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敷布団のおすすめ6選。選ぶポイントやお手入れ方法なども紹介

日本人に馴染みの深い『敷布団』は、お手入れがしやすい・部屋を広く使えるなどたくさんのメリットがあります。近年では機能性も高いものが多く、寝心地がよいものばかりです。おすすめの敷布団や選ぶときのポイントを紹介します。

目次

敷布団のメリットとは

敷布団 メリット

敷布団は、古くから日本で愛されている寝具です。近年ではベッドを使用する人が増えていますが、馴染みのある敷布団を愛用しているという人も多いのではないでしょうか?

敷布団ならではのメリットやベッドと比べて優れているポイントをチェックしましょう。

落下事故が起きない

ベッドで寝返りを打ったときに、うっかり落ちてしまいそうになった経験はありませんか?もしくは落ちやすいイメージがあったり、不安を感じるという人もいるかもしれません。

一般的なベッドの場合、床からの高さは40~50cmほどです。比較的高さが低いロータイプのベッドでも20~30cmほどあります。

寝相が悪い人や子供と一緒に一つのベッドを使用している人は、寝返りのタイミングで落下してしまうことも珍しくありません。

しかし、床に直接敷いて使用する敷布団は、床と高さがほとんど変わらないため、思いっきり寝返りを打っても床に落下する心配がないというメリットがあります。

ベッドよりも衛生的?

敷布団は、素材によっては天日干し・丸洗い・クリーニングできます。お手入れがしやすいことで、衛生的な状態を保ちやすいです。

洗濯できる『敷布団カバー』や『敷パッド』を使用するとより清潔な状態を保てます。敷布団の痛みや汚れを予防する効果もあり一石二鳥です。

衛生面における敷き布団のデメリットは、床から近いことでホコリを吸い込む可能性があることでしょう。

アレルギーがある人や気管が弱い人は、周囲を小まめに掃除する・マットレスを併用して高さを出すなど工夫が必要です。

部屋を広々と使える

ベッドを使用する場合は、ベッドを設置するための固定スペースを確保する必要があります。

ベッドのなかでもコンパクトなシングルサイズでも、1~2畳分のスペースを確保しておかなくてはなりません。

一方、敷布団は、折りたたんで収納することが可能なため、固定スペースが不要です。日中は畳んで収納しておけば、部屋を広々と使えます。

ベッドと比べて軽いため、持ち運びもスムーズです。クーラーの送風が気になるときは風下・暑さ対策で窓際に移動するなど、臨機応変に寝る場所を変えられます。

敷布団のサイズの目安は?

敷布団 サイズ

敷布団を購入するときの悩みの一つが『サイズ』です。一般的な布団、シングル・セミダブル・ダブルサイズの3サイズがあります。

「どのサイズを使えばよいかわからない」「2人で一緒に眠るときはどれがいいの?」と悩んでいる人に向けて、サイズの目安を紹介します。

自分の体格や生活習慣・使用人数・部屋の広さなど考慮した上で選びましょう。

1人用ならシングル

1人で寝るための敷布団を探している場合は『シングルサイズ』がよいでしょう。

シングルサイズの敷布団は、幅100×高さ210cmほどです。寝返りを打つのに十分なスペースがあり、体が布団からはみ出す心配もありません。

敷布団のなかでもメジャーなサイズであり、デザイン・カバー・素材の種類が豊富です。

夫婦や子供と寝床を一緒にしたい場合は、シングルサイズを複数購入するという手もあります。それぞれのスペースを確保しつつ、リラックスして眠れるでしょう。

ゆったり眠れるセミダブル

「シングルサイズでは狭く感じる」「寝返りを打つと布団からはみ出てしまう」という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?

シングルサイズに物足りなさを感じる人は、余裕を持って『セミダブルサイズ』を検討することをおすすめします。

セミダブルは幅120×高さ210cmと、シングルサイズと比べて幅が20cm広いです。体格が大きな人であっても、余裕を持って寝転がることができるでしょう。

『ダブル』と付いていることから2人用のサイズのように感じるかもしれませんが、基本的は1人でゆったりと使用したい人に向いています。

2人で使用することも可能ではあるものの、寝返りを打つスペースが少なくなるため窮屈に感じてしまうかもしれません。

2人もOKなダブル

『ダブルサイズ』の敷布団のサイズは、幅140×高さ210cmほどです。

セミダブルと比べると幅20cmほど余裕があります。1人で眠るのはもちろん、大人2人でも問題なく眠ることができるサイズです。

2人で眠る場合は、シングルを二つ並べるよりも、ダブル一つのほうが省スペースになります。

シングルは幅100cmほどあり、2枚並べると200cm=2mほどです。ダブル一つなら幅140cmほどで済むため、寝室のスペースが限られている家庭に向いています。

また、寝具が1組で済むため、お手入れや収納の手間が減ることも利点です。

敷布団を選ぶポイント

敷布団 ポイント

敷布団を選ぶときは『硬さ・弾力性』『機能性』『素材』は、最低限チェックしておきたいポイントです。

同じ素材を使用している場合でもメーカーやアイテムによって性能は異なります。実際に自分の手で触れる・寝心地を確認すると、購入後に後悔する心配がありません。

購入前に確認しておきたいポイントを一つずつチェックしておきましょう。

硬さ・弾力性で選ぶ

快適に眠るためには、自分の体に合った硬さ・弾力性の敷き布団を選ぶことが重要です。

自分の体に合わない敷布団を使用していると、体が痛くなったり寝返りが打ちにくくなったりと上手く寝付けなくなってしまいます。結果的に深い眠りにつくことができず、寝起きも悪くなってしまうでしょう。

一方、自分の体に合った敷布団を使用していると、深い眠りにつきやすく、体にかかるストレスが減ることで、寝起きがスッキリします。

敷布団を購入するときは、しっかりとフィッティングして「寝返りをしやすいか」「腰や体が痛くならないか」など寝心地を確かめておきましょう。

機能性で選ぶ

洗濯可能・天日干し可能な敷き布団であっても、天候や忙しさによっては毎日のようにお手入れすることは難しいものです。

防ダニ・防菌・防臭加工されている敷布団を選ぶことで、清潔な状態を保ちやすくなります。

人は一晩でコップ一杯分の汗をかくといわれています。パジャマや下着などに吸収されなかった汗は、布団のなかに『湿気』として残ることが多いです。

布団のなかに残った湿気は、カビやダニが発生する原因になります。放置し続けると皮膚トラブルやアレルギーを引き起こしかねません。

普段のお手入れは欠かさないようにしながらも、敷布団の機能性が高いものを選ぶことで、家族の健康に安心を感じられるものを選ぶとよいでしょう。

素材で選ぶ

寝心地やデザインを重視した結果「お手入れが大変だった」「すぐにへたってしまった」と悩まされることも少なくありません。

敷布団は素材ごとにお手入れ方法や機能性が異なります。購入する前に、素材のメリット・デメリットをチェックしておくことも大切です。

敷布団に使われる主な素材は『羊毛(ウール)』『コットン(綿)』『化学繊維(ウレタン・ポリエステル)』があります。

動物性や天然由来の素材を使用しているものも多いため、アレルギー体質の人はアレルギー素材が使用されていないか確認しておきましょう。

敷布団によく使われている素材とは?

敷布団 素材

敷布団に使われる素材によって寝心地や機能性は変わるため、自分が求める機能や寝心地を確認してから、素材を選ぶと失敗しにくいです。素材の特徴をご紹介します。

保温性の高いウール

羊の毛を原料とする『ウール』は、保温性が高く温かく放湿性にも優れており、汗や湿気で布団が蒸れてじめじめするのを防ぎます。

冬は保温した熱で体を温め、夏は熱を放出してくれるため、年間を通して心地よい眠りを届けてくれるでしょう。

購入したての羊毛布団は、まれに独特の臭いを発することがあります。使用するうちに落ち着くケースが多いものの、気になる場合は風通しのよい場所で乾燥させましょう。

直射日光に当ててしまうと、変色することがあるため注意が必要です。風通しがよい日陰に干す・カバーをかけるなど対策しましょう。

暑い季節におすすめのコットン

綿の種子からとれる『コットン』は、汗をかきやすい時期・汗をかきやすい人に向いています。繊維の中が空洞になっていることで、保湿性・吸湿性に優れているので、蒸れにくく快適に眠れます。

ただし、湿気を放出することは苦手なので、湿度が高いシーズンはカビやダニが発生してしまうこともあります。こまめに天日干しを行い使用するとよいでしょう。

コットン素材は、古い綿だけ取り除き新しい綿を入れ直す『打ち直し』ができることも人気の理由です。

布団は長く使用していると中の素材がへたってしまうことがあります。打ち直しをすることで、新品同様の状態に戻すことができ、長く使い続けられます。

扱いやすい化学繊維

ポリエステルやウレタンなど『化学繊維』を使用した敷き布団は、防ダニ・防菌・防臭加工されているなど機能性が高いものも多いです。

ポリエステルは、水に強いため自宅の洗濯機で丸洗いできます。汚れてしまってもすぐに洗えるため、小さな子供がいる家庭でも安心して使えるでしょう。

ウレタンは、弾力性とサポート性に優れています。体にかかる負荷を分散してくれることで、最適な寝姿勢をキープできるでしょう。

化学繊維のデメリットは、吸湿性が低いことです。また、静電気が発生しやすく、ホコリやゴミを集めてしまう恐れがあります。

アレルギー体質の人や気管が弱い人は、化学繊維よりも天然素材のものがおすすめです。

敷布団のおすすめ商品

敷布団 おすすめ

敷布団は、たくさんの種類があります。「どれを買えばいいか悩む」「どんなものがあるかわからない」という人に向けておすすめの商品をご紹介します。

腰痛対策に『雲のやすらぎプレミアム』

『雲のやすらぎプレミアム』は、5層からなる構造で就寝時の体をしっかりサポートしてくれます。

中間にある『高反発スプリングマット』は、理想的な寝姿勢をキープし、『アルファマット』は、凹凸で体の重さを支えることで、個人差はあるものの腰に負担がかかりにくい設計となっています。

取り外しできるカバーは、リバーシブル仕様になっています。最適な温度を保つ面と涼しさを保つ面があるため、季節によって使い分けることができ便利です。

オールシーズン使える『ブレスエアー 洗える敷布団』

キルティングカバーに包まれたクッションのような見た目の敷布団です。ポリエステル綿を使用しており『夏は涼しく・冬は暖かい』という理想の寝心地を叶えてくれます。

キルティングカバーのなかは、上層部分・下層部分・中芯部分の3層に分かれています。重厚感のある敷布団ですが、中身を出し入れすることでお手入れや移動に手間がかかりません。

最大の特徴は、就寝時にかいた寝汗を『シャワーで流せる』ことです。通常の洗える敷布団は洗濯機やクリーニングにかける必要がありますが、こちらはシャワーで流すだけでお手入れが終わります。

寝汗や汚れが気になったときにすぐ洗えるため、衛生的に使えるでしょう。

体が痛くて眠れなかったり、腰が痛くなったりした経験はありませんか?就寝時の体の痛みを防ぐためには、体をしっかりサポートできる寝具を選ぶのがおすすめです。

抗菌防臭加工が嬉しい『東京 西川 敷布団』

『東京 西川 敷布団』の布団の中身を覆う側生地は、綿100%使用です。抗菌・防臭加工が施されていることで、布団を清潔な状態に保ちやすいです。

中剤には『フランス産の高品質ウール』と『凸凹加工のウレタン』を使用しています。やわらかさのあるウールは、体にかかる負担を軽減する役割です。また、蒸れにくい環境を整えてくれます。

眠るときの姿勢は『立っているときの状態』に近いことが理想といわれています。凸凹加工のウレタンは、立つ姿と同じ姿勢をキープする役割です。

ボリュームがある敷布団でありながら、持ち上げやすいように『軽さ』にもこだわりがあります。女性でも簡単に持ち下げできる重さのため、毎日の収納の負担が減ります。

コスパで選ぶおすすめ敷布団

敷布団 コスパ

敷き布団は、高価なものも多いです。買い替えることを前提とするのであれば、コスパのよい敷き布団を選ぶのも選択肢の一つといえます。

1万円以下で購入できるおすすめの敷き布団を紹介します。

持ち運びが楽な軽量仕様『アイリスプラザ 洗える敷布団』

敷布団は、清潔に保つためにも毎日収納する必要があります。重量感がある敷布団だと、上げ下げが大変で次第に万年床になってしまう可能性も否定できません。

『アイリスプラザ 洗える敷布団』の重さは約3.1kgです。敷布団の平均的な重さは約6kgといわれており、こちらの商品は半分程度の重さしかありません。

女性でも持ち運びやすい軽量仕様はうれしいポイントです。また、自宅やコインランドリーで洗える『ウォッシャブルタイプ』でもあります。速乾機能がついており生乾きになりにくく、お手入れの手間が少なく使いやすいでしょう。

ふかふかの四層構造『FUKATTO イナズマ 改』

『FUKATTOイナズマ 改』は、体に近い面にふかふかと柔らかい素材・地面に近い面にしっかりとした硬めの素材を使用しています。

体にフィットする柔らかさと体をしっかり支える硬さが両立していることで、気持ちのよい就寝時間を過ごせるのです。

さらに、二つの素材の周囲を抗菌・防臭・防ダニ加工された素材が包んでいることで、いつでも衛生的な状態をキープできます。

ボリュームたっぷりの布団ではありますが、重さは約4.6kgほどです。持ち運びも苦になりません。

丸洗いが可能『サカイ ウォシュロン 洗える敷布団』

敷布団のお手入れをしようとすると、カバーを外したり中身を別洗いしたりと、手間がかかります。その結果お手入れが大事だとわかっていても、つい疎かにしてしまうという人も少なくありません。

そんな布団のお手入れの悩みを叶えてくれるのが『サカイ ウォシュロン 洗える敷布団』です。こちらはカバー・中身ともに水洗いができます。

洗った後の速乾性の高さも優秀で、晴れた日であれば4~5時間ほどで乾いてしまうのです。小さな子供がいる家庭や定期的にお手入れをしたい家庭におすすめします。

敷布団を使う際の注意点

敷布団 注意点

敷布団の管理やお手入れを怠ると、寝心地が悪くなるだけでなく、衛生的にもよくありません。快適な眠りを保つためにも、敷布団を使う際に注意しておきたい点を紹介します。

通気性を高めてカビを防ぐ

敷布団は、床に直接敷いて使用するため蒸れやすい状態です。畳の場合は通気性を保てますが、フローリングの場合は湿気の逃げ場がありません。

布団の中に湿気が溜まると、カビやダニが発生しやすくなります。湿気を逃がす助けをしてくれる『すのこ(木材)』や『除湿シート』を敷くようにしましょう。

定期的に天日干しすることも重要です。天気が崩れやすい梅雨時などは、壁に立てかけることで通気性を保ちましょう。

つい万年床にしてしまうという人も少なくないですが、湿気が溜まったり布団がへたったりする場合もあるため、敷きっぱなしは避けることが賢明です。

定期的にお手入れをする

どんなに品質に優れた布団であっても、お手入れを怠るとすぐに傷んでしまいます。最悪の場合、ダニやカビが発生してしまうこともあるでしょう。

布団を長く使うためには、定期的なお手入れが欠かせません。天日干し・陰干しをして、布団の通気性を良くしましょう。

年に1度は特別なお手入れもすると尚よいでしょう。クリーニングを依頼する・打ち直しをする・布団掃除機をかけるなど、可能な範囲でお手入れをしましょう。

まとめ

私たちは人生の長い時間を布団の中で過ごします。快適な眠りを迎えるためにも、自分の体にぴったり合う敷布団を選ぶことが大切です。

インターネット通販で購入することもできますが、自分に合う商品を探すためにも実店舗に足を運ぶことをおすすめします。

実際に寝心地を試すことで、納得の逸品を見つけましょう。

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