西川のマットレス、エアーの魅力とは?特徴から正しい使い方まで
寝具の老舗ブランド・西川の「エアー」は、睡眠にこだわりたい人におすすめのマットレスです。点で体を支えて質の高い睡眠にアプローチできる西川エアーの特徴や、ラインナップを紹介します。心地よい睡眠へと導く西川エアーをぜひ試してみましょう。
西川エアーはどんなマットレス?
トップアスリートたちも愛用している西川のエアーは、どのような特徴をもつマットレスなのでしょうか?商品の特徴や、人気のポイントについて紹介します。
CMなどで西川エアーを見て気になったという人や、睡眠環境をよくしたい人、理想の寝姿勢をキープしたい人は、ぜひチェックしてみましょう。
体を点で支える立体構造マットレス
西川のエアーシリーズは「点で支える」という特徴がある立体構造のマットレスです。表面が独自の凹凸構造になっていて、体圧負荷を分散することにつながります。
3×3個の独立したブロックからなる凸凹の形状によって、体の接触面の血流が滞りにくく、負担がかかりにくい構造がポイントです。体のラインにあわせてフィットし、一部分に負担がかかりすぎない自然な寝姿勢へと導きます。
上部の凸凹部分で体圧を分散し、下部のベース部分でしっかりと体を支える特殊立体クロススリット構造で、バランスよく寝姿勢をキープできるといわれています。
湿気や汗を拡散・放湿する優れた通気性
西川エアーのマットレスには、ウレタン素材が使用されています。本来、ウレタン素材は通気性に欠けるデメリットがありましたが、西川エアーは通気性に優れ、湿気対策の心配を減らしました。
特殊立体クロススリット構造の、縦方向・横方向に交差するスリットが通気を促し、汗や湿気が溜まりにくい設計になっています。長持ちさせるためのお手入れをする必要はありますが、湿気や汗、熱によるムレなどの心配が軽減されたマットレスです。
ウレタンのフィット感と通気性のよさを持ち合わせた、雲の上で寝ているかのような快適さを楽しめるでしょう。
腰に負担がかかりにくい
腰痛で悩んでいる人にとって、マットレス選びは重要なポイントです。高反発で硬すぎるものでも、沈み込みすぎる柔らかいものでも腰に負担がかかってしまいます。
西川エアーのマットレスは、体の一部分に「圧がかかりにくい構造」となっていて、腰に集中しがちな体圧を分散してくれます。自然で無理のない寝姿勢曲線をキープして、腰に負担をかけにくいマットレスといえるでしょう。
仰向きや横向き、どのような寝姿勢にも対応していて、寝返りもスムーズにうちやすいため、血行の流れを妨げにくくする効果が期待できます。
西川エアーの使い方は?
しっかりと体を支えながら、楽な寝姿勢をキープしやすいマットレスとして人気の西川エアーですが、どのような使い方をするのがベストなのでしょうか。西川エアーの快適な使い方についておすすめの方法を紹介します。
西川エアーは、ベッドで使う人はもちろん、床や畳で寝ている人にも重宝するマットレスです。ぜひ、自分の寝室に合わせた使用方法で西川エアーの寝心地を堪能してみましょう。
布団感覚で単品として使う
西川エアーのマットレスは、単品で使えるほどしっかりと体を支えてくれる商品です。そのため、布団感覚でそのまま床や畳の上に敷いて使用できます。
単品で使用するタイプや、ベッドで使用するタイプなど、使用するシーンに合わせた西川エアーを選んでみましょう。ただし、敷布団や現在使っているマットレスの上に乗せて使用するのは注意が必要です。
ポケットコイルマットレスなど、元々体圧分散を得意とするマットレスには使用できません。上部が柔らかいマットレスに重ねることで、エアーがへたってしまうため避けたほうがよいでしょう。
他のアイテムと併用するのもOK
現在使っているマットレスと併用する場合は、硬めのボンネルコイルマットレスや、西川のベースマットを使用するのがおすすめです。上部が柔らかいマットレスや、体圧分散力に優れたマットレス、ポケットコイルマットレスなどではせっかくのエアーが傷みやすくなってしまいます。
ベッドフレームに使用するのであれば、まず西川のベースマットを敷き、その上にエアーを使用するのがおすすめです。しっかりと安定感のあるベースマットを使用することで適度な高さをキープし、ベッドフレームやエアーが傷みにくくなります。
西川エアーの使用寿命を延ばす方法
西川エアーを購入するなら、できるだけ長く愛用したいものです。西川エアーは湿気や汗を拡散・放湿しやすい商品ですが、お手入れをすることでより寿命を延ばせます。
また、マットレスは体重がかかってへたりやすくなることもありますが、正しくお手入れをすることでへたりにくく、快適な使用感が長続きするでしょう。ぜひ参考にしてほしい、日常的なマットレスのお手入れについて紹介します。
正しくお手入れをしよう
西川エアーを長持ちさせるためには、なんと言っても「風通しをよくすること」が重要です。マットレスは湿気が大敵なため、湿気や汗を拡散・放湿しやすいエアーであっても、湿気対策のお手入れはしたほうがよいでしょう。
お手入れがむずかしくない西川エアーですが、家庭でウレタンを洗濯することはできません。直射日光に弱いため天日干しをする必要はありませんが、できれば毎日、風通しのよいところにマットレスを立てかけて通気性をよくすると長く愛用できるでしょう。
また60℃程度までの布団乾燥機を使って、マットレスから湿気を逃がすお手入れも効果的です。
西川エアーのラインナップを紹介
ぐっすり快適な睡眠をサポートしてくれるマットレスが欲しい、という人におすすめな西川エアーですが、どの商品が自分に合うのか悩んでしまう人もいます。まずは、どのようなタイプが自分に合っているのか、ラインナップをチェックしてみましょう。
使いやすくお手入れのしやすいモデルから、デジタル技術を取り入れたセンサー搭載のハイテクモデルまで、さまざまな商品が登場しています。どの西川エアーがよいのか、商品の特徴や使い心地を見ていきましょう。
持ち運びやすいライトウェイト「エアー01」
西川エアーの中でも手に取りやすい「エアー01」は、シリーズの中で最も軽量で楽に持ち運びできるモデルです。床に置いて使用する人や、頻繁にマットレスを移動させるという人に向いています。
体を支える独自構造のウレタンはそのままに、ソフトなサポート感を体感できるマットレスです。お手入れがしやすく収納が楽におこなえる商品で、エントリーモデルとして気軽にエアーの寝心地を堪能できます。
ベーシックタイプと硬めのハードタイプ、2種類から好みの硬さを選べるため、自分好みの使用感を求めている人にもおすすめです。
抗菌加工を施した「エアー01 SE」
「エアー01SE」は、表地に抗菌加工がされている東京西川専門店モデルです。SEは01と同様の寝心地で、中間層にレフレフォームというウレタンフォームを使用し、クッション性と高い通気性が特徴になっています。
就寝中に汗をかいても内部が放湿しやすい構造になっているため、ムレにくく爽やかな寝心地を実現しています。体圧分散性に優れたエアー独自の構造で、腰や背中の負担を軽減することにつながります。
持ち運びしやすく収納も簡単、手に取りやすい価格、さらに抗菌加工で清潔に使えるというのが01SEの人気のポイントです。
強度・安定感をアップ「エアー03」
「エアー01」よりも、さらに体圧分散に優れたモデルが「エアー03」です。こちらのタイプはブリヂストンが新開発した新素材のウレタンフォーム「ソムニフォーム」を使用しています。
他の層と比べて柔らかく、それでいて高い反発弾性をもつソニフォームを表面に採用することで、より体圧分散性を高めたマットレスです。強度と安定感がアップし、寝返りも楽にうちやすいモデルとなっています。
また、03は腰部分にカーブスリットという加工が施されていて、通気性や体へのフィット感もアップしていると好評です。
商品名:「エアー03」マットレス/BASIC
公式リンク:https://www.nishikawa1566.com/categories/bed-mattress/8571/
点を多くして体圧を分散「エアーSI」
「エアーSI」は、体圧分散に優れた従来のエアーシリーズを更に進化させたマットレスです。1200個だった01や03と比べて、エアーSIでは1860個と凸凹の数がアップしています。
点を多くすることで、より体圧を分散させる力をアップさせ、腰や背中への負担を軽減しやすくグレードアップしたモデルです。寝姿勢をキープするベース部分と、点で支えるアッパー部分のバランスがよく、圧迫感が少ない快適な寝心地にアプローチできます。
仰向きはもちろん、横向きでもストレスがかかりにくいため、横向きで寝たときに包み込まれるような寝心地を体験してみたい人におすすめです。また、縦横両方向にスリットが入っているため、通気性も大幅にアップしています。
寝返りをスムーズに「エアーSX」
「エアーSX」は、表面に1680個の点と新素材の「フレスフォーム」を使用したハイエンドモデルとなっています。しなやかな素材で睡眠中の寝返りを楽におこなえるように導き、しっかりと体を支えてくれるサポート力の高いマットレスです。
西川エアーシリーズの中でも特に体圧分散性が高く、ソムニフォームを使用した中間層の「ハイバウンドレイヤー」がスムーズな寝返りを助けてくれます。体の沈み込みを調節し、両サイドのエッジを強化することで安定感を向上させた無理のない寝心地が特徴です。
また、トリコットメッシュ生地の表地や縦横にクロスする70本の通気路が湿気をこもりにくくして、快適な睡眠をサポートしてくれます。
商品名:「エアーSX」ベッドマットレス
公式リンク:https://www.nishikawa1566.com/categories/bed-mattress/bm60050/
眠りをサポートするセンサー搭載「エアーコネクテッド SI」
日々の睡眠をよりサポートするセルフケアのためのマットレスとして開発された、特殊立体クロススリット構造のマットレスが「エアーコネクテッド SI」です。なんと言っても最大の特徴は、パーソナルデーターを計測するためのセンサーを内蔵していることでしょう。
睡眠中の呼吸や身体の動き、睡眠時間などをデータ化し、パナソニックのアプリ「Your Sleep」と連動して睡眠環境の制御や、睡眠のためのアドバイスを得ることが可能です。SIのハイクオリティな寝心地はそのままに、先進のデジタル技術で一人一人の眠りをサポートしてくれます。
寝姿勢だけではなく、睡眠環境のサポートもしてくれるハイテクなマットレスをぜひ体感してみてはいかがでしょうか。
商品名:「エアーコネクテッド」SIマットレス/REGULAR
公式リンク:https://www.nishikawa1566.com/categories/floor-mattress/fl50520/
一緒に使いたい「エアー専用」シーツ
西川エアーシリーズのマットレスを購入したら、ぜひ一緒にエアー専用のシーツも揃えてみてはいかがでしょうか。エアーの使用感やマットの感触を損ないにくく、ぴったりとフィットするのは専用シーツならではのメリットです。
西川エアーの魅力を最大限に堪能できる、専用シーツを紹介します。
お手入れのしやすいドライタイプ
西川と東レが共同で開発したドライタイプのエアー専用シーツは、速乾性に優れてお手入れが簡単です。爽やかな使用感と乾きやすさが特徴で、シワになりにくいため手軽に洗濯できます。
クールなブラック、エレガントなネイビー、清潔感のあるライトグレー、可憐なピンクの4色展開で、素材はポリエステル100%です。全周にゴムが入っているため交換も簡単にでき、清涼感のあるドライな使い心地を堪能できます。
シーズンレスで活躍するニットタイプ
ニットタイプの西川エアー専用シーツは、四季を通して快適に使えるシーズンレスなタイプです。伸縮性のあるニットが柔らかにフィットして、エアーの材質をそのまま堪能できるシーツになっています。
素材はレーヨン50%綿45%、ポリウレタン5%で、カラーバリエーションが6色と豊富です。よく伸びるシーツのため簡単に着脱が可能で、マットレスの使用感を損ないません。
エアーシリーズの枕もチェック
より快適な睡眠へと導くなら、エアーシリーズの枕も見逃せません。頭を支えてぴったりとフィットし、寝姿勢をキープしてくれる枕は、快眠へとアプローチするための必需品です。
西川エアーならではの、点で支える凹凸構造のウレタン素材枕をぜひ取り入れてみましょう。
頭へのフィット感抜群「エアー3D ピロー」
エアーシリーズを使った上質な睡眠を、よりレベルアップしてくれるのがエアー3Dピローです。首にしっかりフィットする形状のネックサポートシステム設計で、頭と頚椎を自然な姿勢で支えてくれるでしょう。
通気性のよいムマクフォームを使用し、中央と両端に穴を開けるなど、ムレにくい構造が特徴です。寝返りをうつ度に枕の中の湿気を逃し、横向きの寝姿勢でも快眠へと導いてくれます。
表面の凹凸構造で頭圧分散性を追求しつつも、通気性にこだわった快適な寝心地が体験できる枕です。
温度上昇を抑えて爽やかに「エアー4DX」
エアー4DXは、ハイスペックな素材を使用した西川エアーの枕の中でもハイエンドモデルに位置する商品です。柔らかな質感と程よい弾力性のバランスに優れたハイブリッド4層構造で、安定した寝姿勢へと導いてくれます。
1層目のムマクフォームが頭圧を分散させ、汗などのムレを解消しつつ頸椎への負担を軽減する設計です。3層目にゲルを入れることで、枕の中の温度上昇を抑えて爽やかな寝心地を実現しています。
心地よいホールド感で頭を包み、横向きでも仰向きでも理想的な寝姿勢をアシストしてくれる優れものです。
商品名:「エアー4DX」ピロー
公式リンク:https://www.airsleep.jp/lineup/pillow4dx.html
まとめ
睡眠時間は人生の1/3ともいわれるほど、人間にとって重要なものです。1日のパフォーマンスにも関わる睡眠のコンディションを高めるために、ぜひこだわりの寝具を取り入れてみましょう。
西川エアーは、質の高い睡眠へと導いてくれるおすすめのシリーズです。心地よい眠りを体感したい人は、ぜひチェックしてみましょう。