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敷布団の選び方は硬さと厚み、素材をチェック。おすすめ商品4選

敷布団の選び方で大切なのは、好みの寝心地と機能性を満たすアイテムであることです。自分や家族にぴったりの敷布団かどうかを知るためにも、まずは素材の特徴をチェックしましょう。たくさんある敷布団の中から、特におすすめのアイテムも紹介します。

目次

敷布団を使うメリット

敷布団 メリット

敷布団は、畳んでコンパクトに収納できるため、マットレスのように置きっぱなしで使う寝具とは違うメリットがあります。

収納可能なためスペースを有効活用できる

まず挙げられるメリットは『収納できる』という点です。就寝時だけ敷いて、使わないときにはコンパクトに畳み収納できます。

狭い部屋にマットレスを置くと圧迫感を感じることがありますが、必要なときだけ敷布団を敷くスタイルなら、部屋全体が広々と感じられるでしょう。

就寝時は寝室として、起床時は家事や仕事をする場所として、部屋を有効活用できます。また、寝具を片付けることで、オンとオフを区切り生活のリズムをつけやすくなるでしょう。

丸洗いできて衛生的

毎日眠る敷布団は、汗や髪の毛・フケ・アカなどの細かな汚れで、いつの間にか汚くなってしまいます。汚れをそのままにしておくと、カビやダニの原因になるため、定期的に洗うことが大切です。

敷布団の場合、アイテムによっては自宅で丸洗いできるものもあります。家庭用の洗濯機に入りきらない敷布団は、対応している洗濯機や乾燥機があるコインランドリーでの丸洗いがぴったりです。

水洗いできない素材や、型崩れがしやすく洗えない敷布団の場合にも、専門の業者に依頼するとクリーニングができる場合があります。

丸洗いによって『染み込んだ汚れをすっきり落とせる』ため、敷布団は清潔に使いやすいでしょう。

寝心地のよい敷布団とは? 

敷布団 寝心地の良い

部屋のスペースを有効活用したい人や、衛生的に寝具を使いたい人には、敷布団がぴったりということが分かりました。では、実際に敷布団を選ぶときには、どのような基準で選ぶと、快適に眠りやすいのでしょうか?

理想の寝姿勢を保てる

まず大切なのは『理想の寝姿勢をキープ』しやすいという点です。立っているときと同じように、背骨がS字カーブの状態を仰向きで自然にキープできると、寝心地がよいといわれています。

また、横向き寝の場合には、背骨と床が並行になっている状態をキープすることで、頭がちょうどいい高さで支えられるため、肩や首への負担を軽減できるといわれます。

このような寝姿勢をサポートできる敷布団を選ぶと、体に余計な負担がかかりません。その結果、ぐっすり眠りやすくなるでしょう。

体圧分散ができる

寝心地のよい敷布団選びでは、『体圧分散ができる』こともポイントです。

体には出っ張っている部分とへこんでいる部分があります。体圧分散性の低い敷布団を選ぶと、一点に体重がかかりやすく圧力が集中する、出っ張っている部分に負担がかかりやすいのです。

一点に圧力が集中した状態では、体に痛みを感じることもあります。痛みが気になってしまい、よく眠れないこともあるでしょう。

そのため、圧力がかかりやすい頭や肩などの部分だけが沈み込む、適度な柔らかさの敷布団が向いています。体圧分散がしやすく眠りやすくなるのです。

寝返りしやすい

柔らかさがあり体圧分散ができる敷布団は、理想の寝姿勢を維持しやすくします。しかし、柔らかすぎる敷布団では、体が沈み込みすぎてしまい、寝返りがしにくくなることがあるそうです。

睡眠中の寝返りは、心地よく眠るために欠かせない動きと考えられています。そのためには、寝返りしやすい二つの条件を満たしていることが欠かせません。

それは寝返りするときに体を支えられることと、適度な反発力と体形に沿って素早く沈み込む性質の二つです。スムーズに寝返りをしやすいよう、この条件を満たした敷布団を選ぶとよいでしょう。

敷布団の厚みと硬さの選び方

敷布団 厚み 硬さ 選び方

寝心地を考える上で、厚みと硬さは大切なポイントです。どのように選ぶと、快適に眠りやすいのでしょうか?

厚みは7cm以上がおすすめ

薄すぎる敷布団は、理想の寝姿勢をキープしにくいものです。最低でも『7cm以上の厚み』がある敷布団を選ぶことで、背骨のS字カーブをキープしやすくなります。

十分な厚みがあることで、床の硬さを感じる床つき感が気になりにくくなるのです。敷布団の程よい柔らかさを感じられる、快適に眠りやすい厚みの敷布団を選びましょう。

また、大柄で体重が重い人の場合、7cmの厚みでは床つき感が気になることがあります。その場合には、より厚みのあるタイプを選ぶと快適さがアップするでしょう。

体重が重い人は硬め、軽い人は柔らかめ

敷布団は、硬すぎても柔らかすぎても、寝心地が悪くなってしまいます。ぴったりの硬さは人によって違うため、自分に合った硬さを選ぶことが大切です。

どの硬さがよいか迷ったときには、『体重』を目安にします。小柄な人や子どもは柔らかめを、大柄な人は硬めを、平均的な体形の人は中間の普通の硬さを選びましょう。

素材の特徴で敷布団を選ぶ

敷布団 素材 特徴

素材によっても敷布団の寝心地は違います。そのため、素材の特徴を知っていると、ぴったりの敷布団を選べるでしょう。敷布団は床に直に敷く寝具のため、素材選びでは保温性をチェックするのもポイントです。

弾力性に優れ温かい「ウール」

ウールは、クリンプという独特のちぢれがバネのように働き、適度な弾力のある素材です。そのため、体圧分散性に優れ、負担のかかりやすい肩や腰をサポートします。

天然素材ならではの吸湿性のよさも魅力です。寝ている間にかく汗をしっかり吸収します。加えて、ウールは湿気により熱を出す特徴があるため、吸収した汗により温かな状態をキープするのです。

吸収した湿気を素早く逃がすのも、ウールならではといえます。不要な湿気を吸い、素早く発散するため、他の敷布団と比較して蒸れにくいでしょう。

保温・吸湿性に優れた天然素材「コットン」

コットンの敷布団は、湿気を吸収しやすいのが特徴です。そのため、寝汗をしっかり受け止めます。ただし、放湿性はそれほど高くないため、小まめに天日干しをして乾燥させることが大切です。

また、保温性が高い素材のため、冬でも床からの冷気を軽減しやすいでしょう。弾力性や安定感も魅力です。硬めでしっかりした寝心地の敷布団が多く、床つき感が気になりにくい素材といえます。

衛生的で安価「合成繊維」

低予算で敷布団の購入を考えている人にぴったりなのが、合成繊維です。

化学繊維なので抗菌・防臭・防ダニなどの加工を施しやすく、衛生面に配慮されたアイテムが多いことが魅力といえます。また、天然繊維と比較して『ほこりが出にくい』という特長もあるのです。

しかし、吸湿性がほとんどない素材のため、寝ているときに蒸れやベタつきを感じやすいです。特に夏場は背中まわりに熱感が残りやすいため、たくさん汗をかく人や、暑さに弱い人は他の素材も検討してみましょう。

サポート力が高い「ウレタンフォーム」

ウレタンフォームの敷布団は、機能性が高いアイテムが多い素材です。体圧分散性が高く、『寝姿勢をしっかりサポート』してくれるでしょう。長期間使い続けてもへたりにくい、耐久性の高さも併せ持っています。

また、湿気が逃げていきやすいため、起床後のお手入れは立てかけておくだけでOKです。そのため、お手入れの手間を最小限にできます。ただし、基本的に家庭の洗濯機で洗うことはできないため、布団を丸洗いできるクリーニング店へ持っていきましょう。

ダニの餌になる繊維を含まないため、特別なダニ対策をしなくても、衛生的に使用しやすいという点もメリットです。

敷布団で快適に眠るコツ

敷布団 快適に眠るコツ

寝る環境を快適に保つためには、コツがあります。具体的な方法をチェックして、自分や家族が安眠できる敷布団の状態を整えましょう。

湿気対策をする

湿気を含んだ敷布団は、ずしっとした重みがあり、寝心地があまりよくありません。

敷布団で快適に眠るには、まず湿気対策をしましょう。基本は敷布団を『毎日上げ下げ』することです。敷きっぱなしでは、床と接する面に湿気がたまってしまいます。

壁に立てかけたり、椅子にかけたりするだけでも、敷布団が吸収した湿気は逃げていきやすくなるものです。さらに、扇風機の風を当てるとより効率よく湿気を飛ばせます。

敷きっぱなしにしてしまいがちなら、すのこや除湿シートを使いましょう。すのこの上に敷布団を敷くことで、風が通る隙間ができ、湿気がたまりにくくなります。

また、室内の除湿や床の湿気を拭き取ることも、湿気対策に役立つ方法です。

敷きパッドを活用する

敷きパッドをプラスすることも、気持ちよく敷布団で眠るためのコツです。1枚敷くだけで、温かさや肌触りが改善されます。

季節に合わせて敷きパッドの素材を変えると、さらに快適な寝心地を作りやすくなるでしょう。

暑い夏は、さらりとした肌触りや吸湿性が高いタイプが向いています。一方、寒い冬は、保温性が高いものや、温かみを感じる柔らかな肌触りのものがぴったりです。

また、簡単に取り外せるため、小まめに洗濯ができるという点もポイントといえます。定期的に洗濯すると清潔な状態をキープしやすく、寝心地のよさにつながります。

また、敷きパッドは湿気対策にも役立つでしょう。かいた寝汗を敷きパッドが吸収するため、敷布団に染み込みにくいのです。

敷布団を長持ちさせるにはお手入れが重要

敷布団 長持ち お手入れ

購入した敷布団は、お手入れ次第で長持ちさせられます。素材の特徴も考慮した適切なお手入れで、大切な敷布団を長く使い続けましょう。

年に2回は丸洗いする

丸洗いができる敷布団は『1年間に2回』のペースで洗濯やクリーニングをすると、長持ちしやすくなります。季節ごとに敷布団を入れ替えているなら、そのタイミングで丸洗いをしてから収納しましょう。

水洗いができる敷布団であれば、家庭でも洗濯できます。ただし、自宅の洗濯機に入らないものは、大型の洗濯機や乾燥機があるコインランドリーに持ち込みましょう。当日中に乾燥まで終えられ、便利です。

水洗いができない敷布団は、専門業者のクリーニングを利用します。プロの技術と道具で洗ってもらえるため、安心です。

正しい方法で丸洗いするために、洗濯やクリーニングは洗濯表示をチェックしてからにしましょう。

天日干しを行う

効果的に湿気を逃がせる天日干しも、定期的に実施することで敷布団を長持ちさせられます。敷布団の内側にたまった湿気を逃がし、本来のふんわりした寝心地や温かさを、ある程度まで回復させることができます。

よく晴れた日の10:00~15:00に干すと、比較的湿度が低く乾燥させやすいでしょう。

また、干すときにはカバーやシーツをかけることで、側生地の傷みを予防できます。表裏をひっくり返して両面干すこともポイントです。

素材によっては干し方に注意

コットンやポリエステルの敷布団は天日干しで問題ありません。しかし、素材によっては、『日光に当てることでダメージ』を与えてしまう可能性があります。

例えば、ウレタンフォームは、日光に含まれる紫外線で劣化しやすくなります。本来の体圧分散性が発揮できず、寝心地が悪くなる可能性があるのです。劣化を防ぐため、室内で立てかけて乾かしましょう。

ウールや羽毛は繊細な素材なので、長時間日光にあてると傷みやすくなる可能性があります。陰干しでも一定の湿気を逃がせるので、干す頻度・時間に注意しましょう。

素材によって向いている干し方が違うため、洗濯表示や説明書を確認すると間違いありません。

おすすめのシングルサイズ敷布団4選

シングルサイズ 敷布団

1人用としてスタンダードなシングル敷布団のうち、特におすすめのアイテムを紹介します。素材やお手入れの違いなど、それぞれの特徴をチェックしながら、自分や家族に向いている敷布団選びをしましょう。

西川 クラシノ 敷きふとん[ME03]シングル

適度な硬さで快適に眠りやすく、軽量でお手入れがしやすいことが特長です。寝心地だけでなく機能性もしっかり考えられており、暮らしと眠りにフィットする製品になっています。

ウレタンの上にはクリンプというちぢれが多く弾力性が高い西川牧場ウールが100%使用されています。品質管理が徹底されているため、不純物や臭いも気になりにくいでしょう。

中の詰め物の重量がベーシックライト約3.2kg、ハードライト約3.5kgと、毎日の上げ下げがしやすい軽量タイプであることもポイントです。押入れの上段にも比較的楽に収納できます。

また、側生地は抗菌加工されている素材です。菌が繁殖しにくい加工のため、汗が染み込んでも臭いが気になりにくいでしょう。

ニトリ じんわりフィットする低反発敷ふとん シングル

体に接する面は低反発ウレタンフォームを2層重ね、3層目には硬質ウレタンフォームを使用した敷布団です。3層構造にすることで、体へのフィット感としっかりした寝心地をサポートします。

ニット素材でできている側生地も、寝心地のよさの理由です。伸縮性が高く肌なじみがよいため、気持ちよく眠りやすいでしょう。

抗菌防臭加工が施されている点もポイントといえます。毎日使っても臭いが気になりにくく、快適に使いやすいのです。

ウレタン自体の通気性のよさに加え、側面の生地がメッシュタイプのため、内部の湿気がこもりにくい作りになっています。また、たっぷり8cmの厚みがあるため、床つき感が気になりにくいでしょう。

エアウィーヴ 四季布団 シングル

『エアファイバー』という素材を使用しているのが特徴の敷布団です。体圧分散性に優れている素材のため、体に負担がかかりにくい仕組みといえます。復元性が高く、寝返りがしやすいのも特徴です。

ふっくらしていて柔らかいカバーは、1年中快適な使い心地になるよう工夫されています。片面は蒸れにくくさらりとした質感の生地で、もう片面は保温性が高い生地でできているのです。

また、エアファイバーでできている中身とカバーは、どちらも自宅で洗えます。

エアファイバーは約40℃のぬるま湯をシャワーでかけるだけで、簡単にお手入れが可能です。カバーはファスナーを外して二つに分けてから洗濯機で洗えます。

イッティ 雲のやすらぎプレミアム 敷布団 シングル

約17cmの厚みが特徴の敷布団です。サポート力に優れており、体の大きな人も支えやすいでしょう。敷布団の中身は5層構造になっています。

中心の高反発スプリングマットは、寝姿勢をキープしやすく支える部分です。そして、その両側に配置されている凹凸アルファマットが、体圧を分散しやすくしています。

一番外側の詰め物は、片面がロレーヌダウンというウールで、反対側が防ダニ加工の素材です。季節によって使用する面を変えることで、1年中心地よく使用しやすいでしょう。

また、8万回の繰り返し圧縮試験を行っても、厚みがほとんど変わらないほどへたりにくい敷布団なので、長く使用しても、しっかり体をサポートしてくれるのが魅力です。

まとめ

敷布団は、素材の特徴はもちろん、最適な硬さや底つき感のない厚みであることをチェックして選ぶことが大切です。

同じ敷布団であっても、体重が違えば寝心地の感じ方は変わります。家族全員分をそろえる場合には、それぞれの体格に合わせて選ぶとよいでしょう。

体に合う敷布団を選べたら、適切なお手入れ方法をチェックすることが大切です。

お手入れの仕方は、毎日の上げ下げのように、どの敷布団でも共通するものもありますが、干し方は素材ごとに注意点があるお手入れもあるのでしっかり確認しましょう。

お手入れの違いも考慮に入れつつ、自分と家族にぴったりの敷布団を選びましょう。

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