【サイズ別】おすすめのマットレスをメーカー・タイプごとに紹介!長持ちさせる方法も。
マットレスのおすすめアイテムから自分にぴったりのものを選ぶには、代表的なタイプを知ることが大切です。さまざまなタイプの特徴やメリットが分かれば、体への負担が少なく快適な睡眠がかなうマットレスを選べるでしょう。
マットレスの魅力
快適な睡眠のためにマットレスの購入を検討しているなら、まずはマットレスについて知ることが大切です。マットレスにはどのような魅力があるのか紹介します。
弾力がある
もしもあなたが今、布団で眠っているなら、床付き感があって寝心地が悪いことや、体が痛いということがあるかもしれません。そのような悩みは、マットレスを使用すると解消される可能性があります。
なぜなら、マットレスの魅力の1つに『弾力性』があるからです。程よい弾力があるマットレスは、体重が1カ所にかかるのを防ぐため、快適に眠りやすくなるといわれています。
体への負担が軽減できる
マットレスで眠ると体の負担が軽くなるように感じる人もいます。体にかかる圧力が分散されやすくなるため、負担が軽減される傾向があるからです。
布団より厚みがあることも、負担の軽減につながっているとされています。立ち上がるときに高低差やコイルの反発を利用できるため、寝起きに腰が痛むという人でも、ラクに立ち上がりやすいのではないでしょうか。
また、ダニやホコリの影響で体調が悪くなりやすいという場合にも、マットレスが向いているかもしれません。
アレルギーの原因になる可能性があるこれらの物質は、床にたまりやすいからです。そのため、床から離れた高さで眠れるマットレスの方が、床に敷く布団より吸い込みにくくなると考えられています。
耐久性が高い
耐久性が高い製品がたくさんあるため、1度購入すると長く使い続けられるというのも、マットレスの魅力です。
素材の質や構造によって、耐久年数には違いがありますが、品質を見極めて選ぶことで10年以上使い続けられる可能性もあります。
体に合う気に入ったマットレスを使い続けたいなら、耐久性も考慮しながら選ぶとよいでしょう。
マットレスの使い方とは?
初めてマットレスを使う場合、どのように使えばよいか迷うこともあるかもしれません。マットレスを使う上でのポイントを紹介するので、参考にしながら設置しましょう。
湿気対策を忘れずに
マットレスを使うときに欠かせないのが『湿気対策』です。特に、床に直接マットレスを置くことになりそうだという場合には、湿気対策をしないと傷みやすくなってしまうかもしれません。
睡眠中の汗による湿気が、マットレス内にたまってしまい、床やマットレスにカビが生える原因になりかねないのです。
比較的かんたんにできる湿気対策に、すのこを使う方法があります。じかにマットレスを置くのではなく、すのこの上に置くのです。床とマットレスの間に空間ができるため、湿気が逃げやすくなるでしょう。
また、吸湿シートを置くことでもある程度の湿気対策が可能です。カビを抑えて長く使い続けるためにチェックしておきたい商品です。
布団と一緒に使う場合
寝心地があまりよくないと感じるマットレスは、布団と併用することで改善できるかもしれません。
例えば、厚みが約5~6cmのウレタンマットレスやファイバーマットレスの場合、体形によっては床付き感で体が痛く感じることもあります。このようなときには、布団をマットレスの下に敷きましょう。
マットレスの床付き感を布団でカバーしつつ、マットレスの素材そのものにある体圧分散性といった機能を活かせます。
また、マットレスが硬すぎると感じる場合には、布団をマットレスの上に重ねることで硬さを調節可能です。敷布団で寝たいけれど床付き感が気になる、といった場合にも向いています。
マットレスを選ぶ際にチェックするポイント
自分の体形や好みに合った寝心地のマットレスを選ぶには、チェックしておくべきポイントがあります。紹介するポイントを、マットレス選びの参考にしてみてください。
好みの硬さか
快適な寝心地のためには、まず『硬さ』をチェックしましょう。好みの硬さは人それぞれですが、一般的に男性の方が硬めを、女性の方が柔らかめを好む傾向があるといわれています。
寝たときの硬さが気持ちいいと感じるだけでなく、理想の寝姿勢をキープできるか、腰に負担がかかっていないか、寝返りがしやすいかなども確認するのがベストです。
目安として、仰向けに寝転がったときに、腰のカーブ部分とマットレスとの間に約2cmの隙間があるとよいといわれています。
2種類の硬さで迷ったときには、硬めを選ぶとよいでしょう。硬めなら、パッドや布団で調整することができるためです。
体と部屋に合うサイズか
体が大きな人と小さな人では、快適に眠れるマットレスのサイズが違います。マットレス選びでは『体のサイズに合った幅』を選びましょう。
幅約100cmのシングルは小柄な人にはちょうどよいサイズですが、身長約170cmの人だと少し小さく感じるかもしれません。その場合には、幅約120cmのセミダブルを選ぶとゆとりができます。
夫婦2人分のマットレスを購入する場合には、それぞれの体形に合ったものを選ぶことで、余裕を持って眠れるはずです。
マットレスと部屋のサイズが合っているかどうかも確認しましょう。寝室の広さに対して、マットレスが大きすぎると、圧迫感が出てしまう可能性があるからです。
他の家具とのバランスも考えつつ、ちょうどよいサイズを選びましょう。
持ち運びや収納はしやすいか
寝室が変わる可能性がある場合や、マットレスを置きっぱなしにできない場合には、二つ折りや三つ折りにできる『折りたたみ式』を選ぶと、便利に使いやすくなるでしょう。
ライフスタイルの変化や、泊まりにきた人の人数に合わせて、部屋を移動して使えます。また、起床後に折りたたんで収納すれば、部屋を広々と使うことも可能です。
持ち運びがしやすいマットレスなら、天日干しを毎日の習慣にできます。湿気をためることなく、清潔をキープしながらマットレスを使いやすいというメリットもあるのです。
マットレスの種類を紹介
一口にマットレスといっても、構造によって寝心地が違います。どのような種類があるのかを知っていると、好みや使い方に合ったタイプを選びやすくなるはずです。
へたりにくいコイル式
コイル式は『耐久性が高い』のが特徴といわれています。中心にコイルがある作りのため、通気性がよく、湿気によって傷むことが少ないのです。
コイル式は『ポケットコイル』『ボンネルコイルスプリング』『高密度スプリング』という3種類があります。
ポケットコイルは、1つずつ袋に包まれたコイルで、体を点で支える作りになっているマットレスです。横揺れしにくいため、夫婦で同じマットレスを使うときに向いています。
ボンネルコイルスプリングは、コイルが連結しているマットレスです。面で体を支えるため、体圧が分散されやすくへたりにくいといわれています。
より硬めが好みなら、コイルの密度が高い高密度スプリングがぴったりです。
好みの硬さで選びたいノンコイル式
中にコイルが入っていないノンコイル式は『好みの硬さ』でマットレスを選びたいときに向いています。低反発と高反発のどちらが好みに近いかを考えて、気持ちよく眠れる方を選ぶのがよいでしょう。
体を包み込むような質感の低反発は、柔らかな質感のマットレスが好みの人に向いています。体重がかかりやすい頭や腰の部分は深く沈み込み、体重がかかりにくい部分の沈み込みは浅いのが特徴です。
体が重いと沈みすぎて眠りにくい可能性もあるため、比較的体重が軽い女性や子どもに合いやすいマットレスといえます。
体重が重い人や、硬めが好みの人には、高反発が向いているかもしれません。体重がかかりやすい腰でも沈みすぎない傾向にあるため、腰痛に悩む人にも使いやすいタイプです。
日本のマットレスの人気メーカー
同じ素材や構造のマットレスでも、メーカーによってそれぞれ特徴は違うものです。国内で特に人気で、多くの人が利用しているメーカーを紹介します。
体への負担を軽減「エアウィーヴ」
『最高の睡眠を求めて』エアファイバーという素材でマットレス作りをしているメーカーです。今使っている寝具に重ねるだけで使えるマットレスを扱っているため、手軽に寝心地の改善に役立てられるでしょう。
エアウィーヴのマットレスは、適度な硬さであるだけではなく、負担が集中しやすい頭・肩・腰・脚の体圧を分散することで、心地よく理想的な寝姿勢を保ちやすくする働きがあると考えられています。
繊維状の樹脂を編むように作られているマットレスのため、通気性がよいというのもポイントです。夏は蒸れにくく、冬は空気の層により暖かく、1年中快適な眠りやすさをキープしてくれます。
トップアスリートも愛用「東京西川」
450年を超える長い歴史がある老舗メーカーでは『よく眠り、よく生きる。』をキャッチコピーに、マットレスを始め、枕・掛布団・シーツなど寝具のブランドを数多く展開しています。
マットレスを扱っているブランドは、トップアスリートが使用する程の本格派です。特殊立体構造で睡眠の質の向上を目指したシリーズは、睡眠中の体への負担を軽減するといわれています。
睡眠と暮らしの質を向上させるための製品開発が盛んに行われているのも特徴でしょう。睡眠中のパーソナルデータを計測するセンサー付きのマットレスも開発されているそうです。
老舗でありながら、最新の技術も導入し、さらに心地いい眠りの提供を目指すメーカーといえます。
日本人のための商品を開発「フランスベッド」
フランスベッドは、1940年に誕生した車のシート製造を手掛ける会社が前身のメーカーです。
『日本人に合うベッド作り』を目指している同社では、日本人の体に合うマットレスについて研究を重ねてきました。同時に、生活様式や気候風土にも合うように、製品作りをしているそうです。
よりよい品質を目指し、工場の機械の改良を重ねる他、職人による目視や調整が必要な工程は、今も変わらず手作業で実施しているそうです。
妥協しないもの作りの精神で、いつの時代にも日本人によく合うマットレスを提供しているメーカーといえます。
海外のマットレスの人気メーカー
海外にも、マットレスの人気メーカーがあります。それぞれ、どのような特徴と魅力があるのでしょうか?
質の高い眠りをお届け「シモンズ」
シモンズでは、ノンレム睡眠とレム睡眠のメカニズムといった睡眠科学を、研究開発に取り入れているそうです。数値化できない感覚も製品作りに生かすため、感性工学という分野も活用しています。
このように、『睡眠を科学的に解き明かし』ながら、質の高い眠りを実現するマットレス作りをしているそうです。シモンズのマットレスは、独立したポケットコイルの配列で作り上げているのが特徴といえます。
科学的に正しい姿勢を保ちやすい作りになっているマットレスで眠ることで、日々の疲れをじっくり癒やし、気持ちいい朝を迎えられるようになるそうです。
また、解体分別が比較的かんたんにできる製品作りで、環境へ配慮しているのもポイントといえるでしょう。
イタリア生まれ「マニフレックス」
イタリアの工場で生産され、世界99カ国で年間400万台のマットレスを販売している、世界的に人気のメーカーです。創業から50年以上、人の健康を目指した製品作りをしています。
独自開発の『エリオセル』という高反発フォームを使用しているのが、マニフレックスの特徴です。体を程よく支える素材のため、理想の寝姿勢をキープしやすい魅力があります。
15年の長期保証を設けている点も、安心して購入できる理由ではないでしょうか。
さらに、持続可能性に配慮した製品作りをしていることにより、エコロジー認定機関からの認定も受けています。有害物質を出さず、プラスチックを使わない製品作りをしているそうです。
ラグジュアリーな寝心地「シーリー」
数多くのホテルで採用されているマットレスを作る、アメリカの老舗メーカーです。業界に先駆けて、科学的な視点から製品作りをしてきたシーリーのマットレスは『一流ホテルにも選ばれて』います。
理想の寝姿勢をキープするのは、特許を取得しているポスチャーテックコイルや、それを元に開発された、タイタニウムコイル・センターサポートといった技術なのだそうです。
快眠テクノロジーによって作られたマットレスは、どのような体形の人にもぴったり合いやすいという特徴を持っています。なんとなくではなく、根拠のある寝心地のよさが魅力といえそうです。
シングルのおすすめマットレス
コンパクトに使えるシングルマットレスは、1人で使うのに向いているサイズです。
コンパクトに折りたためる「エアウィーヴ マットレス」
床に直接敷いて使える上、三つ折りにしてコンパクトにたためるマットレスは、普段は『部屋を広々使いたいという人にぴったり』でしょう。軽く持ち上げられるため、折りたたんで収納しておけます。
お手入れがかんたんなのもポイントです。日ごろは、立てておくだけで湿気がかんたんに逃げやすい作りをしています。カバーも中の素材であるエアファイバーも丸洗いできるため、清潔を保ちやすいのも魅力です。
体圧分散に優れた素材のため、体に負担がかかりにくいという特徴もあります。加えて、押し返す力が強いため、寝返りをスムーズに打ちやすく、睡眠を邪魔しにくい作りになっているそうです。
正しい寝姿勢に導く「エムール マットレス」
全体が硬さの違う5カ所に分かれていて、特殊な3Dカットを施されているエムール マットレスは、横になるだけで正しい寝姿勢になれるマットレスといわれています。
眠っているとき、体重のかかり方は均一ではありません。頭や腰など圧力がかかりやすい部分があるのです。快適な寝姿勢をキープするためには、体圧を分散させることが大切と考えられています。
エムール マットレスは、違う硬さを組み合わせることで、自然と体圧が分散できるように作られているそうです。
また、約12cmと十分な厚さのあるマットレスのため、床付き感や体の痛みを感じることもないでしょう。
4層構造「Avenco 高反発マットレス」
体を点で支えるポケットコイルマットレスが、自然な『S字ラインをキープ』するように寝姿勢をサポートする製品です。
部位ごとに適切な沈み込み具合になるよう、コイルの支持力が5カ所のゾーンで変えられているのがポイントといえます。仰向き・横向き・うつぶせ、どの状態でも、適切な姿勢をキープしやすい仕様です。
厚さ約21cmとボリューム感のあるマットレスですが、真空パックで配送されるため、コンパクトで搬入しやすいでしょう。ベッドとして使うのはもちろん、床にじか置きでも使える仕様になっているそうです。
セミダブルのおすすめマットレス
セミダブルマットレスは、大きめの体形の人でも、比較的ゆっくり眠りやすいサイズです。中でも、特におすすめの商品を紹介します。
4Dメッシュで通気性アップ「タンスのゲン ポケットコイルマットレス」
タンスのゲン ポケットコイルマットレスは『1210個の高密度コイル』を使用し、作られています。交互配列を採用することで、ポケットコイルをぎっしり並べやすくなったため、実現した数だそうです。
そのため、なめらかに体のラインに沿うように沈み込みやすい構造といえるでしょう。
湿気が抜けやすい4Dメッシュを使用しているのもポイントといえます。通常のメッシュ生地よりも大きな通気口があるため、マットレス内部を快適な状態に保ちやすいのです。
通気性抜群のため、湿気によって傷んだりカビが生えたりするのを防ぎやすくなります。
丸洗いができる「アイリスオーヤマ 洗える エアリー マットレス」
『エアロキューブ』という新素材でできているマットレスは、寝返りがしやすい適度な反発性があるのが特徴です。
体を支えて体圧分散をしつつ、寝返りをするときにはマットレスの沈み込みが素早く、元に戻り動きを支えるといわれています。
通気性抜群のエアロキューブは、湿気をためこみにくいのはもちろん、水洗いできる点もポイントです。洗濯のときにはカバーをはずし、シャワーの水で流せば、衛生的な状態をキープしやすいでしょう。
乾きやすい素材でもあるため、気軽に洗濯できるのも嬉しいポイントではないでしょうか。また、三つ折りで収納できるため、使わないときには収納するライフスタイルにも向いています。
極厚3層構造「モダンデコ マットレス」
『約25cmの厚さ』が特徴のマットレスです。しっかりした厚みがあるため、へたりにくく長く使いやすいでしょう。存在感のあるたっぷりした見た目のため、ぜいたくな印象も感じられるかもしれません。
極厚のマットレスの内部は、睡眠に関する悩みを解消しやすい3層構造になっているそうです。
1番下はマットレス全体を安定的に支えるウレタンフォーム、中心には体圧分散性に優れた低反発ウレタンフォーム、上には適度な弾力のラテックスが使用されています。
表面のキルティング生地もポイントです。ふんわりした触り心地に仕上げられているため、ふかふかの質感で気持ちよく眠れるでしょう。
- 商品名:モダンデコ マットレス
- Amazon:商品ページ
※超極厚9層構造はこちら
ダブルのおすすめマットレス
幅約140cm程のダブルマットレスは、たっぷり余裕を持って眠りたい人にぴったりのサイズです。大きなマットレスですが、コンパクトに折りたためるものや、軽く持ち運びやすいものなどもあります。
独自の優反発を採用「エムリリー 三つ折マットレス」
1番の特徴は、優反発という独自の質感の素材を採用している点です。高反発でも低反発でも、体が沈み込む度合いは重さや大きさに左右されやすくなります。
一方、優反発の場合、重さや大きさによって反発力が変化する仕組みを採用しているため、沈み込む度合いが変わりにくいのが特徴です。
反発力は、重みのある部位は大きく、軽い部位は小さく調節されるため、理想の寝姿勢をキープしやすくなることが期待できます。そのため、腰への負担が軽減されやすくなるといわれているのです。
また、優反発と高反発の素材を2層にすることで、スムーズな寝返りをサポートしやすい構造になっている点もポイントといえます。
高いクッション性「アイリスプラザ マットレス」
約17.5cmのたっぷりした厚さが特徴のマットレスは、クッション性が高く『ふんわりした寝心地』が特徴といえます。たっぷりの質感でリラックスした時間を過ごしやすいでしょう。
内部構造にポケットコイルを採用しているため、体になめらかにフィットしやすいのもポイントです。体の各部位にちょうどよくポケットコイルが沈み込み、理想の寝姿勢をキープしやすくなります。
ボリューム感のあるマットレスですが、圧縮梱包で届くため、寝室まで運びやすい仕様です。梱包を解くと、圧縮されていたマットレスがどんどん膨らみ、高いクッション性のふんわり感が復元されるでしょう。
オールシーズン使える「マニフレックス マットレス」
マニフレックス マットレスは、エリオセルという高反発フォームで作られています。
イタリアのメーカーが作るマットレスですが、ベストセラーとして紹介されることもある程、国内で高い人気を誇っているそうです。
体圧分散性や寝返りのサポート力はもちろん、側生地に『エアサーキュレーションメッシュ素材』を採用していることもポイントといえます。
抜群の通気性により、汗をかきやすい夏でも蒸れにくく、1年を通して使いやすいマットレスに仕上がっているそうです。
加えて、日本の生活様式に合いやすい三つ折りタイプのため、睡眠時のみ畳やフローリングに敷いて使用できます。起床後はコンパクトにたたんで収納しやすいタイプです。
腰痛対策におすすめマットレス
腰痛で悩んでいる場合、その原因は体に合わないマットレスかもしれません。腰への負担を軽減しやすい構造のマットレスを選ぶことで、あなたの腰痛が改善したり軽減したりする可能性があります。
優れた体圧分散「雲のやすらぎプレミアム」
雲のやすらぎプレミアムは、独自に開発した『クロスクラウド製法』が特徴といわれています。
高反発スプリングマットを中心に、凹凸アルファマットで挟むことで、体の重さを点で支えやすくなっているそうです。重さが全体に分散するため、腰への負担が軽減されやすくなります。
中心の高反発スプリングマットの耐久性の高さもポイントでしょう。反発力によって体を持ち上げるように支えやすくなります。
シーツ表面に施されたウェーブ加工は、寝返りのサポートをする働きがあるそうです。スムーズな寝返りにより、体重が1カ所に集中するのを防ぎやすくする働きが期待できます。
その優れた体圧分散性は、体の大きな力士さえも支える程だそうです。
硬さが選べる「モットン 高反発マットレス」
モットン 高反発マットレスは、腰に負担がかかりにくいベストな硬さが人それぞれ違うことに着目し、ソフト・レギュラー・ハードという『3種類から選べる』仕様になっているそうです。
体重45kg以下ならソフトが、46~80kgならレギュラーが、81kg以上ならハードがおすすめでしょう。
自分にぴったりの硬さを選べるため、適した反発力で体がふんわり押し上げられるような寝心地だそうです。スムーズに寝返りがしやすい硬さで、負担がかかりにくいでしょう。
どんな体勢でも快適「トゥーベスト マットレス」
特殊な凹凸構造のマットレスは、体を支えるキューブの先端が程よく刺激になるため、血行を妨げにくい作りになっているようです。
そのため、どのような体勢でも、理想的な寝姿勢をキープしやすい構造を目指せるのではないでしょうか。
キューブには、体圧を分散する働きも期待できるそうです。体が沈みすぎて腰に負担がかかる、といったことを防ぎやすくなっています。
深い凹凸が特徴のキューブは、体圧分散をするだけでなく、通気性がいいのも特徴とされています。湿気を逃がしやすい構造で、いつでも快適に眠りやすくなっています。
安い価格で購入可能なマットレス
マットレスがどのようなものか試してみたいという人や、欲しいけれど予算は低めがいいという人もいるでしょう。そのような場合には、手頃な価格で購入できるマットレスが向いています。
安くても安心して使える、高品質のアイテムを紹介します。
体にしっかりフィット「ニトリ 圧縮ポケットコイルマットレス」
495個のポケットコイルで構成されているマットレスが、体にフィットして支えるアイテムだそうです。部位ごとの重さに合わせてポケットコイルが沈むため、負担がかかりにくいのが特徴といえます。
厚さ約20cmとボリューム満点のマットレスで体を支えるため、床付き感がなくゆったり眠りやすいでしょう。
程よい硬さが魅力「山善 マットレス」
ボンネルコイルスプリングを採用し、程よい硬さがあるタイプのマットレスです。面でしっかり体を支えるため、寝返りの回数が多めの人や、柔らかすぎる寝心地が苦手な人に向いているでしょう。
第三者機関が実施する強度試験にも合格しているとされていますので、手頃な価格ながらも、長く使えるでしょう。
マットレスを長持ちさせる方法
お気に入りのマットレスを、できるだけ長く使い続けたいと思いませんか?日々のお手入れや季節ごとのケアをすることで、快適に使える期間が長くなるといわれています。
パッドやカバーを使う
丸洗いができないことが多いマットレスは、汗や皮脂などで汚れても洗濯ができません。そこで、パッドやカバーをかけてマットレス本体に汚れがつかないように保護します。
汚れたとしても、パッドやカバーなら取りはずしてすぐに洗えるため、本体に汚れが残ることはないでしょう。ただし、汚れたパッドやカバーをそのまま使っていると、本体に汚れが染み込む可能性があります。
汚れが目立たなくても、定期的にパッドやカバーを交換しましょう。清潔に使い続けやすくなるというメリットもあります。
向きや裏表を変える
いつも同じ向きでマットレスを使っていると、同じ部分に負担がかかりやすくなってしまいます。すると、負担がかかりやすい部分だけへたり、快適な寝心地をキープできなくなることがあるのです。
気持ちよくマットレスを使い続けるには、3カ月ごとに向きや表裏を変える「ローテーション」を実施するとよいといわれています。
1カ所に負担がかかるのを防ぎ、購入時のような快適さが長く続きやすくなるのです。
ローテーション時には、天日干しをすると湿気対策にもなります。日当たりのいい場所への移動が難しければ、風通しのよい場所に立てかけておくだけでも、湿気を飛ばせるでしょう。
定期的にお手入れをする
毎日使うマットレスには、髪の毛や不要になってはがれ落ちた角質など、私たちから落ちた細かな汚れがたまっていることがあります。
そして、この汚れをそのままにしていると、餌を求めてダニがやってきたり、カビが生えやすくなったりすることが分かっているようです。
汚れややってきたダニは『掃除機や布団乾燥機』でお手入れしましょう。まずはシーツをはずし、掃除機をゆっくり動かしながらかけるのです。その後、風通しのいい場所で湿気を飛ばします。
特にダニ対策をするときには、ダニは熱に弱いという性質を利用しましょう。布団乾燥機で温風を送ることで退治できる可能性があります。
また、カビにはアルコール除菌スプレーでの掃除が向いています。
一緒に使いたいパッドとカバーを紹介
マットレスの汚れ防止に役立つパッドやカバーにも、形状や素材の違いにより、さまざまな種類があります。
特におすすめのアイテムを番外編として紹介するため、お気に入りのマットレスと合わせて使用しましょう。
優しい肌触り「東京 西川 SEVENDAYS 敷きパッド」
パイル生地とキルトにより、ふんわりした感触のパッドは、汚れ防止に役立つだけでなく気持ちいい寝心地にもつながるようです。
表面は綿100%のため、吸湿性に優れているという特徴もあります。睡眠中にかいた汗による水分を吸水するため、快適に眠りやすいそうです。
ネットを使用すれば洗濯機で洗えるため、清潔を保ちやすいでしょう。
さまざまなマットレスに対応「AYO ボックスシーツ」
ふちにぐるりとゴムが通してあるボックスシーツは、マットレスの種類を選ばず、さまざまなタイプに使用しやすいでしょう。
さらりとしたサテン織の生地でできているアイテムのため、オールシーズン使いやすいシーツといえます。
また、引っかけるだけでかんたんにかけられる点が魅力です。手間が最小限のため、小まめに取り替えていつも清潔なシーツを使いたいという人に向いているでしょう。
伸縮性抜群「無印良品 オーガニックコットン 三重ガーゼボックスシーツ」
ボックスシーツは、伸縮性と柔らかさが特徴です。肌触りがよいアイテムのため、頬ずりしたくなるような感触で、気持ちよく眠れるでしょう。
オーガニックコットンを100%使用しているため、ナチュラルな風合いを楽しみたい、という人にも向いているはずです。
まとめ
さまざまなマットレスの中からおすすめアイテムを紹介しましたが、使ってみたいものは見つかったでしょうか?
寝心地はもちろん、寝室のサイズや使い方も考慮することで、ぴったりのアイテム選びをしやすくなるはずです。
コイルの種類や有無を始め、各メーカーから特徴あるアイテムが展開されています。あなたの体形や悩みに合うマットレスが、きっと見つかるでしょう。