【徹底解説】マットレスランキング

1位 Limne the Mattress

2位 NELLマットレス

3位 ブレインスリープ マットレス フロート

布団として使える折りたたみマットレスのおすすめを紹介。

折りたたみマットレスは、布団と同じようにコンパクトに収納でき、昼間は部屋を広く使える便利なアイテムです。商品によってはマットレスをそのまま敷布団として使えます。布団として使える折りたたみマットレスの選び方やおすすめ商品を紹介します。

目次

折りたたみマットレスの選び方

折りたたみマットレス

ひと口に折りたたみマットレスといっても、さまざまな種類が存在します。素材や寝心地はもちろん、折りたたんだときの大きさなども気になるところです。始めに折りたたみマットレスの選び方を見ていきましょう。

使う人によってサイズで選ぶ

マットレスの最適な大きさは、使う人の体格によって変わります。標準的な体格の大人が1人で寝るのであれば『シングル』で十分でしょう。身長が高い人や恰幅のよい人なら『セミダブル』を選んでおくと安心です。

夫婦2人で寝たり、子どもと添い寝したりする場合は『ダブル』や『クイーン』を選ぶと広々と快適に過ごせそうです。もちろん、マットレスを置く部屋の広さも考慮しておく必要があります。シングルなら4畳半以上、ダブルやクイーンなら8畳以上の広さがないとスペースに余裕がなく、使いにくくなります。

マットレスを敷きっぱなしにせず、昼間は片付けておきたい人は、折りたたんだときの厚みや幅も必ずチェックしましょう。押し入れや壁と家具のすき間など、収納したいスペースにしっかりと収まるサイズを選ぶことが大切です。

折り目は三つまでがおすすめ

折りたたみマットレスは『二つ折り』から『五つ折り』まで、商品によって折り目の数が異なります。

折り目の数が多い方がコンパクトになり、収納には便利です。しかし折り目が多い分、マットレスとしての強度が不足する可能性がある他、折り目が体に当たって、寝心地が悪くなりやすいというデメリットがあります。

二つ折は折り目によって生じる段差が腰の部分にくるため寝にくくなりがちで、たたんでもそれほどコンパクトになりません。真ん中から二つに折るタイプの簡易ベッドの上で使うなら便利ですが、そうでない場合は折りたたみマットレスのメリットを生かせないでしょう。

おすすめは三つ折りタイプのマットレスです。三つ折りは段差が腰に当たることもなく、強度にもそれほど問題はないとされています。寝心地と耐久性、収納性を兼ね備えており、折りたたみマットレスの中では使い勝手がよいといえます。

素材にもこだわってみる

折りたたみマットレスを買うなら、中の素材にもこだわってみましょう。まずは『低反発』か『高反発』のどちらにするかを決めます。

柔らかく、包み込まれるような寝心地を求めるなら低反発がよいでしょう。ただし低反発の素材はへたりやすく、耐久性が高くないといわれているため、寝る人の体格によっては長持ちしない可能性があります。薄いマットレスだと、寝ている間に体が沈み込んで床に着いてしまうかもしれません。

一方、高反発の素材は弾むような感触が特徴です。弾力があるため体が沈み込まず、寝返りをうちやすいとされています。低反発素材に比べて耐久性が高く、へたりにくいのもポイントです。

高反発素材には『ウレタン』と『ファイバー』の2種類があります。高反発ウレタンは薄くても体をしっかりと支えてくれるため、収納しやすいマットレスを探している人に向いています。高反発ファイバーは通気性がよく、水洗いが可能です。このため、汗をかきやすい人や布団の汚れが気になる人などにもいいでしょう。

厚みの選び方もポイント

折りたたみマットレスでは、『厚み』も重要なポイントです。薄すぎると体が床に着いたり、壁に立てかけたときに不安定になったりして、使い勝手が悪いでしょう。また、厚すぎるマットレスは寝心地がよい反面、折りたたんでもコンパクトにならないため、収納に苦労しがちです。

折りたたみマットレスの厚さの目安は下記の通りです。

  • 敷布団などと重ねて使う場合:約5cm
  • マットレス単体で使う場合:8~10cm

マットレス単体で使う場合は、使う人の体重によって厚みを決めましょう。体重が重い人は、8cmよりも10cmの方が安心できます。

布団として使える折りたたみマットレスとは?

布団 折りたたみマットレス

布団として使える折りたたみマットレスには、どのようなメリットがあるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

比較的安価なのでコスパがよい

折りたたみマットレスは、一般的なベッド用のマットレスに比べると価格が安く、1万円以内で入手できるものもあります。価格の割に品質がよい商品を販売しているメーカーもあり、コスパがよいといえるでしょう。

安いマットレスなら気軽に買い換えられ、子どもが布団を汚してしまってもそれほど気になりません。1人暮らしの学生・単身赴任中の人や、長い期間使い続ける必要ない場合など、マットレス代を安く抑えたいときに重宝します。

収納できるので部屋を広く使える

『部屋を広く使える』ことは、折りたたみマットレスの最大のメリットではないでしょうか。1人暮らしや子ども部屋など、昼も夜も同じ部屋で生活している場合、ベッドを置きっぱなしにすると部屋が狭くなります。

ついベッドの上でお菓子を食べたり、汚れた服のまま横になったりしてしまい、衛生的にもよくないでしょう。折りたたみマットレスなら、朝起きたらたたんで部屋の隅に立てかけておけるので、空間を有効に使えます。布団も敷いたままにならず、食べ物などで汚れることもありません。

部屋の掃除がしやすい

寝具の下にはホコリがたまりやすいため、こまめに掃除をしたいところです。しかしベッドやマットレスは重くて動かしにくいので、なかなか掃除が行き届かないという人も多いのではないでしょうか。

その点、折りたたみマットレスは移動させやすく、部屋の掃除や模様替えなども簡単にできます

折りたたみマットレスと布団はどう使う?

折りたたみマットレス 布団

折りたたみマットレスと布団は、どちらを上にして使えばよいのでしょうか。実は敷き方には、布団を上にする方法と、マットを上にする方法の、2パターンがあります。

硬さや厚みなど、マットレスの特性によって使い分けるのが基本です。それぞれのポイントを見ていきましょう。

布団を上に敷いて使う

フローリングの上など、敷布団だけでは床の硬さが気になるときは、マットレスの上に布団を敷くと快適です。ただし低反発素材などの柔らかいマットレスに布団を重ねると、柔らかくなりすぎる可能性もあります。

また、厚みのあるマットレスの上に布団を敷くと、高さが出て不安定になることも考えられます。布団を上に敷く場合は、5cm程度の厚さで、硬さがあるマットレスを選ぶとよいでしょう。

布団を下に敷いて使う方法も

低反発のマットレスは、直接寝ることでよさを実感できます。低反発マットレスの上に布団を敷いてしまうと、マットレスが十分な機能を発揮できなくなってしまうでしょう。

敷布団の上にマットレスを置けば、低反発のメリットを生かせます。また、体が沈み込んでも敷布団があるおかげで床に体が着くことなく、快適に眠れそうです。

人気が高い折りたたみマットレス3選

折りたたみマットレス 

有名寝具メーカーが製造・販売する折りたたみマットレスには、素材や機能性にこだわったものが多く、寝心地の満足度も高いでしょう。快眠が期待できそうな、人気の折りたたみマットレスを三つ紹介します。

フランスベッド「フォールドエアー」

一見すると折りたたみマットレスとは分からない、折り目のないマットレスです。敷布団のように三つ折りにして、面ファスナー付きのベルトで固定する仕組みになっています。

折り目が体に当たる不快感がなく、耐久性にも優れています。中に『高密度スプリング』を使っているため、一般的なスプリングマットレスに近い寝心地を堪能できるでしょう。

スプリングは通気性がよいので、湿気をためこみにくいのもポイントです。11cmと厚みも十分で、1枚だけで敷布団として使えます。

LOWYA「マットレス 高反発 洗えるカバー付」

高反発ウレタンを使用した三つ折りのマットレスです。寝心地と耐久性のバランスを考慮して、ウレタンの密度を調整しています。

肌触りがよく通気性に優れた、パイル地の専用カバーが付いています。カバーは取り外して手洗いできるので、ベッドパッドやシーツなどをかぶせなくても清潔に使えるでしょう。

10cmの厚みがあり、1枚で敷布団として使用できます。サイズは2段ベッドやロフトベッドにもぴったりなセミシングルです。

昭和西川「ムアツふとん 2フォーム三つ折りタイプ」

硬めのマットレスが好きな人には、こちらがおすすめです。ほどよく硬いウレタンフォームによって寝姿勢が安定し、寝返りもうちやすくなるという設計になっています。

ウレタンフォームは上下2層構造になっており、下部には『無膜加工』で通気性をよくしています。朝起きたら壁に立てかけておくだけでマットレスの底部にも風が通り、湿気を追い出してくれます。

また、カバーは吸水速乾加工および抗菌・防臭加工済みで、丸洗いも可能です。

アピールポイントのあるおすすめマットレス3選

おすすめマットレス

それぞれの特徴がネーミングに表れているマットレスを三つ紹介します。ダブルサイズのマットレスもあるので、大きな敷布団を組み合わせたい人にもおすすめです。

イー・ユニット「年中サラッとモチモチ 低反発マットレス」

ダブルのベッドや敷布団にぴったりの低反発マットレスです。ウレタンフォームの弱点とされている『低温で硬くなる』『湿気がこもりやすい』性質を改善した新素材『LRB60』を使用しており、1年を通して快適に使えます。

低反発タイプなのでベッドや敷布団の上に置いて使うのがおすすめです。側生地には肌触りがソフトなパイルを採用し、低反発の柔らかさをより楽しめます。

ファミリーライフ「腰を支える三つ折りバランスマットレス」

腰部分には、やや硬めのウレタンフォーム、頭やふくらはぎ部分には通常の硬さのウレタンフォームが使用されています。体が沈み込むのを最低限に抑えてくれる、体のバランスを考えたマットレスです。

肌にあたる生地部分は『ピーチスキン』使用で、なめらかな肌触りを実現しています。厚さは約8cmなので、ベッドや布団の上で使用することもおすすめします。

アキレス「カチカチキルトマットレス」

『カチカチ』という名前の通り『超硬質ウレタンフォーム』を使用した、ハードタイプのマットレスです。その硬さは、7kgのボーリングの球を置いてもほとんど沈み込まないほどです。

カバーの体が触れる面には、なめらかで柔らかなキルティング生地を、側面には通気性のよい3Dメッシュを採用しています。カバーは外して洗濯も可能です。

マニフレックス 「三つ折り高反発マットレス」

イタリアの寝具ブランド『マニフレックス』の高反発マットレスです。中の素材には、マニフレックス社が独自に開発したウレタンフォーム『エリオセル』を使っています。

エリオセルは通気性がよく、耐久性にも優れている寿命の長い素材です。さらに人体や地球環境に害のない、エコな素材としても認定されています。

室温によって硬さが変わることもなく、寝ている間の姿勢を常に正しい状態にキープしてくれるでしょう。11cmの厚みがあり、フローリングや畳、ベッドの上などに直接置いて使えます。

側生地には通気性のよい『エアサーキュレーションメッシュ』を使用しており、季節を問わずサラッと快適な寝心地です。洗濯も可能なので、いつでも清潔に使えるでしょう。たたんだときに持ちやすいよう、取っ手も付いています。

マットレスと併用、おすすめすのこベッド3選

マットレス すのこベッド おすすめ

折りたたみマットレスとベッドを組み合わせるなら、たためる『すのこベッド』が便利です。折り目の数が同じものを選べば、マットレスを乗せたままたたむこともでき、片付けが楽になるでしょう。

折りたたみマットレスと相性のよい、すのこベッドを三つ紹介します。

タンスのゲン「すのこマット」

マットレスや敷布団の下にすのこを敷くと、通気性が高まりカビの発生を抑えられます。『タンスのゲン』のすのこマットは、湿気対策に有効な『天然桐』を使った製品です。

一般的な製品に比べて8本多い、28本のすのこがマットレスや人の重みをしっかりと支えるので、安心感があります。布団に接するすのこの1本1本に凹凸を設け、さらに通気性を高めているのもポイントです。

すのこの角は面取りしてあり、シーツやマットレスのカバーが引っ掛かりにくくなっています。二つ折にたためば家具のすき間などに収納できますし、三角形の状態で固定すれば、布団の室内干しに利用可能です。面ファスナー付きのベルトで簡単に固定できるので、布団干しも楽になるでしょう。

タンスのゲン「すのこマット四つ折りタイプ」

四つ折りにして、コンパクトに収納できるすのこです。テープで山形に固定して、布団干しにも使えます。脚裏にはすべり止めのEVAクッション材が貼ってあり、就寝中や布団を干している間のズレを防ぎます。

接着剤等に含まれるホルムアルデヒドの濃度は0.01ppmと、厚生省が設けたシックハウス対策の指針値0.08ppmを大きく下回っており、子どもにも安心して使えるでしょう。

アイリスプラザ「折りたたみベッド・桐」

キャスター付きで移動が楽な折りたたみベッドです。天然桐のすのこ板を31枚敷き詰め、通気性をよくしています。キャスターにはストッパーが付いていて、たたんだ状態から勝手に開くことがありません。

キャスターは360°回転するので、狭い部屋でも移動がスムーズです。布団やマットレスごと折りたたんで日当たりのよい場所に移動し、そのまま干すこともできます。

ベッドとしての機能も高く、マットレスや布団がずり落ちないように、両サイドにグリップが付いています。グリップはベッドから起き上がるときの手すりとしても便利です。ベッド下には約24.5cmの空間ができ、収納スペースとして活用できます。

注意しておきたいデメリット

布団 デメリット

便利な折りたたみマットレスですが、いくつかのデメリットもあります。後悔しないように、注意すべきポイントを押さえておきましょう。

厚みが薄いと寝心地がよくない

折りたたみマットレスの中には、安さや収納性を重視するあまり、寝心地に配慮されていないものがあります。特に厚みがないものは、すぐにへたってしまい、体が床に着く感じがする可能性が高いでしょう。

マットレス単体で使うなら、8cm以上の厚みがあり、しっかりと体を支える弾力性の高いものでなければ、快適な寝心地は期待できないといえます。

耐久性が低い場合も

折りたたみマットレスは、一般的なマットレスに比べて薄く折り目があるため、耐久性は劣ってしまいがちです。寝具メーカーが開発している高機能なマットレスはともかく、安価な商品はすぐにへたったり、折り目が破れたりして使えなくなる可能性があります。

一時的に1人暮らしをするときや、成長に合わせて買い替えが発生する子ども用に使うなら特に問題ないかもしれませんが、長く使うつもりなら耐久性の高い商品を選ぶようにしましょう。

まとめ

折りたたみマットレスはベッド用マットレスとしてはもちろん、布団と組み合わせたり、敷布団の代わりに単体で使ったりと、幅広く活用できます。たたむとコンパクトになり、狭い家や子ども部屋を広く使える他、来客用にも便利です。

厚みや素材の硬さ、サイズのバリエーションが豊富で、選択肢が多いのも特徴です。折りたたみマットレスに最適なベッドも販売されているので、上手に活用すれば快適な睡眠環境を作れるでしょう。

製品ごとのメリット・デメリットをよく理解して、寝る部屋の状況や体格に合うものを選びましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次