イケアで買うならどのダブルベッド?フレームやマットレスの選び方・注意点も解説
北欧スウェーデン発祥の『IKEA(イケア)』は、おしゃれなアイテムが多いことで人気の世界最大級の家具メーカーです。IKEAでダブルベッドを購入したい場合の選び方や、ベッドフレーム・マットレス・シーツのおすすめ商品を紹介します。
組み合わせが楽しいIKEAのダブルベッドの選び方
IKEAのベッド選びでは、フレームやマットレスなどの自由な組み合わせを楽しめます。以下に挙げるポイントを意識しながら、自分好みのダブルベッドを探してみましょう。
何が違う?素材やデザイン
ベッドフレームを選ぶ際は、部屋の雰囲気に合わせるのか、部屋のイメージを仕上げるインテリアとして置くのかを考え、デザインを決めましょう。
ヘッドボードの有無や形状・ベッドの高さ・天蓋や収納の有無などは、デザインを左右する大事な要素です。インテリアを崩さない、シンプルなデザインのものもあります。
フレームに使われている素材も、ベッドや部屋の雰囲気に大きく影響します。フレームの色やデザインが部屋のイメージに合うか、組み合わせを考えましょう。
素材の種類には、ウッド・ファブリック・レザー・スチールなどがあり、ウッドフレームも天然木や化粧合板に分かれています。統一感を意識して選ぶことが重要です。
サイズにも注意しよう
IKEAのベッドフレーム・マットレス・シーツは、日本での一般的なサイズと異なるものが多いことに注意しましょう。
例えば、IKEAがダブルベッドとして販売している商品のサイズは、日本でのダブルまたはクイーンと同じようなサイズです。
幅160cm×長さ200cmのベッドは、IKEAではダブルベッドのカテゴリで扱われていますが、日本ではクイーンのサイズに相当します。
従って、ダブルやクイーンなどサイズ名で判断するのではなく、寸法をcmやmmでしっかりと確認することが大事です。
自分が持っている寝具とサイズが合わないリスクを回避するためには、ベッドフレーム・マットレス・シーツの全てをIKEAでそろえるとよいでしょう。
IKEAで買えるおすすめベッドフレーム
ダブルベッドとして販売されている、IKEA製のおすすめベッドフレームを紹介します。日本ではクイーンに相当するサイズも選べるため、サイズに注意しましょう。
シンプルデザインの TARVA タルヴァ
シンプルなデザインと無塗装のパイン無垢材が特徴的なベッドフレームです。木目・色味・風合いが商品ごとに異なり、同じ見た目の商品はありません。
ベッド下には、収納スペースとして活用できる空間ができます。衣類・タオル・予備の寝具などをしまっておくのに最適です。
17本の木材で構成された積層材スラットが組み込まれていることにより、振動を吸収しやすい設計で作られています。マットレスのクッション効果も高まるでしょう。
フレームにオイルやワックスなどの仕上げ剤を施せば、さらに耐久力が向上し、手入れも楽になります。
引き出し収納付き MALM マルム
MALMは、寝床の下に大きな引き出しが二つ備えられているベッドです。キャスターが付いているため、収納物で重くなってもスムーズに引き出せます。
無垢材の突き板で仕上げられており、すっきりとしたシンプルなデザインが特徴です。商品ごとに、木目・色味・風合いが異なっています。
ヘッドボードの高さは、約100cmと高めです。クッションなどを使えば、読書やテレビ鑑賞の際に背もたれとしても利用できるでしょう。
すのこ状の積層材スラットにより、寝返り時などの振動を吸収してくれます。
インテリアを選ばない TRYSIL トリスィル
TRYSILは、シンプルですっきりとしており、どのようなインテリアにも合わせやすいデザインのベッドです。
高さ約98cmのヘッドボードには傾斜がついているため、くつろぐ際の背もたれとしても利用できるでしょう。
ベッドの下には、収納スペースとして活用できる空間が生まれます。収納ボックスなどを利用すれば、衣類や寝具などをしまっておけます。
積層材スラットが体の動きによる振動を吸収し、マットレスのクッション性も高めてくれるでしょう。
IKEAのマットレスの選び方ポイント
IKEAのマットレスを選ぶ際は、材質や厚さに注目しましょう。体圧分散性など、寝心地を左右する要素も重要です。
材質や厚さの違いを理解しよう
一般的に、マットレスの厚さは、使用されている材質により異なります。フォームやラテックスのマットレスは最大約15cmで、スプリング素材なら30cmを超えるものもあります。
厚さ11cm程度のマットレスであれば、床に直接置いて使うことも可能です。しかし、厚さ20cm以上のマットレスは、床に置くと湿気がたまりやすいため、ベッドフレームに置いて使う方がよいでしょう。
また、マットレスの材質は、硬さを左右する要素でもあります。実際に商品の硬さを確認できれば、自分に合った硬さの商品を選べるでしょう。
寝心地に関わる機能も大切
IKEAのマットレスには、より快適な寝心地にするためのさまざまな工夫が、随所に施されています。
例えば、IKEAのマットレスの中には、体圧を分散しやすくする『コンフォートゾーン』が施された商品があります。体圧分散に優れているマットレスは、腰や肩などに負荷が集中しにくくなるため、快適な寝心地を得やすくなるでしょう。
また、通常のポケットスプリングに比べ小さい、『ミニポケットスプリング』を配置した商品もあります。体の過度な沈み込みを防ぎ、寝返りを打ちやすくする効果が期待できます。
IKEAのおすすめマットレス
IKEAで購入できる、ダブルサイズのおすすめマットレスを紹介します。それぞれの特徴や魅力をチェックし、マットレス選びの参考にしましょう。
ロールパックで使いやすい MOSHULT モースフルト
MOSHULTは、ロールパックにして持ち帰りしやすいマットレスです。開封後すぐに使用できます。マットレス本来の形に戻るまでには約3日かかり、2~3週間で体になじんでくるでしょう。
弾力があるフォームで、体全体を包み込むような寝心地を得られるでしょう。外カバーは取り外して洗濯機で丸洗いできるため、清潔な状態を保てます。
使い勝手のよいマットレスを探している人に向いています。ベッドベース(すのこ)またはボトムベッドすのこ付きフレームと組み合わせて使うのがおすすめです。
スプリングで硬め HAFSLO ハフスロー
HAFSLOは、ボンネルスプリング入りで型崩れしにくい、硬めのマットレスです。体をしっかりと支え、体圧分散にも優れています。沈み込みにくく、しっかりとした寝心地を得られるでしょう。
ボンネルスプリング層が厚く、フォーム層が薄い構造の、最も硬いタイプのマットレスです。スプリングが全身を快適にサポートし、熟睡しやすいでしょう。
ロールパックで持ち帰りしやすく、開封後はすぐに使用できることも魅力です。厚さは約18cmで、ベッドベース(すのこ)と組み合わせての使用が適しています。
フォームマットレスが全身サポート MORGEDAL モルゲダール
体の動きに高反発フォームがスムーズに対応し、体全体を快適にサポートしやすいマットレスです。フォームマットレスが、身動きや寝返りの振動を吸収してくれるでしょう。
体圧分散効果を期待できるコンフォートゾーンが、体の一部にかかりやすい負荷を和らげるため、肩や腰に負担がかかりにくいことも特徴です。
厚みのある柔らかい中素材が全身をしっかり支えてくれるため、さらに心地よい睡眠を得られるでしょう。
持ち帰りしやすいロールパックのマットレスです。厚さは約18cm、ベッドベースと組み合わせての使用に向いています。
新調するならシーツもそろえ気持ち良く
ベッドフレームとマットレスをIKEAで購入する場合は、シーツもIKEAにそろえれば、サイズが合わないリスクを避けられるでしょう。おすすめのシーツを紹介します。
ピュアコットンのDVALA ドヴァーラ
DVALAは持続可能な農法で作られた綿花を素材に採用したシーツです。柔らかくて肌触りがよく、通気性と吸湿性にも優れています。洗うたびに柔らかさが増すことも特徴です。
厚さ26cmまでのマットレスに取り付け可能です。全周にゴムが通っているため、マットレスにピッタリとフィットし、ずれたりシワができたりしにくいシーツです。
綿100%の天然素材を使用しており、安心して使えるシーツを求めている人におすすめできます。
極細糸で高生地密度 SOMNTUTA ソムントゥータ
SOMNTUTAは、ピュアコットンの極細糸を使用し、高密度で織り込んだ生地を使っているシーツです。薄地でありながら、密度が高いために丈夫で長持ちするでしょう。
糸密度が400平方インチと、ほかの商品と比べても極めて高い密度を誇っています。パーケール織りと呼ばれる技法を用いており、柔らかな肌触りが特徴です。
厚さ36cmまでのマットレスに取り付けられます。全周ゴム入りで取り付けしやすく、シワができにくいことも魅力です。洗濯機で丸洗いできます。
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サテン織りで柔らかい NATTJASMIN ナットヤスミン
NATTJASMINは綿とリヨセルのサテン織り生地を採用したシーツです。美しい光沢が、ベッドを高級感あふれる雰囲気に演出してくれるでしょう。
シルクのような、なめらかな肌触りが特徴です。吸湿性も高いため、一晩中快適に過ごせるでしょう。糸密度も310平方インチと高めで、高い耐久性を備えています。
厚さ26cmまでのマットレスに取り付け可能です。全周にゴムが入っているため、シワができにくい特徴をもっています。洗濯機での丸洗いが可能です。
まとめ
IKEAでダブルベッドのフレームを買う際は、インテリアに合う素材やデザインを選ぶようにしましょう。日本のダブルサイズとの違いにも注意する必要があります。
マットレスを選ぶ場合は、材質や厚さの違いを意識し、寝心地を追及した機能にも注目して選ぶとよいでしょう。