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脚付きマットレスにカビが生えたらどうする?予防策などを紹介

カビが生えにくいのが魅力の脚付きマットレスですが、お手入れを怠るとカビが生えることもあります。そこで、カビの原因や衛生的に保つコツ、カビが生えたときの対処法を紹介します。人気の高い脚付きマットレスも紹介するので、購入の際の参考にしましょう。

目次

脚付きマットレスの特徴

脚付きマットレス 特徴

脚付きマットレスは、通常のマットレスやベッドとどのような違いがあるのでしょうか?脚付きマットレスの特徴やメリット、デメリットを紹介します。

マットレスと脚が一体化したベッド

脚付きマットレスはマットレスに脚が付いており、マットレスと脚が一体化しているのが特徴です。『ベッドフレームやヘッドボードがないベッド』のような見た目になります。

シンプルな作りのため、通常のベッドよりも購入しやすい価格設定であることもメリットです。ただし、ベッドフレームが付いていないため、時計やメガネなどの小物を置く場所がないというデメリットもあります。脚の高さによっては、ベッドの下を収納スペースとして利用できないこともあり、不便と感じることもあるでしょう。

ベッドフレーム不要で省スペース

脚付きマットレスは、ベッドフレームが不要なコンパクトな作りになっているため、通常のベッドよりも省スペースなのが魅力です。高さが低いタイプが多いことや脚が付いていることで、壁や床がより多く見えるため、圧迫感も軽減されます。狭い部屋をできるだけ広く見せたい場合にもおすすめです。

ヘッドボードがない分、好きな絵を飾るなど、インテリアコーディネートをしやすいのも魅力でしょう。ただし、高級ホテルのような重厚感を出したい場合は、レザーや木製のヘッドボードなどでの演出ができないため、デザイン性に劣るというデメリットもあるかもしれません。

寝具にカビが生えてしまう理由は?

寝具 カビ

寝具のトラブルの中でも特に気を付けたいのが、カビです。寝具にカビが生えやすいのは、どうしてなのでしょうか?

カビが生えやすい状況がそろっている

カビは、どこにでも生えるわけではありません。寝具にカビが生えやすいのは、繁殖しやすい状況がそろっているためです。

カビが繁殖しやすいのは、温度が約20~30℃、湿度が約65%以上で、人間の生活環境と似ていることが理由の一つです。寝具は人の体温で温められたり、寝汗によって湿気が多く発生したりするため、カビが繁殖しやすいということもあります。

特に梅雨時期や夏場などは高温多湿なため、カビが繁殖しやすい状態になります。冬場は、カビが生えないと思う人もいるかもしれません。しかし、実際には暖房で寝室が温められることで、カビが生えやすい環境ができてしまいます。

寝汗が大きな原因に

カビを繁殖させる原因は、温度と湿度だけではありません。寝具にカビが生えやすいのは、カビのエサとなる栄養分があるためです。カビのエサの一つとなっているのが、寝汗です。

寝ている間には、気付かないうちに多くの汗をかいています。寝汗が寝具に付着することで湿気となり、カビにとって繁殖しやすい環境が整うのです。また、寝具に付いた皮脂や髪の毛などもカビのエサとなるため、カビが繁殖しやすくなります。

脚付きマットレスはカビが生えにくい

脚付きマットレス カビ 生え居にくい

脚付きマットレスの大きな魅力が、カビが生えにくいことです。なぜカビが生えにくいのか、その理由を紹介します。

通気性がよく湿気がたまりにくい

脚付きマットレスは、ベッドフレームやヘッドボードが付いていません。フレームなどで囲まれていない分、通気性がよく、カビの生えにくさにつながっています。寝ている間にはたくさんの汗をかきますが、湿気がさまざまな方向に分散されて放出されるため、たまりくいのです。

マットレスを支える部分がすのこになっているなど、通気性を考えた作りのベッドが少なくないことも、カビが生えにくい理由でしょう。

床から離れるほどカビ対策に効果

フローリングの上にマットレスをじかに敷いて寝ている人もいますが、密着している分、湿気がこもりやすくなります。マットレスを敷きっぱなしにしていると、マットレスだけでなく、フローリングや畳にもカビが生える原因になります。

一方、脚付きマットレスは脚が付いている分、常に床から離れているスタイルです。通気性がよく湿気が発生しにくいため、カビが生えにくいのです。

脚付きマットレスを衛生的に使うコツ

脚付きマットレス 衛生的

カビが生えにくい脚付きマットレスですが、お手入れをしなくてもよいというわけではありません。カビのトラブルを避けるためにも、衛生的に使うコツを知ることが大切です。

壁から離して設置する

脚付きマットレスは、床との間に空間があるため安心だと思っている人もいるでしょう。しかし、カビが生えやすいのはマットレスと床が密着している部分だけではありません。

マットレスと壁が密着している部分にも生えることがあります。壁はマットレスのように買い替えることができないため、一度発生してしまうと取り除くのが大変です。

簡単なカビ対策は、脚付きマットレスを壁から離して置き、通気性をよくすることです。寝室の広さによっては離して置くのが難しいこともあるかもしれませんが、10cm程度でも離して置くだけでも通気性がぐんとよくなります。

なお、窓際に脚付きマットレスを置くのは、避けた方が無難です。特に冬場は、気温差により結露ができることで湿気が発生しやすいためです。

カバーや敷きパッドを使う

近年は、湿気によるカビ対策のための寝具が多く販売されています。吸放湿性の高いカバーや敷きパッドは手軽にカビ対策ができるため、おすすめです。

さまざまな湿気対策用のカバーや敷きパッドが販売されていますが、マットレスの上に敷いて使用するタイプが多く、その上にシーツを敷いて使います。シーツを敷いたマットレスの上に置いて使用する除湿シートもあります。

抗菌や消臭に優れたタイプやコンパクトで丸洗いできるタイプ、寝心地にこだわったタイプなど多種多様なものがあるので、用途や好みに合うものを使いましょう。

定期的に掃除機で汚れを吸う

こまめにシーツを洗濯して清潔を心掛けていても、マットレスのお手入れをしていない人もいるのではないでしょうか?

シーツを敷いていても、マットレスにはほこりがたまり、ダニの死骸などが付いている可能性もあります。従って、定期的に掃除機で汚れを吸い取ることが大切です。特にマットレスのキルティングの縫い目などのへこんだ部分や、汚れやすい頭部は念入りに掃除機をかけましょう。

掃除機をかける頻度は、少なくても月に1回程度はかけるようにしましょう。近年は、布団専用のノズルが付いた掃除機もありますが、普通の掃除機でも縦と横方向に丁寧にかければ、ほこりなどを取り除けます。

室内を清潔に保つ

カビは、エサとなる栄養素があると繁殖しやすくなります。エサとなるのは、寝ている間に体から排出される汗や皮脂だけではありません。室内のほこりや汚れなどもエサになります。そのため、室内を清潔に保つことでカビの繁殖を防げます。

室内には目に見えなくてもほこりはたまっており、歩くだけでもほこりが舞い寝具に付着します。冷暖房や扇風機を使用しているときは、さらにほこりが舞いやすくなるため、室内にほこりを極力ためないことが大切です。こまめに掃除機をかけたり、拭き掃除をしたりして清潔に保ちましょう。

脚付きマットレスにカビが生えてしまったら?

脚付きマットレス カビ 対策

気を付けてお手入れしていても、カビが生えてしまうこともあるでしょう。脚付きマットレスにカビが生えてしまったときは、どのように対処すればよいのでしょうか?

カビを発見したらすぐに除去

カビを発見したら、早急に取り除くことが大切です。一度生えてしまったカビが、自然消滅することはありません。カビに気付かなかったり、そのまま放置したりしてしまうと、カビをどんどん繁殖させる原因になります。

睡眠時間は人により異なりますが、6~8時間を寝室で過ごすため、カビを大量に吸い込んでしまうことになります。人によっては、重度のアレルギーがぜんそくを引き起こす原因になることもあるでしょう。特にアレルギーやぜんそくを持っている家族がいる場合は、症状を悪化させてしまうこともあるため、注意が必要です。

消毒用エタノールでカビを取る手順

カビの除去というと塩素系の洗剤を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、マットレスに使用すると、生地の傷みや変色などの原因になります。そのため、刺激が少ない消毒用エタノールを使うのが一般的です。

まず、カビの生えた部分を消毒用エタノールで浸して、1時間程度放置します。消毒用エタノールをスプレーボトルに入れて使用すると、吹き掛けやすくなります。次に、ぬるま湯に浸し軽く絞ったタオルで念入りに拭き取りましょう。一度では取り切れないカビに対しては、前述の工程を何度か繰り返します。

重曹水を使用するお手入れ方法もあります。水300mlに重曹大さじ1~2杯を混ぜて作った重曹水をカビが生えている部分に吹き掛けましょう。3分ほど放置して拭き取り、消毒用エタノールを吹き掛けます。最後にタオルなどで拭き取りましょう。いずれも、換気を十分にし、手袋やマスクを装着してから行いましょう。

ひどいカビはプロに頼るのもおすすめ

家庭でできるカビの除去方法を何度か試しても、頑固なカビは取り除けないこともあります。そのような場合は、プロのクリーニングに頼るのがおすすめです。

カビだけでなく、子どものおねしょの臭い、ダニなどの他のトラブルも同時に解決してくれることもあるため、事前に相談してみましょう。

カビ除去のクリーニング会社やマットレスのサイズによって料金はまちまちですが、1万円前後が相場のようです。ただし、マットレスの素材によってはクリーニングができないタイプもあるため、まずはクリーニング可能かどうかを確認することが大切です。

脚付きマットレスはメンテナンスが大切

脚付きマットレス メンテナンス

脚付きマットレスを長く使用するためには、日ごろのメンテナンスが大切になります。どのような点に注意したらよいのか紹介します。

マットレスのみの買い替えができない

脚付きマットレスは、マットレスと脚が一体化しているため、マットレスだけの買い替えができません。手に負えないほどカビが繁殖してしまったり、劣化してしまったりした場合は、全て処分して買い替える必要があるのです。

脚付きマットレスは、マットレスとベッドフレームが別になった通常のベッドよりも、リーズナブルな価格なのが魅力の一つです。しかし、使用方法やメンテナンス方法によっては、劣化が早まり頻繁に買い替える必要が出てきます。

最終的にマットレスのみの買い替えが可能なタイプよりも、割高になってしまう可能性もあるかもしれません。

マットレスの劣化を防ぐ心掛けが大切

いつも同じ面で寝ていると、常に体圧がかかる部分がへたってしまい、劣化を早める原因になります。そのため、マットレスを定期的にローテーションさせることが大切です。少なくても2~3カ月に1回はローテーションするようにしましょう。

マットレスには脚が付いているため、頭部と脚部の入れ替えるだけになります。しかし、メーカーによっては、マットレスから脚を取り外せることができる分割タイプも販売しています。分割タイプは裏表も変えられることでローテーションのパターンを増やせるため、へたりにくくなるというメリットがあるでしょう。

おすすめの脚付きマットレス5選

脚付きマットレス おすすめ

脚付きマットレスと一口にいっても、多種多様な商品があるため、どれを選んだらいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。そこで人気の高いおすすめの商品を厳選紹介します。

無印良品 脚付マットレス・ボンネルコイル・シングル

『脚付マットレス・ボンネルコイル・シングル』は、すっきりとしたシンプルなデザインで、ソファとしても使えるベッドです。取り外しが可能な脚は、木製のナチュラルとブラウン、スチール製のブラックから選べます。

脚の高さも10cm・12cm・20cm・26cmと選択肢が多く、脚の材質も3種類から選べるため、部屋のインテリアのイメージやライフスタイルに合わせて選べるのもメリットです。カバーは取り外しと、自宅での洗濯が可能で、清潔に保てます。

高さのあるコイルで弾力性を持たせ、面に近い形で体圧を支える構造など、寝心地のよさにもこだわっています。

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ニトリ 脚付きボンネルコイルマットレス(S)

ニトリの『脚付きボンネルコイルマットレス(S)』は、つなぎ目がない一体型のデザインや柔らかく肌触りのよい生地など、寝心地のよさが魅力のベッドです。

ボンネルコイルによって体全体が均等に支えられるため、腰が沈みにくく理想的な寝姿勢を保てます。ボンネルコイルは通気性にも優れているため、湿気がこもりにくくカビ防止になります。

脚はシンプルなデザインとナチュラルなカラーが特徴で、どのような部屋の雰囲気にもなじみやすいのが魅力です。高さも17cmあるため、ベッドの下に収納ボックスを置けることや掃除がしやすいのもメリットといえるでしょう。

ソファとしても使用できるように、外周にはポケットコイルが配置されています。そのため、柔らかい座り心地となり、長時間座っていても疲れにくいという特徴もあります。

アイリスプラザ 脚付きマットレス シングル ポケットコイル

『脚付きマットレス シングル ポケットコイル』は、体圧を均等に分散するポケットコイルを使用し、快適な寝心地が特徴のベッドです。マットレスが体にフィットするため、無理のない姿勢で眠ることができ、腰痛など体の負担を防げます。

マットレスを支える部分に、すのこが使われているのも特徴です。すのこは通気性に優れているため、湿気がこもりにくくカビ防止になります。すのことマットレスはマジックテープで固定される仕組みになっており、ズレにくいのもおすすめのポイントです。

山善 脚付きマットレス(シングル) 硬めタイプ

『脚付きマットレス(シングル) 硬めタイプ』は、前面に太めのコイルが使用されており、硬めの寝心地が特徴のベッドです。体圧が面で支えられるため、寝返りをしても沈みすぎません。

脚は19cmと長めのため、ベッドの下に収納ボックスなどを置くこともできます。狭い寝室でもスペースを無駄なく利用できるのもメリットです。

搬入時は圧縮梱包になっているので、玄関から寝室まで運びやすいのもおすすめポイントです。組み立ては力が弱い人でも無理なく簡単にできます。

タンスのゲン 脚付きマットレス ボンネルコイル 一体型 シングル

『脚付きマットレス ボンネルコイル 一体型 シングル』は、通常よりも多めのボンネルコイルが使用されています。そのため、体圧がバランスよく分散され、腰・肩・背中などへの負担が少ないのが魅力のベッドです。

特製のボンネルコイルを使用しており、通気性や耐久性に優れていることもメリットになります。

生地にはニットが使われているため、通気性・吸湿性・発散性が高く、梅雨時や夏場などでも湿気を含みにくいのも魅力です。カバーは取り外して丸洗いできるため、いつでも清潔な状態で眠れるでしょう。

デザイン性の高い天然木で作られた脚は15cmで、ベッドの下を収納スペースとして利用可能です。

まとめ

脚付きマットレスはマットレスと脚が一体型のシンプルな作りで、省スペースなのが特徴です。マットレスが床から離れており、通気性がよく湿気がこもりにくいため、カビが生えにくいのも大きな魅力でしょう。

しかしカビが全く生えないというわけではないため、ベッドの設置場所を考慮したり、部屋を清潔に保ったりカビ予防をすることも大切です。

紹介したおすすめの脚付きマットレスを参考に、自分の好みにぴったりのベッドを見つけ、快適に眠れるといいですね。

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