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マニフレックスの特徴と魅力とは。価格別おすすめマットレス9選

マニフレックスはどのような魅力のあるマットレスなのでしょうか?スプリングマットレスとの違いや、独自素材の特徴、長持ちさせるためのお手入れ方法などを紹介します。価格別のおすすめマットレスも参考に、自分に合ったマットレス選びをしましょう。

目次
  1. マニフレックスとは?
    1. イタリア生まれのマットレス
    2. 世界特許取得の高反発フォーム
  2. スプリングマットレスとの違い
    1. 体圧を均等に分散させる
    2. 硬すぎず柔らかすぎない弾力
    3. 処分方法がエコ
  3. マニフレックスの特徴
    1. 持ち運びやすい軽量性
    2. 快適な通気性
    3. 温度変化でも変わらない硬さ
  4. マニフレックスの魅力
    1. 最長15年の長期保証
    2. 1/8まで小さくなる真空ロールパッケージ
  5. マニフレックスの種類と特徴
    1. 定番のベッドマットレスタイプ
    2. 省スペースで使える三つ折りタイプ
    3. つぶれる心配のない布団タイプ
  6. マニフレックスに向く人・向かない人の条件
    1. 硬めが好きな人やスポーツ選手向け
    2. 体重が軽い人には向かない可能性も
  7. 5万円以下で買えるマニフレックス
    1. 長年にわたり人気 モデル246
    2. アスリートも愛用 マニ・スポーツ
    3. 日本限定の三つ折り メッシュ・ウィング
    4. 赤ちゃんが快適に過ごせる マニ・ベビー
  8. 10万円以下で買えるマニフレックス
    1. 肌触りのよい オクラホマ
    2. 人にも環境にも優しい フラッグ・FX
    3. エリオセルMF使用の三つ折り DDウィング
  9. 10万円以上のマニフレックス
    1. 表と裏で寝心地が違う モデルローマ
    2. アウトラスト素材使用 T75
  10. マニフレックスを長持ちさせる使い方
    1. 定期的に上下裏表を変える
    2. 湿気対策をする
    3. 小まめな手入れがポイント
  11. マニフレックスの気になる疑問
    1. 床暖房や電気毛布を使える?
    2. 敷布団や床の上に置いても問題ない?
    3. 利用してみて違和感があった場合は?
  12. マットレスと合わせて使いたいアイテム
    1. 高反発素材を使った枕
    2. マットレスを守る マニシート・ドライ
  13. マニフレックスのおすすめ枕
    1. 人気が高い ピローグランデ
    2. 機能性の高いデザイン フラットピッコロ
    3. 独自リサーチで開発 バイオシェイプピロー レディースタイプ
    4. コンパクトサイズを実現 ピロー サンパウロ
  14. まとめ

マニフレックスとは?

マニフレックスとは

快適な眠りを追求し作られたマニフレックスのマットレスとは、どのようなマットレスなのでしょうか?

イタリア生まれのマットレス

マニフレックスは『イタリア生まれ』のマットレスです。30年以上前に独自素材である『エリオセル』の製法が開発され、マットレスが作られました。

一般的なマットレスがスプリングで体を支えるのに対し、マニフレックスはスプリングを使用しません。独自素材のみでしっかり体を支えるつくりが特徴です。

世界特許取得の高反発フォーム

独自素材のエリオセルは、程よい弾力と高い復元性が特徴の高反発フォームです。

横になると体全体が沈み込みますが、数分すると、背中・腰・お尻にかけて自然なS字カーブを描くようにマットレスが体を支え上げます。

この背骨のS字カーブは、理想の寝姿勢といわれており、立っているときと同じ姿勢です。

つまり、マニフレックスは、世界特許を取得している独自素材により、快適に眠りやすい理想の寝姿勢をキープしやすくし、体にかかる負担やストレスを最小限にするマットレスといえるでしょう。

スプリングマットレスとの違い

マニフレックス スプリングマットレス 違い

スプリングマットレスは、中心部分にスプリングが入っており、その弾力で体を支えます。スプリングの入っていないマニフレックスのマットレスは、スプリングマットレスとどのような違いがあるのでしょうか?

体圧を均等に分散させる

まず挙げられるのは、『体圧を均等に分散させやすい』という点です。体は部位ごとに重さが違います。そのため、横になると、重い部位に体圧がかかり、負担が集中しやすいのです。

例えば、背中やお尻は体圧が集中しやすいといわれています。眠っている間中、同じ場所に体圧がかかるのは、まるで長時間正座したときのような状態です。

正座で足がしびれるように、体圧がかかっている部位の負担が大きくなり、痛みにつながることもあります。

体圧分散性に優れているマニフレックスは、重い部位が沈み込むことで、マットレスに接している面全体で体重を支えられる作りです。そのため、負担が特定の箇所に集中するのを避けられます。

硬すぎず柔らかすぎない弾力

先ほども紹介したように、マットレスに使用されているエリオセルは、高反発フォームです。しかし、高反発だからといって、硬いわけではありません。硬すぎず柔らかすぎない『ちょうどよい弾力』があるマットレスなのです。

そのため、体のカーブに沿うように、マットレスが適切に沈み込みます。まるでオーダーメイドのマットレスのように、最適な睡眠の姿勢をキープしやすいのです。

処分方法がエコ

スプリングマットレスは処分が大変です。リサイクルするには、組み合わされた複数の素材を一つずつ分別しなければいけませんし、破砕機にかける場合でもスプリングが機械にダメージを与えることがあります。

一方、マニフレックスに使用されているエリオセルは、ポリウレタンです。リサイクルができる素材ですし、分別の手間もかかりません。そのため、その他のマットレスに比べると処分時の『環境への負荷を低減できる』といえるでしょう。

マニフレックスの特徴

マニフレックス 特徴

快適な寝姿勢を保ちやすく、エコにも配慮された素材でできているマニフレックスのマットレスは、どのような特徴があるのでしょうか?

持ち運びやすい軽量性

スプリング不使用のため、『軽く持ち運びやすい』という特徴があります。そのため、シーツ交換が簡単にできますし、湿気対策のための陰干しもしやすいのです。

重いマットレスでは重労働だったお手入れも、マニフレックスなら手軽にできます。小まめなお手入れにより、清潔で快適な状態をキープしやすいのです。

快適な通気性

通気性がよく快適に使用しやすいという点も、マニフレックスの特徴です。

睡眠中にはコップ1杯分に相当する約200mlもの汗をかくといわれています。通気性の悪いマットレスでは蒸れを感じることもあるでしょう。

マニフレックスに使用されているエリオセルは『オープンセル分子構造』により、呼吸するように汗を吸い発散させるといわれています。そのため、暑く汗をかきやすい夏でも、さらりと快適な状態をキープしやすいのです。

また、寒い冬には、エリオセルが適度に空気を含むことで、暖かい状態が続きます。1年を通して、快適に眠りやすい環境を整えてくれるマットレスといえるでしょう。

温度変化でも変わらない硬さ

オープンセル構造のエリオセルには、温度変化で硬さがほとんど変わらないという特徴もあります。気温10~40℃であれば、感触に変化がないのです。そのため、四季のある日本でも、ほぼ1年中同じ寝心地で眠れます。

エリオセルと見た目が似ていたとしても、低反発素材のマットレスの中には、温度によって硬さが変わるものもあります。夏は柔らかく、冬は硬くなるのです。

季節によって寝心地が変わると、体への影響も考えられます。マニフレックスであれば、常に安定した快適な寝心地のため、マットレスの硬さが変化することによる体への影響の心配が少ないといえるしょう。

マニフレックスの魅力

マニフレックス 魅力

寝心地の快適さ以外にも、マニフレックスは魅力たっぷりです。保証期間など、機能面以外の便利さについて紹介します。

最長15年の長期保証

『最長15年の長期保証』が付いているのは、マニフレックスの魅力です。アイテムによって保証期間に違いはありますが、スタンダードなモデルだと12年間の保証があります。

保証期間内にマットレスに凹みが生じたり、押しても戻らなくなったりした場合、検査の後、新品のマットレスと交換可能です。

寝具では珍しい期間である、長期保証を設定しているのは、耐久性の高さによります。LGA-GERMANYというドイツの工業規格から認定を受ける程です。寝心地のよさが続くため、大切なマットレスを長く使い続けられるでしょう。

1/8まで小さくなる真空ロールパッケージ

マニフレックスのマットレスを購入すると、真空ロールパッケージになっています。マットレスを圧縮しロール状に丸め、『1/8まで小さく』しているのです。

元の形に戻ろうとする力の強いエリオセルだからこそできるパッケージといえます。コンパクトに包むことで、輸送コストや運搬・設置の手間を大幅に削減できるのが利点です。

マットレスは大きな寝具のため、そのままのサイズだと廊下やドアをうまく通過できないこともあります。真空ロールパッケージにより小さくなっていれば、簡単に設置可能です。

また、真空状態で手元に届くのも利点といえます。輸送途中で雑菌やほこりなどが付着することがなく、清潔な状態で使用開始できます。

マニフレックスの種類と特徴

マニフレックス 種類 特徴

エリオセルを使用したマニフレックスのマットレスには、さまざまな種類があります。それぞれの特徴を知り、使い方に合うタイプを選びましょう。

定番のベッドマットレスタイプ

厚みのある『ベッドマットレスタイプ』は、上質な眠りを求めている人に向いているといえるでしょう。

表面に折り目や境目がないため、フラットな寝心地という点も魅力といえます。小さな段差や隙間が気になるという人は、ベッドマットレスタイプだと眠りやすいかもしれません。

サイズは大きいですが、スプリング不使用のため、軽量ですし折り曲げることもできます。

省スペースで使える三つ折りタイプ

『三つ折りタイプ』は、簡単に折り畳むことができるので、起床後はコンパクトに収納できます。敷きっぱなしにせずに、部屋を広々使えるのが利点です。

また、マットレスをひく場所が固定されないため、必要に応じて寝室を変えられます。軽く、持ち運びも楽々です。

また、エリオセルのフォームをカバーから取り出し、入れ替えて使用することもできます。負担がかかりやすい真ん中と上下を定期的に入れ替えることで、へたりにくくなり長く使えるでしょう。

つぶれる心配のない布団タイプ

これまで布団で眠っていたという人は、『布団タイプ』が向いています。使い心地や取り扱い方が布団と似ているため、違和感なく使用できるでしょう。

布団と異なるのは、時間の経過とともにつぶれる心配が少ない、という点です。復元性に優れているため、長期間快適な寝心地が続きます。

ただし、通常の布団のように丸洗いはできません。洗濯は取り外したカバーのみ可能です。小まめにカバーを洗濯することで、清潔をキープできます。

マニフレックスに向く人・向かない人の条件

マニフレックス 向き不向き

体に沿うように支え上げるマニフレックスのマットレスですが、好みや体形によって向き不向きがあるかもしれません。

同じマットレスに横になっても、小柄で軽い人は硬めに、大柄で体重が重い人は柔らかめに感じる傾向があるのです。

硬めが好きな人やスポーツ選手向け

高反発フォームでできているマニフレックスのマットレスは、高いサポート力で体をしっかり支えます。

そのため、硬めの寝心地が好みという人や、筋肉量が多く体形がしっかりしているスポーツ選手に向いているのです。

体重が重い人でも沈み込み過ぎませんし、体圧分散性の高さにより負担が特定の箇所に集中するのを防げます。

体重が軽い人には向かない可能性も

一方、細身で体重が軽い人の場合、マニフレックスのマットレスが十分沈み込まない可能性があります。硬すぎると感じることもあるでしょう。

硬すぎると感じる状態では、マニフレックスの体圧分散性の高さが発揮されません。肩や腰に負担がかかりすぎる恐れがあり、不調や痛みにつながる可能性があるので注意が必要です。

5万円以下で買えるマニフレックス

マニフレックス 安価

人気のマニフレックスのマットレスには、さまざまな価格帯があります。5万円以下の価格帯は、初めて購入する人でも比較的取り入れやすいスタンダードなモデルがそろっています。

長年にわたり人気 モデル246

『モデル246』は、中心に厚さ約14cmのエリオセルを、上下の側生地に厚さ約1cmのエリオセルをそれぞれ使用した、約16cmの厚みがあるベッドマットレスタイプです。

マニフレックスのスタンダードモデルで、寝心地は比較的硬めに感じられるようです。

反発力があるため、寝返りのしやすさは抜群といわれています。起床後に体の痛みが気になるという人の場合、寝返りが打ちやすくなることで、改善されることも期待できるでしょう。

耐久性の高さと、コストパフォーマンスのよさにより、長年愛用されているモデルです。

アスリートも愛用 マニ・スポーツ

側生地にはモデル246と同じ約1cmのエリオセルを使用し、中心に厚さ約14cmのエリオセルハードを使用しています。

反発力(ニュートン)が200Nあるエリオセルハードを使用しているため、マニフレックスの中で最も硬さのあるマットレスです。

しっかり体を支える硬さがあり、体重が重い人や筋肉質でがっしりしているアスリートに向いていることから『マニ・スポーツ』と名付けられています。

硬めのマットレスでありながら、体圧分散性に優れているため、特定の部位に負担が集中することがありません。

日本限定の三つ折り メッシュ・ウィング

起床後に布団を畳む日本のライフスタイルにも合う、三つ折りタイプの『メッシュ・ウィング』は、通気性のよい『エアーサーキュレーションメッシュ』を使用した側生地が特徴のマットレスです。

メッシュの側生地により、表面はいつでもさらりとした肌触りをしています。通気性がよいため、汗をかいても快適さが持続しやすいタイプです。側生地は取り外して洗濯ができ、いつも清潔に使用できます。

中心は、厚さ約11cmのエリオセルです。スタンダードなモデル246と比較して薄いですが、エリオセルそのものが硬めの質感のため、床付き感はないでしょう。

また、ハンドルが付いているため、折り畳み後の持ち運びや収納に便利です。

赤ちゃんが快適に過ごせる マニ・ベビー

幅約70cm×長さ約120cmの『マニ・ベビー』は、体の小さな新生児や乳幼児にぴったりのマットレスです。反発力170Nのエリオセルを使用しており、程よい硬さがあるため、体が沈み込み過ぎる心配がありません。

ただし、標準サイズのベビーベッドに合う大きさのマットレスのため、小学生以上の子どもには小さすぎて寝返りが打ちにくい可能性があります。

品質保証期間は5年間ですが、使用しているフォームはモデル246と同じものなので、約10年間は快適に使用できるでしょう。

10万円以下で買えるマニフレックス

マニフレックス 10万円以下

ワンランク上の質感や寝心地を実現したいなら、10万円以下の価格帯で選ぶとよいでしょう。特におすすめのアイテムを紹介します。

肌触りのよい オクラホマ

なめらかでさらりとした質感が特徴のヴィスコースを側生地に使用している『オクラホマ』は、トータル約23cmの厚みで、見た目にもリッチな印象のマットレスです。

厚さ約17cmのエリオセルを中心に、スタンダードなエリオセルを使用した面と、よりソフトなエリオセルMFを使用した面があります。2種類の硬さから好みの面を選べるのが特徴です。

硬さで迷っているなら、オクラホマを選ぶとよいでしょう。使用期間中に体形が変化した場合にも、変化に合わせて硬さを選べます。

人にも環境にも優しい フラッグ・FX

『フラッグ・FX』は、環境に優しい木製ファイバーを側生地に使用しています。エコであると同時に、肌触りのよさも魅力です。

厚さ約18cmのエリオセルを、厚さ約2cmのエリオセルMFで挟み込んでいるため、スタンダードなモデル246と比較して、体圧分散性がより高まっています。

約10~12年使用し続けられる耐久性の高さがあり、保証期間も12年間付いているモデルです。

エリオセルMF使用の三つ折り DDウィング

コンパクトに収納できる三つ折りタイプの『DDウィング』は、リバーシブルで使用でき、硬さが選べるのが特徴です。

エリオセルの面なら硬めの寝心地で、その裏面のエリオセルMFの面なら比較的ソフトな寝心地で使用できます。体調や体形の変化に合わせ、ちょうどよい硬さで眠りやすいでしょう。

約13cmの厚みがあるため、布団のように直接床に敷いても床付き感はありません。

10万円以上のマニフレックス

マニフレックス 高価

10万円以上のラインアップには、より質感にこだわった上質なマットレスがあります。睡眠の質をより高めたいと考えているなら、10万円以上のマニフレックスを選択肢にするとよいでしょう。

表と裏で寝心地が違う モデルローマ

エリオセルとエリオセルMFという硬さの違う2種類のフォームを使用している『モデルローマ』は、使用する面によって寝心地が異なります。

マニフレックスのスタンダードな寝心地が好みならエリオセルの面が向いていますし、よりソフトな寝心地がよいならエリオセルMFの面がよいでしょう。

高級感のある素材が採用されている側生地も魅力といえます。光沢となめらかな肌触りが特徴のヴィスコースと、高級人工皮革アルカンターラが使用されているのです。

アウトラスト素材使用 T75

『T75』は、肌の表面温度を快適に保つよう働くアウトラストという素材を使用しています。余分な熱があるときには吸収し、表面温度が下がったときには熱を放出し、体感温度を快適に保とうとするのです。

スタンダードな寝心地のエリオセルより柔らかいエリオセルソフトと、さらに柔らかいエリオセルMFを使用しています。そのため、マニフレックスの中でも柔らかめの寝心地です。

マニフレックスを長持ちさせる使い方

耐久性が高いマニフレックスのマットレスは、正しく使用することで、より長く使い続けられます。日々の使い方のポイントを押さえて、快適な寝心地をキープしましょう。

定期的に上下裏表を変える

いつも同じ向きでマットレスを使っていると、負担がかかる場所が集中します。数年その状態で使い続けていると、耐久性の高いマニフレックスでもへたりが目立ち始める可能性があるのです。

そこで『ローテーション』により、定期的に上下や表裏の入れ替えを実施します。約3カ月に1度を目安に実施することで、全体にまんべんなく負担がかかるようになり、へたりが目立ちにくくなるのです。

マニフレックスは軽量で持ち上げやすいため、寝る場所をローテーションしやすいマットレスともいえます。

湿気対策をする

快適な寝心地を保つためには、湿気対策も欠かせません。マニフレックスに使用されているエリオセルは通気性のよい素材です。だからこそ、マットレスと床の間に湿気がたまりがちになります。

たまった湿気を逃がしやすくするには、ベッドフレームを使用しましょう。ベッドフレームの中でも、1枚板のようなタイプのものは湿気を逃がしにくいため、『すのこタイプ』を選びます。

ただし、すのこタイプでも、ウッドスプリングといった弾力のあるベッドフレームは、マニフレックスの体圧分散性と相性があまりよくありません。マニフレックスのよさを生かすためには、避けた方がよいかもしれません。

また、除湿シートを敷くことも、気になる湿気対策に役立てられます。

小まめな手入れがポイント

日々のお手入れを小まめに実施することも大切です。

マニフレックスの側生地は、製品によっては取り外して洗濯ができます。洗濯方法は素材により異なるため、洗濯表示を確認して、正しい方法で洗いましょう。

ただし、エリオセルといったウレタンフォームは、変形や変色の原因になるため洗濯ができません。天日干しも劣化や変色を起こす可能性があるため避けます。

ウレタンフォームのお手入れは、『約2週間に1度の陰干し』が理想です。風通しのよい日陰に立てかけておくことで、たまった湿気を発散させられます。

また、液体をこぼしたときには、スピーディーな対処が大切です。乾いた布で水分をしっかり拭き取り、陰干しで完全に乾かします。

マニフレックスの気になる疑問

マニフレックス 疑問

一般的なマットレスや布団の素材と性質の違うマニフレックスは、使用する際に迷うことがあるかもしれません。そこで、代表的な疑問について解説します。

床暖房や電気毛布を使える?

温度変化で硬さが変わりにくいエリオセルを使用しているため、床暖房や電気毛布など『暖房器具の使用が可能』です。人肌で温かいと感じる程度の温度設定であれば、問題ありません。

就寝前に布団乾燥機で温めることもできますし、湯たんぽで足元を温めることもできます。ただし、中にお湯を入れるタイプの湯たんぽは、お湯漏れでエリオセルにダメージを与えないよう注意が必要です。

また、床暖房の使用はできますが、湿気対策の観点から、床にじかに敷く使い方は避けた方がよいでしょう。

敷布団や床の上に置いても問題ない?

敷布団の上に敷く目的でマニフレックスを検討している人もいるかもしれません。

しかし、マニフレックスのマットレスは、単体での使用に向いているアイテムです。重ねると、体圧分散性がうまく発揮されない可能性があります。

また、シーツやパッドを選ぶときには、程よく沈み込めるよう、伸縮性のあるものを選ぶのがポイントです。

床の上に敷いて使うこともできます。ただし、床と接している面に湿気がたまりやすく、小まめな陰干しが必要です。毎日のように陰干しをしなければ、カビが生えることもあるかもしれません。

直接床に敷く場合には、じか置きを想定して作られている『三つ折りタイプ』や『布団タイプ』の方が向いています。起床後の上げ下げにより、自然と湿気を逃がしやすいからです。

利用してみて違和感があった場合は?

体に合わせて沈み込むマニフレックスのマットレスは、使い始めのうち、痛みやだるさを感じる人もいるそうです。多くの場合は一過性のもので、約1~2週間使い続けると、体が慣れてくるといわれています。

しばらく使い続けても不調や違和感が改善されない場合には、マットレスの硬さが合っていないのかもしれません。硬さは、敷きパッドを使用することで改善できます。

マットレスと合わせて使いたいアイテム

マニフレックス アイテム

機能性に優れたマットレスを展開しているマニフレックスでは、さらに快適な眠りに導くためのアイテムも提供しています。マットレスと合わせて使用することで、睡眠の質を高めるために役立てましょう。

高反発素材を使った枕

体に合うマットレスを選んでも、枕が合わないままでは、正しく頭を支えられません。頭の重さを支え、首のカーブを適切にサポートできる枕選びが大切です。

マニフレックスは枕も独自の高反発素材を使用して作られています。しかし、決して硬い枕ではなく、しっとりソフトな感触でありながら、頭をしっかり支えられる反発力があるのが特徴です。

マットレスにも使用されている素材のため、同程度の復元性があります。そのため、長期間使い続けてもへたりにくいです。1度頭や首の形状に合う枕を選ぶと、長期間同じ寝心地をキープできるでしょう。

マットレスを守る マニシート・ドライ

湿気はマットレスにとって大敵です。特に、マニフレックスに使用されているエリオセルは、湿気を含むと高反発性が弱まることがあります。

快適に使い続けるためには、湿気を取ることが大切です。そこで『マニシート・ドライ』というマニフレックス専用の除湿シートが役に立ちます。

マニシート・ドライをマットレスの下やパッドとの間にはさんで使用することで、余計な湿気をマットレス内部にためにくくなるのです。

また、滑りにくい生地で作られているため使用中にズレることがほとんどありませんし、洗濯機で丸洗いできるため常に清潔をキープできます。

マニフレックスのおすすめ枕

マニフレックス 枕

独自の高反発素材を使用した枕も、マニフレックスの人気商品です。中でも人気や機能性が高いタイプを紹介します。形状や硬さが工夫されている枕がたくさんあるため、自分に合うものを選びましょう。

人気が高い ピローグランデ

さまざまなラインアップがある中でも、特に高い人気があるのは『ピローグランデ』です。柔らかい質感でありながら、しっかり重さを支えるエリオセルMFが使用されています。

頭の重さや首のカーブに合わせて、枕がぴったりフィットしやすいため、オーダーメイド枕のような寝心地を実現できるのです。仰向きはもちろん、横向きで眠るときにもフィットします。

程よく沈み込みますが、高い復元性により、スムーズな寝返りをサポートする働きも期待できる枕です。性別や体形を問わず、どなたでも使いやすいベーシックな枕といえます。

機能性の高いデザイン フラットピッコロ

『フラットピッコロ』は、エアホールのあいたエリオセルMFを使用した、性能の高いデザインに仕上げられています。1年中快適に使いやすい通気性のよさを実現しているのです。

加えて、カバーにさらさらの寝心地が続くクールマックスを採用しているのも特徴です。スポーツウエアに使用される程の吸水性と速乾性のある素材のため、汗をかきやすい季節でもべたつきにくいでしょう。

ファスナー式のカバーは洗濯機の使用が可能です。洗濯ネットに入れて小まめに洗うことで、清潔に使い続けられます。

高さ約8cmと低くフラットに見えますが、首のカーブにしっかり沿い、優しくサポートする点もポイントです。

独自リサーチで開発 バイオシェイプピロー レディースタイプ

人間工学に基づいた形状の『バイオシェイプピロー レディースタイプ』は、幅広で低めのデザインを好む女性が多い、という独自リサーチの結果から作られました。

中央のくぼみに後頭部をはめるように横になることで、頭から肩にかけてフィットしサポートします。横向きで寝るときには、両サイドの盛り上がり部分が頬を支え、寝姿勢を安定させるのもポイントです。

カバーはシンカーパイルのベロア生地で作られています。頬に触れても気持ちよいなめらかな手触りです。もちろん洗濯機で水洗いもできます。

レディースタイプという名称ですが、男性からも人気があるアイテムです。もちろん、性別を問わず使用できます。

コンパクトサイズを実現 ピロー サンパウロ

幅約50cm×長さ約26cmとコンパクトな『ピロー サンパウロ』は、持ち運びにも便利です。くるくると丸めて収納することもできるため、トランクの隅にさっと入れやすいのも魅力といえます。

コンパクトサイズでありながら、マニフレックスの枕の特徴であるサポート力の高さは変わりません。頭・首・肩までの重さを適切に支えつつ、しっかりフィットしてサポートしてくれるでしょう。

芯材であるエリオセルMFに200個ものエアホールを設けているのも特徴です。素材自体の通気性のよさと合わせ、蒸れにくく快適な状態が続きやすいのもうれしいポイントです。

まとめ

世界特許を取得している独自素材『エリオセル』を使用したマニフレックスのマットレスは、機能性の高さが魅力です。

体を支え上げる弾力性や、肩や腰など特定の箇所に集中しやすい負担を分散する体圧分散性の高さ、通気性のよさ、耐久性の高さ、などの特徴が挙げられます。

また、ベッドマットレスタイプ・三つ折りタイプ・布団タイプといった形状があるため、ライフスタイルや使用場所に合わせて選ぶと使い勝手がよいでしょう。

寝心地のよさや使い勝手のよさなどにより人に優しいのはもちろん、環境への負荷が低いのもポイントです。単一素材でリサイクルしやすいため、エコなアイテムを選びたい人にもぴったりです。

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目次
  1. マニフレックスとは?
    1. イタリア生まれのマットレス
    2. 世界特許取得の高反発フォーム
  2. スプリングマットレスとの違い
    1. 体圧を均等に分散させる
    2. 硬すぎず柔らかすぎない弾力
    3. 処分方法がエコ
  3. マニフレックスの特徴
    1. 持ち運びやすい軽量性
    2. 快適な通気性
    3. 温度変化でも変わらない硬さ
  4. マニフレックスの魅力
    1. 最長15年の長期保証
    2. 1/8まで小さくなる真空ロールパッケージ
  5. マニフレックスの種類と特徴
    1. 定番のベッドマットレスタイプ
    2. 省スペースで使える三つ折りタイプ
    3. つぶれる心配のない布団タイプ
  6. マニフレックスに向く人・向かない人の条件
    1. 硬めが好きな人やスポーツ選手向け
    2. 体重が軽い人には向かない可能性も
  7. 5万円以下で買えるマニフレックス
    1. 長年にわたり人気 モデル246
    2. アスリートも愛用 マニ・スポーツ
    3. 日本限定の三つ折り メッシュ・ウィング
    4. 赤ちゃんが快適に過ごせる マニ・ベビー
  8. 10万円以下で買えるマニフレックス
    1. 肌触りのよい オクラホマ
    2. 人にも環境にも優しい フラッグ・FX
    3. エリオセルMF使用の三つ折り DDウィング
  9. 10万円以上のマニフレックス
    1. 表と裏で寝心地が違う モデルローマ
    2. アウトラスト素材使用 T75
  10. マニフレックスを長持ちさせる使い方
    1. 定期的に上下裏表を変える
    2. 湿気対策をする
    3. 小まめな手入れがポイント
  11. マニフレックスの気になる疑問
    1. 床暖房や電気毛布を使える?
    2. 敷布団や床の上に置いても問題ない?
    3. 利用してみて違和感があった場合は?
  12. マットレスと合わせて使いたいアイテム
    1. 高反発素材を使った枕
    2. マットレスを守る マニシート・ドライ
  13. マニフレックスのおすすめ枕
    1. 人気が高い ピローグランデ
    2. 機能性の高いデザイン フラットピッコロ
    3. 独自リサーチで開発 バイオシェイプピロー レディースタイプ
    4. コンパクトサイズを実現 ピロー サンパウロ
  14. まとめ