負荷を均等に散らすので、腰痛などの軽減に有効ではないかと考えられます。

フランスベッド シングルマットレス

『フランスベッド』は、日本の老舗ブランドです。「やはり国産が安心」という人にはおすすめといえます。

内部には、高密度の連続スプリングとウール綿を採用しており、豊かな弾性・高いサポート力・優れた通気性が期待できます。しっかりした支持性とクッション性のどちらも欲しい人に向いているでしょう。

表面は伸縮性のウールニット地で、心地よい手触り・肌触りが快適さを増すとされています。

防ダニ・抗菌防臭加工が施されているほか、ユーザーの健康とともに環境にも配慮した『衛生マットレス』のため、小さな子どもや敏感体質な人も安心して使える可能性が高いでしょう。

シモンズ ビューティレストプレミアム ゴールデンバリュー

シモンズは、国内外の高級ホテルでも広く採用されており、信頼度・ブランド力ともに人気のあるメーカーです。

核となる技術が『ポケットコイル』です。内部のスプリングは、一つひとつが不織布で丁寧に包まれており、通気性のアップが図られています。

加えて、各コイルが『点』となり体をしっかりサポートするため、体圧の分散と自然な姿勢の維持をサポートします。振動がほかの箇所に伝わりにくいこと、横揺れしにくいこともおすすめポイントです。

「憧れのホテルの寝心地が自宅で楽しめる…」毎日の睡眠時間が待ち遠しくなるかもしれません。

その他の快眠グッズ

大きな寝具だけでなく、顔周りに着用する小物類も、快眠の手助けとなることがあるものです。おすすめのアイテムを三つピックアップしました。

光を遮断するアイマスク

アイマスクは、素材の遮光性よりも目・鼻周りのフィット感が大切とされます。顔の凹凸に沿わないと、そこから光が入り込むためです。可能ならば、実際に装着して光が入らないかを確認してから購入しましょう。

眼球や鼻を強く押さえつけるものは、不快に感じることもあります。長時間着用しても快適なものがおすすめです。

耳かけタイプは、寝ている間に耳から外れたり耳の裏が痛くなったりすることも起きがちです。頭の後ろ側で調整できるタイプがよいでしょう。

『極上天然シルクアイマスク』は、上記の条件を満たす商品の一例です。なめらかで肌触りのよいシルクが顔周りを優しく包み、圧迫感なく遮光してくれます。

音を遮断する耳栓

寝室周辺の音が気になって眠れないという人には、あると便利なアイテムではないでしょうか。

円筒・円柱形の『スポンジタイプ』、層状のヒレで構成される『フランジタイプ』などが一般的ですが、近年は小型電子機器の『デジタルタイプ』もあります。

いずれの種類も、自分の耳にフィットするかが大切です。また、使い捨てか繰り返し使えるか、紛失防止にも役立つ収納ケースが付帯しているかなどもチェックしましょう。

MAX LITEは、スポンジタイプ・1回ごとの使い捨てです。優しく耳にフィットし、圧迫感が少ないとされます。個別包装で衛生的なうえ、収納ケースもあり、自宅はもちろん出張などにも役立ちそうです。

睡眠促進のガジェット

『ガジェット』とは、目新しかったり独自性があったりする小型デジタルデバイスのことです。快眠グッズとしては、癒し音スピーカー、睡眠時間を計測・記録できる腕時計などさまざまな種類があります。

ここで紹介するのは、睡眠の質向上・疲労感軽減・時差ボケ緩和などの効果が期待できる眼鏡型デバイスです。『AYO(アイオ)ウェアラブル』は、ブルーライトを照射し睡眠ホルモンの分泌を調整するといわれます。

毎日15~20分の装着で、スムーズな入眠が期待できるうえ、軽量なので持ち運びも楽です。寝つきの悪さに悩む人や、海外出張の多いビジネスパーソンなどに向いているかもしれません。

まとめ

快眠には、時間(睡眠量)よりもむしろ『質の高さ』が求められます。そして良質の睡眠には、「しっかり寝たな」「スッキリした、今日もがんばろう」など、心の充足感も含まれます。

枕やマットレスなどを選ぶ際には、支持性・耐圧分散性など外せないポイントももちろんありますが、硬さ・厚みなどはある程度個人の好みを取り入れ、好きなものを愛用できるという満足感を高めることも大切でしょう。

また寝具を買い替えずとも、アイマスクや耳栓などの小物により、よりベターな睡眠環境をつくれるかもしれません。多くの選択肢の中で、リサーチやフィッティングなどをしつつ、自分にピッタリのアイテムを探してみましょう。

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