エアウィーヴ・トゥルースリーパー・マニフレックス・モットンの特徴を比較!
マットレスは睡眠の質に大きく関わるといわれます。自分に合ったものを購入したいと思いながら、種類が多くて迷っている人も多いでしょう。エアウィーヴ、トゥルースリーパー、マニフレックス、モットンの4商品について特徴をまとめました。ぜひ購入の参考にしてください。
エアウィーヴの特徴を知る
まずはエアウィーヴの特徴についてお伝えします。
マットレスや枕など種類が豊富
エアウィーヴのマットレスは、サイズのバリエーションも考えると18種類の中から選べます。種類が豊富で好みに合わせて選べるのが特徴です。商品ごとに素材の硬さが異なり、体の部位に合わせて硬さを調節しているモデルもあります。
復元性が高く手入れのしやすさが魅力
復元性の高さも特徴です。指でグッと押したときに形がしなやかに変わり、指を離すと素早く元の形に戻るようです。復元性が高いことで、寝返りを打ったときに適度に体を押し返してくれ、これによって寝返りが楽になるとされています。
人は一晩に約30回ほど寝返りを打つといわれています。寝返りを打つことで、血液やリンパ液などが体の中を循環しやすくなり、また体の一部に負荷がかからないようにしていると考えられています。寝返りをスムーズに打てるようにするために、復元性の高いマットレスを開発しています。
また、手入れのしやすさも特徴です。マットレスパッドの中の素材は水洗いが可能で、40度以下のぬるま湯で流すだけとなっています。中性洗剤も使えるので、汚れが気になる場合には洗剤で洗えます。洗った後は、風通しのいい場所で陰干しをすれば完了です。手入れが簡単なので、清潔な状態で使用できるでしょう。
寝具に重ねるだけで簡単に使える
エアウィーヴは手持ちの寝具に重ねての使用も可能です。重ねるだけで使えるので簡単です。
また、布団タイプのエアウィーヴは、手持ちの寝具に重ねても、床や畳の上に1枚敷くだけでも使えます。三つに折りたためるため収納も簡単です。布団を使っている人も、ベッドを使っている人も簡単に使い始められるでしょう。
トゥルースリーパーの特徴を知る
次に、トゥルースリーパーの特徴について説明します。
マットレスと枕を主に展開
トゥルースリーパーは主にマットレスと枕を販売しています。マットレスは9種類、枕は6種類がラインナップされています。低反発だけでなく、中反発、高反発のものもあるので、好みに合わせて購入可能です。
60日間の返品保証を行っており、使用後でも返品ができる点は安心材料でしょう。
こだわりの低反発で知られる
トゥルースリーパーは低反発にこだわったブランドとして知られています。ウルトラヴィスコエラスティックという、復元力や弾力性に優れた低反発素材を採用しています。これは体の凹凸に合わせて変形し、全身を優しく包み込むようにフィットするとされています。
寝ている間の体への衝撃を優しく吸収し体圧を分散するために、最適な硬さと心地よいフィット感のある低反発素材にこだわっているそうです。
タイプによって重ね使いや直置きも
トゥルースリーパーのマットレスは、基本のラインアップ商品では手持ちの敷き布団やマットレスの上に敷いて使います。上に敷くだけで使えるので簡単です。
マットレス1枚で使うことは推奨されていません。厚みが5cm以下なので、1枚で使うと底つき感が出てしまうようです。基本的には、手持ちの寝具と合わせて使いましょう。床置きや布団にこだわりがある人向けに、床置きできる布団タイプのものやマットレスもそろっています。
注意点は、マットレス本体の水洗いや洗濯は推奨されていないことです。劣化やへたりの原因となるので、手入れは陰干しのみと覚えておきましょう。布団乾燥機や洗剤も使用できません。万が一汚れがついてしまったときは、水で濡らした布をかたく絞り、たたくように汚れを落としましょう。
マニフレックスの特徴を知る
次にマニフレックスの特徴について紹介します。
マットレスやピローなど数多く展開
マニフレックスでは、マットレスやピローを数多く展開しています。マットレスは大人向けから子どもやペット向けのものまで、22種類が販売されています。三つ折りタイプのマットレスもあり、ラインアップが豊富です。枕も12種類が販売されています。
創業から50年以上の歴史があり、99カ国で使用されているだけあって、さまざまな層に向けた商品を展開しているのが特徴です。
独自の高反発フォームを使用
マットレスの素材には、エリオセルという独自に開発した次世代高反発フォームを使用しています。マットレスの上に横になると、背中・腰・お尻にかけて自然な姿勢になるように体全体を受け止め、適度な反発力で支えるとされています。睡眠時の姿勢は、立っているときと同じような姿勢を保つことが理想といわれますが、まさにその姿勢を保てるようなマットレスとのことです。
また、エリオセルは通気性のよさも特徴的です。人は寝ている間に約コップ1杯分の汗をかくといわれます。湿気や汗によって蒸れてしまうと、睡眠の質の低下につながる可能性が高まります。エリオセルは優れた通気性を有しているので、1年中蒸れ知らずで快適に眠れるかもしれません。
エリオセルは、季節や温度によって硬さが変化しないとされています。低反発素材は、ものによっては気温で弾力性が変化し、冬はカチカチ、夏はフニャフニャになってしまいます。一方エリオセルは、気温10度から40度まで、性能や感触が変化しないようです。1年中、安定した睡眠環境を提供してくれそうです。
基本的に単独で使用
マニフレックスのマットレスは重ねて使わずに、単独で使用します。汚れがマットレスに付着しないようにカバーやシーツをかけて使いましょう。
手入れ方法は、2週間に1度ぐらいの頻度で、直射日光のあたらない場所にマットレスを立てて風を通すだけで大丈夫とされています。
温度による硬さの変化が少ないので、電気毛布、布団乾燥機、湯たんぽなど、高い温度でも使用できるようです。万が一、手入れを忘れてしまうと、カビ発生の原因となってしまうので注意しましょう。心配な場合は、マニシート・ドライという、除湿・消臭・抗菌効果に優れ、寝具を汗や湿気から守ってくれる商品を使うといいでしょう。
モットンの特徴を知る
最後にモットンの特徴について紹介します。
三つの硬さとサイズが選べるマットレス
モットンのマットレスは、ソフト、レギュラー、ハードの三つの硬さ、シングル、セミダブル、ダブルのサイズから選べます。体重別に推奨されている硬さが異なり、体に合ったマットレスを購入できるのが特徴です。
また、保証も充実しています。商品を受け取った日から90日間経過したのち、14日間以内に手続きをすると、返金を受けられます。まずはお試し感覚で使用できるので安心です。
日本人の体格に合わせて設計
モットンの製品は日本人の体形に合わせて設計されているようです。さまざまな体形、年齢、性別などのデータを収集・分析し、整体の専門家と一緒に基礎研究を行い生まれた商品とのことです。
モットン独自のデータから開発されたのが、ナノスリーという次世代高反発ウレタンフォームです。日本人の体形はもちろん、日本の気候変化も考慮して作られているとのことです。販売開始から10万人以上に購入されているマットレスです。
重ねても直置きでも使える
マットレスはベッドや畳、床に直接敷いても、ベッドマットレスの上に敷いても使えます。片付けるときは二つ折り、もしくは三つ折りにして収納できるので便利でしょう。商品到着後も、ビニール袋を開けて5分以内に使用できるようです。
自分に合ったマットレスを見つけるには
ここまで4種類のブランドについて紹介しました。最後に自分に合ったマットレスを見つける方法について説明します。
体験して好みの硬さを探す
マットレスを選ぶときにやってしまいがちなのが、寝心地よりもサイズを先に決めたり、肌触りや座ったときの感触だけで決めたりすることです。部屋の大きさに合うものを選ぶことや、肌触りのいいものを選ぶことより、自分の寝心地や硬さに合ったマットレスを決めることが重要です。
人の体は、お尻の出っ張り具合や腰の辺りの凹み具合に個人差があります。そのため、最適なマットレスも人それぞれです。座り心地や肌触りだけでなく、横になって寝たときに体にフィットするかどうかを確認する必要があります。快適な睡眠を得たい人は、必ず寝心地を体験してから購入するようにしましょう。
寝返りや睡眠を妨げる要素がないかチェック
実際の寝心地を体験する際に、確認すべきポイントが四つあります。
まずは、寝姿勢の心地よさです。最も多い寝姿勢である仰向きで寝心地をチェックしましょう。理想は、仰向きで寝た状態で腰とマットレスの間に2~3cmほど空間ができる状態とされています。マットレスが体に密着しすぎたり、体に余計な力が入ったりしていないかどうか、また背中や腰が沈みすぎていないか確認しましょう。
二つめは、寝返りの打ちやすさです。寝姿勢を確かめた後に、実際に寝返りを打ってみましょう。人は血液やリンパの流れをよくするために寝返りを打つといわれています。寝返りがうまく打てないと睡眠の質の低下につながりやすいため、余計な力を入れずにスムーズに寝返りが打てるか確認しましょう。
三つめは、不快な横揺れやきしみ音がしないか確認することです。寝たときに横揺れがひどいと、睡眠を妨げられる恐れがあります。特にパートナーと一緒に寝る場合、相手が寝返りを打つたびに揺れが起き、睡眠を妨げられてしまう可能性があります。揺れがひどい場合は購入を控えましょう。また、きしみ音が気になると、気になってうまく眠れない事態にもつながります。何回か寝返りを打って、きしみ音がしないかどうか確認しましょう。
最後に、通気性のよさを確認しましょう。日本は夏や梅雨の時期は、高温多湿な気候です。通気性の悪い素材だと湿気がこもってしまい、カビ発生の原因になる可能性があります。カビはアレルギーの原因になるので、アレルギー体質の人は特に注意しましょう。
まとめ
4社の寝具や、寝具の選び方についてまとめました。
1日の3分の1近くの時間を過ごすものだからこそ、寝具の質にもこだわりたいところです。ぜひ自分の体に合ったものを選び、快適な睡眠環境を手にしてください。