トゥルースリーパーの正しい使い方とは。敷き方や手入れ方法について
トゥルースリーパーは低反発マットレスのブランドです。TVのCMや広告等で存在を知り、興味を持っている方も多いのではないでしょうか。今回はトゥルースリーパーのラインアップや使い方、長く使い続けるための手入れ方法について紹介します。
トゥルースリーパーの主なラインアップ
トゥルースリーパーはマットレスだけでなく、枕や布団、カバー、座布団などラインアップが豊富です。それぞれの特長について解説していきます。
おなじみのマットレス
トゥルースリーパーといえば、体全体を優しく包み込んでくれる低反発のマットレスが人気です。こだわりの素材を使い、自然な寝姿勢をキープするように導いてくれます。また、優れた体圧分散で、腰や肩の負担を減らしてくれる作用があるのもうれしいポイントです。
低反発のマットレスが有名ですが、中反発、高反発のものもあり、ラインアップが豊富です。体形によっては低反発のマットレスが合わない人もいるでしょう。その場合は中反発、高反発のマットレスを試してみると、自分にピッタリのマットレスを見つけられるかもしれません。
マットレスの硬さに加え、通気性や吸放湿性も考慮されており、寝姿勢だけでなく、寝心地のよさにもこだわっています。睡眠時間の長さや体形など、好みに合わせて9種類の中から最適なマットレスを選びましょう。
さまざまな反発の枕
低反発に限らず、トゥルースリーパーからはさまざまな枕が販売されています。
『肩・背中・首まで支える枕』、『通気性がよく湿気を残しにくい枕』、『首のラインにフィットする枕』などです。合計6種類ほどあり、寝心地のよさに加え、通気性のよさなどの機能をプラスしています。
機能や形が豊富なので、自分にぴったりの枕を探しやすいでしょう。
低反発の布団も
マットレスだけでなく、低反発の布団もあります。三つ折りできて収納が簡単です。
また、抗菌素材『Ag』が菌の発生を抑制してくれるといわれているため、清潔に使い続けることができるでしょう。床に置いて使いたい人は布団タイプのものを使うのもおすすめです。
専用カバーや座布団も
マットレス専用のカバーは吸水速乾素材で作られており、寝汗をしっかりと吸収してくれる可能性が高いです。肌触りがよく、1年中快適に過ごしやすい素材です。
座布団はトゥルースリーパーシリーズの低反発素材が使用されており、長時間座っても楽に過ごしやすいでしょう。
トゥルースリーパーの魅力
トゥルースリーパーが特にこだわりを持っているのが低反発の素材です。トゥルースリーパーの魅力である素材にはどんな特長があるのでしょうか。保証期間についてもそれぞれ紹介します。
こだわりの低反発素材
トゥルースリーパーブランドでは自然な寝姿勢をサポートするために、復元性や弾力性に優れた低反発素材、『ウルトラ ヴィスコエラスティック』を採用しています。
ウルトラ ヴィスコエラスティックは、寝姿勢や体形に合わせて変形し、全身を優しく包み込むようにフィットする素材で、『NASA』が宇宙飛行士のために開発した素材からヒントを得たものだといわれています。柔らかく全身を包み込みながらも、体をしっかりと支えてくれるのが特長です。
安心の保証
トゥルースリーパーは返品保証が60日ついています。寝具類は何日か寝てみないと、自分に合うかどうかがわからない場合があるため、返品保証があると安心です。まずは試しに使ってみようという気持ちで寝心地を確かめてもいいかもしれません。
1年間の交換保証があるのもユーザーとしてはありがたいポイントです。自分に合うかどうかを確かめられ、万が一のトラブルはしっかりとサポートしてくれるのがトゥルースリーパーの魅力です。
トゥルースリーパーの使い方
トゥルースリーパーの各商品について、使い方を具体的に解説していきます。本来の使い方と異なる方法で使うと、商品の魅力や効果を体感しづらくなってしまうので、自分の普段の使い方に合うものを選びましょう。
手持ちのマットレスの上に置いて使うのか、畳や床の上に直接置くのかどうかで選ぶ商品が異なります。
マットレスは基本的に組み合わせる
トゥルースリーパーのマットレスは、手持ちのマットレスや敷き布団の上に置いて使うパターンが多いです。
厚みが5cm以下なので1枚だけで使うと底つき感が出てしまうためです。そのため1枚だけで使うことは推奨されていません。あくまで手持ちの敷き布団やマットレスの寝心地を改善するために使うと考えましょう。
商品は圧縮された状態で家に届きます。開封してから膨らむまで少し時間がかかるので、寝る直前に開封するとすぐに使えない可能性が高いです。また、冬場の気温が低い部屋では、2日〜1週間ほど膨らまないこともあるので部屋を温め、陰干しして待ちましょう。
布団タイプは直置きOK
マットレスを重ねて使うと、片付けや手入れの手間が増えてしまうと感じる人もいるかもしれません。そのような人には布団タイプのトゥルースリーパーがおすすめです。
布団タイプであれば、手持ちのマットレスや敷き布団に重ねる必要がなく、畳や床に置いて使えます。そのため、片付けの手間をはぶけるでしょう。2層式のダブルレイヤーで、下の素材は硬めのウレタンフォーム使用のため底つき感を防止する構造になっています。
ただし、体重が重めの人や底つき感を気にする人は注意が必要です。布団タイプは厚みが7cmしかないため底つき感があるかもしれません。床に置いた時の寝心地は体感しないとわからないので、直営店などで体験してみるのがいいでしょう。
万が一体に合わない場合は、60日間以内の返品保証を使うことになります。ただし、返品保証は公式ショップでのみ適用されるため、購入の際には注意しましょう。
2枚合わせ掛布団の使い方
掛布団のラインアップには『2枚合わせ掛布団』があります。
季節に合わせて1枚でも2枚重ねでも使えるため、保温調整ができます。四隅にループホックがついているので、寒い季節などに重ねて使用してもズレを気にすることなく使えます。
自宅での洗濯も可能で、清潔に使い続けられるのもうれしいポイントです。
枕やごろ寝マットの使い方
トゥルースリーパーの枕は、低反発・中反発・高反発から選ぶことができます。
枕カバーは基本的に洗濯できますが、枕の素材も洗えるのは高反発で独自の網状素材を使用した『セロピロー』のみです。洗える枕とそうでない枕があるので、購入するときは確認しましょう。
『ごろ寝マット』は2.5cmの厚さのマットです。折りたたんで枕の代わりにしたり、お昼寝用に敷いて使ったりします。壁に寄りかかるときの背もたれの代わりに使うこともできます。厚さ2.5cmと薄いので自由な使い方を探してみるのもいいかもしれません。
トゥルースリーパーの使用上の注意点
トゥルースリーパーを使う上での注意点について解説します。使い方や手入れ方法を間違ってしまうと、トゥルースリーパーの効果をなかなか実感できなかったり、耐久性に問題が起きたりしてしまうので注意が必要です。正しい使い方や手入れ方法を確認しましょう。
重ね方などNG行動
トゥルースリーパーのマットレスは、基本的に手持ちのマットレスの上に敷いて使います。いくつか注意点があるのでみていきましょう。
まず、へこみやへたりが明らかに分かるマットレスの上に敷いて使うのは控えるほうがよいでしょう。数年間使用していて、すでにへこみやへたりのあるマットレスは、かなり機能が落ちています。その上にトゥルースリーパーを敷いても、性能を実感できない可能性が高いです。そのため、下に置くマットレスのへこみやへたり具合に気をつけましょう。
次に、普段の手入れについて気をつけることがあります。人間は1回の睡眠でコップ1杯分の汗をかくといわれています。そのため、毎日トゥルースリーパーを敷いたままにすると湿気がたまりカビ発生の原因になってしまうことがあります。湿気を逃がすためにも、定期的に立てかけて陰干しし、換気しましょう。
最後にトゥルースリーパーを使う上でNG行動が三つあります。『水洗いや洗濯』、『天日干し』、『布団乾燥機の使用』は控えましょう。耐久性が落ちたり、へたりが早まる原因になってしまいます。
長く使い続けるために、手入れ方法には注意しましょう。
長く使っていくために
最後にトゥルースリーパーを長く使うためのポイントについて紹介します。間違った手入れ方法をしてしまうと、商品の劣化が早まってしまったり、カビの原因になってしまったりすることがあります。長く商品を使うためには手入れ方法は大切です。正しい方法を理解し、気に入ったものを長く使えるようにしましょう。
湿気やへたりへの対処
長く使うために大切なことは、『こまめな陰干し』です。マットや布団は寝ているときの汗が劣化の原因になります。トゥルースリーパーに使われている低反発ウレタンも同様で、寝汗はできるだけすみやかに乾かすことが長持ちの秘訣となります。
寝汗はマットレスの劣化だけでなく、ダニやカビ発生の原因になってしまいます。風通しのいいところでこまめに陰干しをしましょう。
また、トゥルースリーパーをへたりにくくするために、定期的に裏返して使うのもおすすめです。体圧のかかる場所が変わるので、マットレスを長く使えるようになる効果が期待できます。
パッドなどを使うのもあり
定期的な手入れに加えて、マットレスを保護するアイテムを使うことで直接的なダメージを少なくできるでしょう。敷きパッドや防水マットレスプロテクターといった商品を使うことで、湿気やへたりを防止できる可能性が高まります。
また、肌触りも大切なポイントです。自分の好みにあったシーツやカバー選びも重視し、できるかぎり快適にマットレスの劣化を防ぐ方法を探りましょう。
汚れの落とし方
マットレスが汚れたときは、『掛布団のように洗濯機で丸ごと洗濯』というわけにはいきません。汚れがついてしまったときの落とし方について解説します。
マットレス本体が汚れた場合、水で濡らした布をかたく絞り、たたくようにして汚れを落とします。洗剤は素材を傷める可能性があるので使用しないようにしましょう。汚れを落とした後は、濡れた部分を乾かすために陰干しを十分に行います。くれぐれも水洗いや洗濯をしないようにしましょう。
また、乾かす時も天日干しや布団乾燥機の使用は推奨されていません。耐久性の低下や、へたりの原因になってしまいます。
まとめ
包み込むような寝心地が特長のトゥルースリーパーはマットレスだけでなく、布団や枕などラインアップが豊富でさまざまなニーズに答えてくれます。
使い方や手入れの方法はアイテムにより異なります。自分の好みに合うマットレスなどに出合ったら、手入れを上手にしながら、少しでも長く愛用できるといいですね。