【徹底解説】マットレスランキング

1位 Limne the Mattress

2位 NELLマットレス

3位 ブレインスリープ マットレス フロート

硬めのベッドマットレスのおすすめ7商品。ほどよい硬さの商品を選んで

硬めのマットレスは、安定感のある寝心地が魅力です。敷き布団に慣れている人は、柔らかいものよりも寝心地よく感じるかもしれません。ただし、硬すぎるマットレスは、体に負担がかかるおそれがあります。選ぶ際の硬さのポイントを見ていきましょう。

目次

硬いベッドマットレスのメリット

硬め ベッドマットレス メリット

マットレスは硬いものと柔らかいものがあります。硬いものは敷き布団のように安定感があり、初めてマットレスを使用する人や硬い寝心地が好みの人に人気です。硬いマットレスには、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

ほどよい反発力で寝返りをサポート

硬いマットレスは、『反発力が高い』ことがメリットの一つです。反発力とは、押したときに戻る力を指します。マットレスにおいては、体圧がかかったり体位を変えたりする際に、体を『下から押し返す』ようにサポートしてくれる点が人気です。

体がマットレスに沈み込みすぎないため、柔らかいマットレスに比べて『寝返りが打ちやすい』と感じる人も多いでしょう。寝返りには、睡眠時に腰や背中など同じ部位が長時間圧迫されるのを防ぐ役割もあります。

仮に、寝返りを一度も打たないまま朝を迎えた場合、特定の部位に負担がかかり続け、痛みや不快感を覚えることも珍しくありません。

適度に寝返りを打つと、体圧の分散に加えて寝床内にたまった熱や湿気も放出します。温湿度を一定に保ちながら、どこにも力の入らない状態で眠る『質の高い睡眠』のために欠かせないものです。

硬いマットレスは寝返りを適度にサポートしてくれることで、寝返りの際に余分な力をかけずに済むといわれています。

理想的な寝姿勢を保てる

硬いマットレスは『理想的な寝姿勢を保ちやすい』こともメリットの一つです。立っている人間を側面から見ると、背骨が緩やかな『S字』カーブを描いています。適度な湾曲が重さのある頭や上半身の負担をやわらげて、腰回りの骨に直接響かないようにしているのです。

マットレスに横になったときも、立っているときと近い姿勢を保つことが理想の寝姿勢といわれています。硬いマットレスなら、仰向きになった際に体の中でも沈みやすい腰や背中を押し上げるように支えてくれることで、理想の寝姿勢に導いてくれるのです。

反対に、柔らかいマットレスは寝心地がよいものの、特定の部位が沈むことがあります。寝姿勢が崩れやすく快適な睡眠を妨げてしまうこともあるそうです。柔らかいマットレスが好みの人でも、適度な硬さがあるものを選ぶことは大切なポイントといえます。

硬すぎるベッドマットレスのデメリット

硬すぎるベッドマットレス デメリット

硬めのマットレスが好みの人は「とにかく硬さの強いものが欲しい」と考えるかもしれません。しかし、硬すぎるマットレスはいくつかのデメリットがあることは知っておきましょう。ここでは、具体的なデメリットを解説します。

体圧分散性が悪い

硬すぎるマットレスは、『体圧分散性』が悪くなってしまうことがデメリットといえます。体圧分散性とは、体にかかる圧力(重み)を分散する機能です。

仰向きに寝た人間の体を見ると背中から腰にかけてカーブがあり、お尻に丸みがある凸凹の形状です。硬すぎるマットレスは反発力が高いことで体圧を吸収せず、突出している部分に負担がかかるおそれがあります。

近年では『ジェルトロン』や『ラテックス』、『エアロキューブ』など、体圧による負荷を極力抑えつつ体圧分散性に優れている素材も出てきています。また、やわらかい素材と硬い素材を重ねる『多層構造』によって体圧分散性を高めているものも選択肢の一つです。

素材や構造の違いを比べたうえで『自分の体に合う硬さ』選びましょう。体に触れる面に柔らかい素材を使用した『敷きパッド』などを使用することで、硬すぎるマットレスを調節することも可能です。

腰を痛めてしまうことも

硬すぎるマットレスを使い続けることで『腰を痛めてしまう可能性もある』といわれています。考えられる可能性は二つです。

一つ目は『体圧分散性の悪さ』が関係しています。体にかかる圧力が腰に集中することで痛みや不快感を覚えることにつながることもあるようです。

硬すぎるマットレスはフローリングなどの床に寝たときのように、体圧のかかる部分が圧迫状態に陥りやすくなります。血流が滞ってしびれたり、こわばって凝りを感じることもあるでしょう。

二つ目は『寝姿勢が悪くなること』にあります。硬すぎるマットレスは高い反発力が働き、腰や背中を支える目的を通り越して『押し上げて』しまう可能性があるそうです。体が反ったような不自然な姿勢になり、腰部分の神経を圧迫してしまうおそれがあります。

硬いベッドマットレスが合う人とは?

硬めベッドマットレス 合う

マットレスの硬さは『好みで選ぶ』という人も多いのではないでしょうか?確かに自分好みのマットレスを選ぶのも一つの選択肢ですが、『自分の体に合うもの』を選ぶことで睡眠の質を向上できる可能性があります。硬いマットレスが向いている人と、自分に合う硬さを見極めるポイントを見ていきましょう。

こんな人におすすめ

マットレスの硬さを選ぶときは、『体重』を目安にするのが基本です。たとえば、同じ硬さのマットレスを使用した場合、大人と子どもでは『マットレスの沈み方』が異なることはイメージできるのではないでしょうか?

一般的に硬いマットレスは、『体格が大きな男性』や『スポーツをしていて筋肉量が多い人』に向いています。硬いマットレスであれば、体重を受けたときに沈み込みがなく、しっかりと体を支えてくれるのです。

ただし、普段から横向きで寝る人は、『少し柔らかめのマットレス』の方が相性がよいかもしれません。横向きは、仰向きのときよりも肩や腰骨などの凸凹が大きくなります。柔らかく受け止めてくれるものの方が、安定した寝心地になるでしょう。

硬さが合っているか確かめる方法

マットレスは購入前に『フィッティング』することで、自分に合う硬さかどうか確かめておきましょう。このとき、チェックするポイントは大きく三つあります。

  • マットレスと腰の間に隙間がないこと
  • 腰がマットレスに沈んでいないこと
  • 寝返りが打ちやすいこと

普段の寝姿勢で寝たときに体に隙間が生まれるものは、マットレスの反発力が強く体圧を受け止めていません。筋力の少ない人は自分の体を支えきれないおそれがあります。

一方で、大きく沈んでしまうマットレスは柔らかすぎる可能性があるでしょう。こちらも、体圧がかかりやすい腰に負担がかかってしまいかねません。柔らかく体が沈むものは、寝返りもスムーズに打ちにくいといわれています。

硬いものでも、寝返りが打ちにくいものは避けることが賢明です。体にすき間ができるような硬すぎるマットレスは、寝返りの際に背中と腰に当たって負担をかけやすい傾向があります。

硬すぎるかもと感じたときはパッドやトッパーで調節

フィッテイングしても自宅で試したときに「硬すぎる」と感じることもあるかもしれません。通販サイトで購入する場合は届くまで硬さがわからないこともあるでしょう。

マットレスが硬すぎた場合は、肌に当たる上面に柔らかめの『敷きパッド』や『トッパー』を併用することで寝心地を変えられます。

トッパーは、マットレスの硬さを調整する寝具です。厚さ約3~5cm程度の薄手のものが多く、マットレスに重ねてもボリュームが出すぎてしまう心配がありません。

マットレス包むマットレスカバーとマットレスの間に、『ベッドパッド』を敷く方法も一つです。こちらはマットレス本体が汚れないように付けるものですが、硬さ調節の際にも活用できます。

人気メーカーの硬めのベッドマットレス

高反発マットレス

人気メーカーのマットレスは長く支持されてきた実績があります。品質が高いものも多く、「長く愛用できるものが欲しい」という人におすすめです。ここでは、人気メーカーの硬めベッドマットレスを三つチェックしましょう。

世界中で愛される「マニフレックス モデル246」

『マニフレックス(Magniflex)』は、イタリアのベッド・マットレスメーカーです。すべての製品をイタリアの工場で一貫生産しており、世界99カ国以上で愛されています。

こちらのマットレスは、マニフレックスの定番商品です。独自の高反発素材『エリオセル』を使用しています。マットレスの表面に500円玉大の『エアホール(空気孔)』を設けることで、湿度による硬さの変化が起こりにくく柔軟な動きが可能です。適度な反発力で体全体を受け止め、理想的な寝姿勢を保つサポートをしてくれるでしょう。

一般的な高反発素材は、通気性に乏しい弱点がありますが、エリオセルは通気性は優れた通気性があります。マットレスの中に空気がとどまりにくく、1年を通して蒸れにくいことも特長です。

同マットレスは、中材の変形に対して『12年』の保証が付いています。長期にわたって、安定した寝心地を満喫できるでしょう。

安心の日本製「フランスベッドマットレス 高密度連続スプリングマットレス」

名前からフランス産のベッドをイメージするかもしれませんが、『フランスベッド』は日本のベッド・マットレスメーカーです。日本の生活様式に合わせて、折りたたみ式ソファーベッドを考案したメーカーでもあります。

こちらのマットレスは、フランスベッドが唯一生産している『高密度連続スプリング』を使用していることが特徴です。1本の銅線を高密度でつなげることで、一つの土台を作っています。

連結したコイルで体を『面』で支えるのは『ボンネルコイル』と同じですが、より沈み込みが少ないため、自然な力で寝返りを打ちやすいのが強みです。日本人好みの敷き布団のような寝心地で、マットレスに慣れていない人でも使いやすいでしょう。

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適度な弾力「サータ ポスチャーノーマル」

『サータ(Serta)』は、アメリカのベッド・マットレスメーカーです。ベッド文化であるアメリカにてトップレベルのシェアを誇り、国内外の一流ホテルにも支持を受けています。

こちらは、サータのマットレスの中でもしっかりとした寝心地が特徴です。コイルが一つ一つ不織布の袋に包まれた『ポケットコイル』構造で、体を点で支えます。優しく包み込むようなフィット感があるでしょう。

重さがかかりやすい腰とお尻部分に太めのコイルを配置することで、一般的なポケットコイル構造よりも体圧分散と耐久性が向上しています。

硬めのおすすめベッドマットレス

硬め ベッドマットレス おすすめ

マットレスを選ぶとき、「いくつかの商品を見比べたい」という人も少なくありません。ここでは、硬めのおすすめベッドマットレスを四つ紹介します。

優れた耐久性「GOKUMIN プレミアムスプリングマットレス」

『ポケットコイルタイプ』の高反発マットレスです。496個ものコイルを高密度で配置することで、体の動きや重さに対してなめらかにフィットしてくれます。

腰をかけることも多い外周部分には2.2mm線形の『高強度』のコイルを2列配置していることもポイントです。『エッジサポート構造』で型崩れを防ぎ、耐久性を向上しています。

クッション材として『高反発ウレタン』を使用しており、背中にコイルを感じることがありません。しっとりと体を包み込んで心地よく眠れるでしょう。

厚め仕様「アイリスプラザ ポケットコイル マットレス ハードタイプ」

シングルサイズで『厚さ約21~22cm』とボリュームのあるマットレスです。クッション性が抜群で、体格が大きな男性でも底つき感の心配がありません。

マットレスの中心は、ポケットコイル構造で、ほどよくフィット感を得られるでしょう。柔らかめの沈み込みになるように、『並列配合』を採用しています。コイル同士が触れるのは最小限で、一つずつが繊細に沈み込むのが魅力です。

コイルを挟むように『上下3層ずつ』硬めのウレタンを重ねていることで安定感もあります。肌に近い部分は柔らかめの樹脂綿で、ハードタイプながら硬すぎることはありません。側生地には優しい肌触りのニット生地を使用しています。

通気性のよいメッシュ素材「タンスのゲン 男のボンネルコイルマットレス」

名前の通り、男性向けのマットレスです。らせん状のコイルが連なることで土台を作る『ボンネルコイル』構造で、腰や背中の沈みを防ぎ安定感があります。

384個と従来品よりも30個ほど多いコイルを使用していることもポイントです。コイル線径を2.1mmから2.2mmに太くしたことで耐久性も向上しており、体格が大きな男性でもしっかり支えてくれるでしょう。

表面は『3Dメッシュ』生地、裏面は『全面メッシュ』生地を使用しています。全体にメッシュ生地を使用することで、湿気がたまりにくい仕様です。寝汗や湿気などの蒸れを逃してくれるため、いつでもさらっとした使い心地を実感できるでしょう。

腰痛対策に「モットン 高反発マットレス」

日本人の体型や性別などのデータなどを基に、日本人の『腰痛対策に特化した高反発マットレス』です。使用しているウレタンは従来の高反発ウレタンの上位型ともいえる『ナノスリー』です。

反発力が非常に高く、高反発ウレタンの約8割ほどの力で寝返りが打てるとされています。体圧分散性に優れており、適度な硬さで体を均一に支えるため腰への負担もかかりにくいでしょう。

体型別に三つの硬さがあり、自分の体重に合わせて硬さを選べるのも魅力です。45kg以下の人は『ソフト』・46~80kgは『レギュラー』・81kg以上の人は『ハード』を推奨しています。

ナノスリーは通常のウレタンよりも気泡の大きさが大きく、通気性も抜群です。湿気がこもりにくため、蒸れを感じず快適に眠れるでしょう。

まとめ

硬いマットレスは、体をしっかり支えてくれることで寝返りが打ちやすく、理想の寝姿勢を保ちやすいメリットがあります。

ただし、硬すぎるマットレスは体に負担をかける可能性があるため、『自分に合う硬さかどうか』を見極めて購入することが大切です。

購入するときは実際に寝心地を確かめるのが確実ですが、通販サイトで購入する場合は、現在使用している寝具の硬さや体の状態を基準に探すとよいでしょう。

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